1947-10-14 第1回国会 衆議院 本会議 第45号
すなわち、無血革命と呼ばれつつある今日の段階を考えるならば、われわれは一方に民主革命を実践しつつ、他方に社会革命を推進しているという、世界史上かつてなかつた複雜なコースをたどつているのであります。 かく考えまするときに、一つには、独占を解体して経済外的な支配を脱却した完全競爭を確保し、もう一度新たなる資本蓄積から出直したいとする行き方があるでありましよう。
すなわち、無血革命と呼ばれつつある今日の段階を考えるならば、われわれは一方に民主革命を実践しつつ、他方に社会革命を推進しているという、世界史上かつてなかつた複雜なコースをたどつているのであります。 かく考えまするときに、一つには、独占を解体して経済外的な支配を脱却した完全競爭を確保し、もう一度新たなる資本蓄積から出直したいとする行き方があるでありましよう。
本経済力集中排除法案は、その第一條におきまして、平和にしてかつ民主的な國家を建設するといい、また憲法第九條に明記されておりまする、日本は永久に戰爭を放棄するという規定の具体化、実践化の第一であるという見地から、原則に賛成いたす次第でございます。しかしながら、御承知のように日本の現在の経済は、敗戰とインフレによりまして、その根底が破壞されておるのでございます。
○説明員(安孫子藤吉君) この薪炭需給の計画と実践の食い違いについて、原因は何であるかというお尋ねでございます。計画通りに実績がなかなか挙つて参りません主なる原因は、一つはやはり食糧の問題でございます。又その外原木手当の問題であります。
それから受驗の資格要件は学歴等を標準とすることでなく、すべての國民は平等に試驗を受け得るようなことに、今の四十四條を削つて、そういうふうに改めるというようなこと、それから試驗の内容については職務遂行の能力制定と共に、勤労の実践に重点が置かれてなされるというようなこと、これはまだ沢山ございますが、余り長くなりますから、まだ後に労組から來ておられる土橋さんや何かがおられますから、この補足的なことをやつて
それから廣告の問題をお話申上げるようにここに書いてございますが、廣告につきましても、只今の新聞倫理綱領というものがそのまま実践されなければならない。現在新聞を見ますると相当いかがわしい廣告がございます。これにつきましては私の方に各社の廣告部長から組織されておりますところの、廣告委員会というものがございまして、その委員会でしよつちゆうこの問題を檢討しております。
わないのだが、これを取上げて解決の方法と言いましても、なかなか事容易なもんではないと思うので、参議院自体として反省をしてみて、恥しくない態度で調査團が歩いてくれたというのであれば、この点は或る程度心配は少くなつたわけですが、そうであるならば、今後においての調査團の行動はあくまでも親切に、その調査の目的とするところの対象物に迷惑を掛けないようにして、議員のプライドを十分に持つて歩つて貰うことを、御同様が今後実践
○木下盛雄君 今の佐々木君の御意見御尤もだと思うのですが、そうまでしなくても、決議の中にこれの実践方法として特別委員会というものを設置する。それで今の決議を実践するということを今起草しておる案文の中へ書き込んでしまえば、一遍にそこに行つてしまうと思うのであります。決議の実践の方法として特別委員会を作つて、そうして実践するということを決議したら簡單に行くと思うのであります。
地方行政の面におきましては、すでに知事、市長などの公選制度、身分の切替等一連の改革より第二次地方制度の改正即ち地方自治法の実施が行われ、我が國民主化は著しい速度で行われておるのでありまして、我々はこれが運用実践に習熟することを肝腎と考えるのでありますが、尚若干の解決を要すべき問題が残されているのであります。
その実践所が兒童院であり、その一面を兼ねておるものが兒童院の研究所であるということになると思いますが、そういうようなものをやはり中心にして欲しいというような声もございますようでございます。大体戰災前の社会事業とこの終戰後の社会事業とはそう変りはないという草葉委員の御報告なのでありますが、ただ今のところは終戰のために、戰災のために、引揚げのためにそういう浮浪兒と孤兒が多い。
二、新憲法の制定によつて、平和國家建設の根本法だけはでき上りましたが、その真精神を発揮して、これを実践することは、なかなか容易なことではありません。
これに対する連合國各位の計画並びにその実践に対する御盡瘁の程は、これ言語に絶するものがございます。私みずから昨年の六月の末に動乱の地から祖國に帰りました。あの大滿州の動脈とも言うべきその鉄道の秩序が保全せられた場合においてはともかくとして、何時その動脈たる鉄道が破壞せられるか分らない。
特にこの点につきまして、先般來労働組合の諸君が今回の増産運動に対しまして、率先準備にかかり実践いたしてくれましたことが、今回の成果を挙げました最大の原因であるということを聞くにつけまして、誠に喜びに堪えず、且つ感謝いたす次第でございます。
