1948-06-10 第2回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
その場合にお説のように、医学教育の中に現在藥專でやつておるような調剤関係の学科を加えて、さらに現在の時間を殖やしていくことができるかどうかという点につきましては、医学につきましては現在の時間でもすでに相当時間が過多になつておるます関係上、どの程度までそれを入れることができるかについて、現在專門家をわずらわして十分に研究いたしませんと、ただいま正しく御返答申し上げることができないかと思いますが、その点
その場合にお説のように、医学教育の中に現在藥專でやつておるような調剤関係の学科を加えて、さらに現在の時間を殖やしていくことができるかどうかという点につきましては、医学につきましては現在の時間でもすでに相当時間が過多になつておるます関係上、どの程度までそれを入れることができるかについて、現在專門家をわずらわして十分に研究いたしませんと、ただいま正しく御返答申し上げることができないかと思いますが、その点
現在いろいろ議論になつておりますところの医藥分業の件につきまして、もしも医学教育におきまして、藥学あるいは藥学專門学校の課程の一部分を教育いたしますならば、優にこれらの実力を養うことができると思うのでございます。
それから先ほど申しましたように、二十二年度におきまして医学教育は、四年制度が一年延長せられまして五年になりました。その五年になりましたときには、さらにこの時間が殖えるわけであります。
この社会保險と申しますものは、御承知のごとく、國家保障の精神から申しましても、今後ますます拡充していかなければならないものであり、医事方面においても、これが絶対的な協力をすべきであるということを私どもは信じておるのでございますが、未だ大学、専門学校等の医学教育機関におきましては、この社会保險に関するところの講座が全然設けられておらないのであります。
ところがこの指令を出しますために、総司令部でいろいろ審議をしておりましたようでございまするが、その途中で、我が國の医学教育のために是非とも必要な解剖用の死体が非常に少くて因つておる。
成る程お話のように、交通事情等を考えますときには、四十八時間という時間は短か過ぎるのではないかということも考えられるのでございますけれども、一方におきまして、お手許に御配付してあります資料でも御覧を頂けますように、今医学教育機関におきましては、どこにおきましても、非常に死体入手に困難を感じて、そのことは取りも直さず医学教育に非常な支障を來しておるという実情でございまして、成るべく早く死体を欲しいという
ここで学術、医学教育上の必要と申しますのは、その部分も勿論ございますが、それ以上にいわゆる系統解剖学、解剖学を学習いたします。学生がその実際の体の構造を死体について一々学習いたすための死体でございまして、從つてこれは全く新鮮でありませんでも、十分防腐が加えてあり、保存してありますれば、今の系統解剖の役には立つわけでございます。
それから第四ではございますが、從來我が國の医学教育におきましては、御承知の通り公衆衞生方面におきましての教育というものは、比較的等閑視された傾きがございます。
御指摘になりましたように我が國の医学教育制度は、從來公衆衞生というものを主眼視した嫌いがあるのであります。併しながら御存じのように、この度医学教育というものは大いに刷新せられることになり、又現に本年度の卒業生におきましても、保健所におきまして公衆衞生の実地訓練を二ケ月間に亙つて受けております。又國家試驗におきましても、公衆衞生の試驗を受けておるのであります。
これらの保健所におきましては、以上申上げましたよう業務を以上申上げましたような方針に從つて運営いたしておるのでありますが、尚その他に公衆衞生の実施修練、今度医学教育の制度が変りまして、医育機関の卒業者は國家試驗を受驗いたしまするために、必要な公衆衞生の実施修練をやらなければならんのでありますが、それは保健所においてこれを行なつておる。保健婦に対する臨地訓練も同様保健所で行なつておるのであります。