1947-12-10 第2回国会 参議院 電気委員会 第1号
而も鉱工業の生産指数は、先程申上げましたように、戰前の二五乃至三〇%の過ぎない。何故こういうふうに鉱工業生産が激減しておるにも拘わらず、電力の需要が依然として戰前と同量を占めておるか。その理由を1、2、3、4と挙げております。 第一が石炭の不足のために、生産の方式を、石炭による製法、例えば硫安の水性ガス法熔鉱炉等から、電氣による電解法と電氣炉法、そういうものへ轉換した。
而も鉱工業の生産指数は、先程申上げましたように、戰前の二五乃至三〇%の過ぎない。何故こういうふうに鉱工業生産が激減しておるにも拘わらず、電力の需要が依然として戰前と同量を占めておるか。その理由を1、2、3、4と挙げております。 第一が石炭の不足のために、生産の方式を、石炭による製法、例えば硫安の水性ガス法熔鉱炉等から、電氣による電解法と電氣炉法、そういうものへ轉換した。
鉱工業の生産指数が戰前の三〇%に落ち、労働效率も三分の一に落ち、國土が全面的に荒廃しておりますときに、もし國際的事情その他によりまして、二千四百カロリーというものがどうしてもとれない、それを割つた窮乏生活を忍ばなければならないといたしますならば、日本の労働者が眞に奮起しますならば、その耐乏生活にも甘んじて、祖國の経済再建のために協力することを、私は確信して疑わないものであります。
それから卸賣物價指数、それと生産指数を乘じたもの、これは成るべく最近の数字についてお願いしたいのです。