1947-07-28 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
しかも地方財政逼迫の状況は、皆様のご承知の通りでありまして、地方自治団体におきましては、つとに財政上の必要よりこれら疾病予防に関しましての国庫補助率の大巾引き上げを強く要望いたしておるのでありまして、現在のごとき低率の国庫補助をもつてしては、十分なる疾病の予防は期待しがたい状況にございます。
しかも地方財政逼迫の状況は、皆様のご承知の通りでありまして、地方自治団体におきましては、つとに財政上の必要よりこれら疾病予防に関しましての国庫補助率の大巾引き上げを強く要望いたしておるのでありまして、現在のごとき低率の国庫補助をもつてしては、十分なる疾病の予防は期待しがたい状況にございます。
近來經濟界の逼迫に鑑みまして、狡智の徒が實在しない物資あるいは他人の物資をたねにして賣買の豫約をいたしまして、手附金詐欺のような事犯が頻發いたしておりますことはまことに遺憾とするところであります。また詐欺事件にはほとんど常に社會の名士または官憲、はなはだしきは閣僚というような人の名が利用されることは常則でありまして、そうでなければ詐欺をうまく行うことができないからであります。
申すまでもなく國家財政は著しく逼迫をいたしておるのでございまするが、わが國のこの危局を克服し、この難局を乗り切つていきます上においては、どうしても國家財政の上において健全財政を堅持していかなければならぬということはおそらく異論のないところであります。
第一に酒類は米、麥、甘藷等の主要食糧を原料とするものでありますが、食糧事情が非常に逼迫しておりまする際、これらの貴重なる主要食糧を原料といたしまして製造した酒類については、政府の責任において酒類の配給を統制いたしまして、適正かつ有效ならしめるための機關を設けることが必要である。かように考えるのであります。
○井谷委員 前會でも承つたのでありますが、省營バスで民業を逼迫しないようにということから、省營バスは、現在運行しておる運營路線には、御遠慮になるというふうに察せられたのであります。この省營バスは先ほどお話のように、國有鐵道の代用か、もう一つは國有鐵道の補助と申しますか、次は國有鐵道でなくてはできない地區、大體この三つのように承つておるのであります。
資材が不足になり、あるいは漁業勞働力が非常に逼迫し、出漁の海域が狹まつて、一方魚價がマル公でもつて釘づけにされる。從つて漁業生産者が採算割れを生じますと、これらの資本漁業會社は軍需産業その他に轉換をするという傾向は確かにあつたのであります。
從つてこういう面からいきまする地方財政の逼迫、これはどこの府縣、どこの市町村を通じましても、ほとんど手をあげかけておると申しましても過言ではないのであります。現に私の存じておるある公共團體等におきましては、もう俸給の支拂にすらこと欠いておるような實情が、二、三出てまいつておるのであります。
その必要性はこの食糧事情の逼迫した状態が当分継続するものと考えまするので、來年の四月に直ちに解消するということは余り望み得ないというふうに考えております。
われわれ議員の身近かに、食糧の逼迫を告げておることがあればこそ、われわれは議会を休めないのであります。(「ヒヤヒヤ」拍手)われわれが、田舎に帰つて米をもつて來なければ生活に困るという現状だから、議会は休んじやいかぬというのであります。
現在のやうに金融が非常に逼迫しておる漁村では、金を借りることができないために、簡單に金を借りられる方向に向つていくことは必然です。そうした場合に出荷機關は、昔行われたような、これまで禁止せられておつたような問題行為というものを發動して、搾取行為に出るおそれがある。こういうものに對する防止策があるのかどうか。
最近特に燃料、タイヤの關係におきまして、輸送がその面から逼迫を告げているような状態に立ち至つております。この點につきまして強力な對策を講じてまいらなければならないと存じまして、關係の向きと打合わせてやつております。なおこの逼迫した情勢は當分の間續くものと考えております。從いまして統合いたしましたこの貨物自動車の經營の形態は、原則といたしまして當分の間維持してまいりたいと考えております。
第一は、酒類は米、麦、甘藷等の主要食糧を原料とするものでありまするが、食糧事情が非常に逼迫しております際に、これらの貴重な主要食糧を原料として製造した酒類については、政府の責任において酒類の配給を統制し、適正且つ有効なるものたらしめるための機関を設けることが必要だと考えるのであります。
私たち先般平野農林大臣より、審さに現在の食糧事情の逼迫しておる事情を拜聽いたしました。その熱心なる御説明に対しましては、我々一同誠に感銘いたした次第でありますが、先般の二合五勺の配給が三つもの大きな假定の上にできておつたということを、寡聞なる私は今更のごとく承知するに至りまして、全く唖然たらざるを得なかつたのであります。
併しながら現在極度に食糧が逼迫し、又國際的関係を顧慮いたしまして、どうしても統制が止むを得ないといたしまするならば、政府は須らくその理由と、統制の限界と、統制の方法を國民の前に明示いたしまして、國民の納得の上でこれを行なつて戴きたいのであります。