政府は各種の保險制度、労働者の保護に関する施策を行わんとしておりますが、今までのような官僚独善的なペーパープランでは、この重大問題は解決できないのでありまして、勤労者多年の要望でありました労働省が生れ、労働運動の実践者をもつて任ずる米窪國務大臣が、初代の労働大臣としてこの重責を担つて立つておられます。
ありました通り、二千八百三十五万五千円という極めて貧弱そのものの予算を以て、大臣は七千何百万の國民保健の完璧を期するということを言はれたのでありますが、これは非常に低い予算でありまして、何かのお間違いではないかと思うぐらいの予算であると思つておりますが、どうか我々議員がこの予算をもつと五倍十倍にすることに賛成をいたしますから遠慮なく、厚生大臣閣下として、大予算を編成して貰つて完璧を期するということを実践
而かも医学を実践するということにつきましてはこれ等の施設が不可欠のものでありますから、十分に内容充実に努力をいたしまして、又それの配置につきましては既設の機関のある内等は避けるというようなことで、重点的にやつて行くということにつきましては、十分に御趣旨に副うように努力をいたしたいと考えております。
実践者は保健婦である。而も若い人たちで結婚という問題を持つておる人達である。手当が少ない。先程も六百カロリーくらいのところでやつておつて俸給も少ないという井上さんのお話がありましたのですがそれも事実です。
そういうような人達をできるだけ沢山置いて、結局予防生活、予防指導の一番尖端に立つ実践者が保健婦さんだと思うのでございますが、そういう人が今までの保健所ですと、ここで御発表のように六百五箇所保健所があるようでございますが、とにかく日本には足りない、今度沢山お殖やしになると思うのでございますが、その保健所が周囲の村及び町の人々の生活に結び付く、どう生活に入り込むかということが非常に大事なことで、今迄保健所
かかる運動を担当するに、組織力においても、政治力においても、実践力を有するや否や、すこぶる疑わしいのであります。中央の指令一本で下部組織まで浸透する有機的な活動内容の整備なくしては、末端組織の奮起活動は期し得られないのであります。もしそれ、これらの團体が会議々々で日を送るようなことがあつたならば、寸刻の猶余も与えられない食糧危機は、容赦なく國民を飢えに導く結果となりやすいのであります。
当時の速記録を見まするならば、これに分明いたすことでございまするが、私どもは、戰時中の統計がいかに――はつきり申し上げますると、はなはだしく不正確である、言いかえますると、でたらめである、こういうことを知つておるわけでありまするが、今日われわれ日本の実相を把握する意味におきましてこの統計をいかに正しく把握するかということにつきまして、政府当局はいかなる御計画をもつておられるか、また実践されつつあるかということを
従つて毎年作付反別、作柄予想、実収穫、生産價格、供出價格及び肥料、農必物資の價格並びに配給の問題から、或は還元配給問題など、論議紛糾は絶え間なく起りまして、今や到底本法だけの独自の組織と力だけでは、その供出割当の権威ある実践を遂行いたします上に、余程の難澁且つ矛盾を来しつつあるのでありますが、農林大臣並びに和田國務大臣は、この継ぎ足しだらけの笊のやうに漏り易い食糧管理法に対し、至急改正の御意思がありますかどうかをお
この言葉に徴しても、日本民主化が、國民の日常生活面に実証されるに至れば、あるいは講和会議後において、移民法の改正が現実に実践せられ、日本國民の勤勉性が海外に用いられる日が來るであろうことが予想されるのであります。 芦田外相の言が、もし日本國民の潜在意識であるというように誤解されることがあれば、將來の日本のために、きわめて不利であると思うのであります。
私は、昨日の演説で首相が述べられたところの政治理想が單なる作文に終らず、今後の政治生活において着々鮮明に実践せられんことを、強く首相に望むものであります。(拍手) この点、さらに首相の信念を伺いたいと思うのであります。 次に私は、少しく教育の問題に触れてみたいと思います。日本の教育は、久しきにわたつて極端なる國家主義、軍國主義というものを偶像としてまいりました。
併しこの困難な仕事をなし遂げ得るかどうかということは、全く國民がこれを十分に理解して、單なる批判者としてではなしに、みづから実践者として政府と共にこれをやるのだという氣魄で立ち上つて下さるかどうかによつて、私は決まると信じております。どうかかような意味におきまして、皆様方及び國民諸君が一丸となつて、政府と共に進んで下さりまするならば、なによりの幸いと存ずる次第であります。(拍手)
第五に、緊急経済対策のみならず、一般政策をも必ず実践に移しまして、一つ一つを、生ける実行策としなければならぬことと考えておるのであります。しかして、その第一段の実行の局に当る者は、政府であり、役人であります。第二段においては、國民大衆諸君も強く起ち上つて、その実行に当られんことを希望するものであります。