1947-10-15 第1回国会 衆議院 本会議 第46号
四、本法施行の適正円滑化をはかるため政府は國会の委員会と密接なる連絡を図ること。 これが委員会における附帶決議でありまして、この附帶決議に対する齋藤國務大臣の答弁は、いずれも政府はこの点に関して了承をいたしております。
四、本法施行の適正円滑化をはかるため政府は國会の委員会と密接なる連絡を図ること。 これが委員会における附帶決議でありまして、この附帶決議に対する齋藤國務大臣の答弁は、いずれも政府はこの点に関して了承をいたしております。
それから第二の問題でございますが、國家管理制度によつて資材の供給は増大又は円滑化するかという御質問であろうと思いまするが、これは我が國の産業経済が、資材不足のために現在縮少再生産の非常に切迫した事態に追い込まれておるということは、これは言うまでもないのでございまして、これが打開のために、基礎資材である石炭の緊急増産を企てまして、すでに乏しい資材の中から、他の産業部門及び國民生活への配分を或る程度犠牲
これらに対しまして今直ぐというわけには行かないでしようが、できるだけ最近の機会におきまして、さような農林金融の將來の円滑化を図るために、何らかの実態的な制限を加えることができるかどうか、或いは別に單行法で以て何らかの統制をとるような御用意があるかどうか。その点を一点お伺いしたいと思うのであります。
右に関連し、抑留者と留守家族間の文通の円滑化等に関し質疑應答が行われましたが、それらの詳細につきましては会議録に讓りたいと存じます。 かくして、外務委員会といたしましては、この請願の趣旨を達成するため政府当局の今後の一層の努力を要望するとともに、今般成立せる海外同胞引揚に関する特別委員会に連絡協力し最善を盡すこととして、本請願を採択すべしと議決いたしたのであります。
政府におかれましては、食糧危機突破のために、前項のようないろいろの政策を掲げておられますが、要するに解決の根本は、増産と供出の円滑化、輸入食糧の確保、この三つの点に盡きると思います。時間の関係上多く語れないので、供出の点だけを述べてみたいと思います。 供出の完遂されぬことは、現在の制度及びその運営に重大なる欠陷があるためであることは、政府御自身よくわかついていることと思います。
しかし生産農家からの供出の円滑化が、絶対に必要なことであると思うのであります。この点に対し、政府は、これまたさまざまな手段を講じ、苦心をしておられるようでありますが、私は、生産農家をして供出を全うせしめるためには、何といつても生産農家の意見を尊重し、農家をして権力に畏怖せしめるようなことなく、心からの納得による協力をなさしめねばならぬと思うのであります。
協同組合化への方向ずけ、また金融円滑化への途を講ずる等は、もちろんでありますが、さらに大きな問題は、わが傾斜生産方式の一部修正であります。すなわち石炭、鉄、肥料等の重要基礎産業のいわゆる傾斜生産の陰には、犠牲産業があります。その犠牲産業の中に、特に中小工業が存在することを忘れてはなりません。