1947-09-27 第1回国会 参議院 商業委員会 第8号
外國貿易に大部分の原材料を依存するという日本の経済の建て方が、その外國貿易自身をはつきり予想することが今日は困難で、而もそれは、何も外國貿易に限つたことではありませんが、電力とか、石炭とか、或いは鉄道とか、殊に今日のこの風水害のようなアクシデントまで手傳いまして、一應仮りに立てた計画といつても、ほんの机上プランに終つてしまつて、直ちにそれが大変革を生ずるというようなことになると、いかに計画を立てたとか
外國貿易に大部分の原材料を依存するという日本の経済の建て方が、その外國貿易自身をはつきり予想することが今日は困難で、而もそれは、何も外國貿易に限つたことではありませんが、電力とか、石炭とか、或いは鉄道とか、殊に今日のこの風水害のようなアクシデントまで手傳いまして、一應仮りに立てた計画といつても、ほんの机上プランに終つてしまつて、直ちにそれが大変革を生ずるというようなことになると、いかに計画を立てたとか
戰爭前終戰後を通じまして、國内の機構の変革が非常に甚だしいのでありますが、殊に商工省関係の機構に至りましては誠に目まぐるしい変り方でありまして、我々業者におきましては商工省は機構いじりが大変好きなんじやないかというふうに言われて参つておるのであります。
これは一應了解できるのでありますが、併しながらそれが行過ぎておるような、囚われた観念に陷つていやしないかというようなことが非常に危惧されるのでありまして、斎藤國務相よく御承知でありますように、今日は日本の政治的な変革期であります。
なお、新憲法実施のために、地方制度が変革せられまして、そのために非常に地方と中央との連絡その他に不便な点はなかつたか、こういうお尋ねでありまするが、これは、まことにどうもごもつともなお尋ねのように思います。
公侯伯子男の五爵がなくなつて四民中等になり、農地制度が実施せられまして地主が消滅し、財閥が解体し、挙げ來れば実に廣い範囲に亘つて深く改革せられまして、めまぐるしい程の変革であります。
我々はこの新憲法施行に伴う國会並びに政府の機構の大変革の時に一大改革をなすことが最も必要なりと思う。推古天皇の朝、本邦の聖人と言われた聖徳太子は憲法十七條を制定して政治の方針を示された。即ち施政の方針である。それには各章典に官吏たる者、人民たる者の心得を示された。これが日本政体の特色である。
特許権等のいわゆる工業所有権法は大正十年の制定以來、その特許料或いは登録料或いは罰金等につきましては、殆ど改正を見ていないのでありまして、現在の経済上の大きなる変革、なかんずく物價の趨勢から勘案いたしまして、甚だ不合理なものが生ずるのでありまして、この機会にこれを適当に改正せんとするのが本法律案の狙いでございます。
また警察官の教養問題につきましては、從來大いに努力いたしておりましたが、今やわが國の國民生活及び世態人情一切に向かつて変革を生ずべき時期に到達しておる次第で、警察官についても大いに素質の改善をはからねばならぬと思いますから、今後はさらにこの方面に創意工夫を重ねまして、國民の期待に副い得るようにいたしたいと考えておる次第であります。これをもつてお答えといたします。(拍手)
この府縣区域の問題は、從來よりたびたび論ぜられた問題でありまして、今新しくこれが再檢討されるというわけのものではありませんけれども、その地方制度が非常に強く自主的に変革されました今日、新しいまなこをもつてこの府縣区域を考えてみなければならないと思います。 今の府縣区域は、御承知の通り明治四年廃藩置縣の際定められたまま、七十有余年の間そのまま据え置かれておるのであります。
に比較して安いということでは、熱意を以て枕木を作る者が減少するということを虞れまして、一般材と餘り權衡の取れない價格決定は困るということで、農林當局その他ともしばしば折衝いたし、物價廳とも折衝いたしておりまして、最近兩度の枕木に關する價格の値上りがございまして、今囘の値上り價格では、ほぼ一般材とやや權衡の取れた價格に相成りまして、又戰時中いろいろな事情から、枕木の配給に關する統制機構その他も種々な変革
(拍手) この機会に私が特に強調いたしたいことは、この感謝と懇請は、單に外交辞令的なものではなく、怨みに怨みを以て報いざるという大精神を以て、連合國がすでに五百五十余万の同胞を、絶大なる精力を費されて送還されたことに対する感謝の情は、実に私どもの世界観をも変革せしめる底のものであり、又未帰還同胞本年中に帰して頂きたいという懇請は、こればかりは何としても叶えて頂きたいという切実なる懇請であるということであります
併しながら我が民族の特性といたしまして、急激な変革を好まない等の関係も考慮し、除々に着実に実行して行くことを望んで止まないのでございます。
結核療養所において有料無料というものの金額はどうするかということは、先程の保健所の問題と同じように治療上の関係は別といたしまして、殆どは無料であつたのでありまするから、而も今までの、國立療養所になりましてからも大体無料でありましたようなために、現在たとえ五〇%有料に予算上においてなさるにしても、これは相当大きな変革ではないかと思うのであります。
独占資本の解体、独占企業の禁止、或いは農地制度の改革、これらの一連が既に日本の産業の全貌を根本的に変革すべきところの外形が備わつておるのであつて、今や我々國民は、この外形にみずからの力を以て民主主義生活の内容を注ぎ込まなければならん。異常な努力をしなければならないときであると私は考えておるのであります。
けれども、これらの農業團体は、農業協同組合法案の実施を控えて、機構の変革に伴う動揺が一部にあるのであります。かかる運動を担当するに、組織力においても、政治力においても、実践力を有するや否や、すこぶる疑わしいのであります。中央の指令一本で下部組織まで浸透する有機的な活動内容の整備なくしては、末端組織の奮起活動は期し得られないのであります。
○中原委員 まず醫療制度の問題でございますが、由来醫療制度はあくまでその公共性のために、醫療制度そのものを大きく変革する必要があるという議論はもはやその歴史が長いと思う。從来また現在のように、ある程度まで公の機關もできているようでありますが、その公の診療機關にいたしましても、まだはなはだ不十分な点が多々あるのであります。
これは一面高級料理店等に対しましての措置としてはやむないことでありましようが、この問題はさておきまして、現在議会の会期中に、多くの失業者を伴うごとき、かかる大変革をひき起すような措置を、ポツダム勅令――今日は政令、これによつて議会会期中出されるといふことは、一体いかなる御所論であるか。(拍手) 反動内閣と言われて非難された吉田内閣でさえ、金融非常措置令のごとき、実はポツダム勅令によりたかつた。
敗戰後、日本の政治的の変革が行われたことは、御存じの通りでありまして、民主的、平和的な文化國家を目標といたすことになつたことは、先ほど申した通りであります。これをわれわれは中外に声明いたしまして、さらに新しい憲法は、これをわが國の根本の國是といたす、この精神をもつて、新しい教育の方針といたしたのであります。
國体は変革されておるのであります。時は民主主義の時代であります。去る四月行われました選挙は民主選挙であります。民主選挙は民主政治に通ずるのでありまして、その民主政治の運行は民主議会において行われるのであります。この民主政治の運行をこの議会において、うまくやるかやらないかということが、民主主義体制の確立のできるかできないかということになるのであります。