1980-02-13 第91回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
それを前提にしまして、次にサービス業でありますけれども、確かに日本は保健所機能が弱い。ですから、医療は全部事後治療でありまして、事前の疫学的な予防というのは非常に弱いわけであります、あるいは危険なものに対するチェック機能が非常に弱い。そういう意味で、公的部門でもっと雇用をふやすべき分野というのはいっぱいあります。
それを前提にしまして、次にサービス業でありますけれども、確かに日本は保健所機能が弱い。ですから、医療は全部事後治療でありまして、事前の疫学的な予防というのは非常に弱いわけであります、あるいは危険なものに対するチェック機能が非常に弱い。そういう意味で、公的部門でもっと雇用をふやすべき分野というのはいっぱいあります。
○政府委員(滝沢正君) ただいま環境衛生局長より公害に関連のある保健所機能についてお話がございましたが、先生お尋ねの保健所全般の強化策と申しますか、時代の要請にどう対応していくかということにつきましては、先ほど環境衛生局長からお答えしましたように、保健所問題懇談会を開いて討議をいたしますので、先にわれわれのほうからその事務的に考えております問題を明らかにすることは、具体的には多少問題がございますけれども
○石本茂君 いま申しておられますように、地域住民がそれを要請しているのでございますから、本年度はもうしかたがありませんが、ぜひ来年度予算等におかれましては、もちろん、自治体との関連もございますけれども、抜本的に保健所機能の拡充強化ということをお考えいただきたいことを、この際お願いしておきたいと思います。
そこで、今後いろいろと保健所活動の強化あるいは内容の充実等につきまして、厚生省においてもさらに格段の御努力を願わなければならぬと思うのでございますが、その際、今日の日本国民の健康管理の完璧を期していくためには、今の保健所機能なり機構というものをどの程度に引き上ぐべきかという一つの目標なり指標というものも、私は示していただかなければならぬのではなかろうかと思う。
○政府委員(尾村偉久君) これは一昨年保健所機能別によりまして四型に画期的な分類の仕方をしたわけです。農村型と都市型と、あの新しい新定員によりますと、医師が歯科医師を入れまして二千名でございますが、これは充足率は約五〇%でございます。専任でかかえなければいけないという数からいいますと約五〇%、それから保健婦が約六〇%、八千名かかえるべきところが今五千名ということでございます。
県当局においては、明年度は一般住民の健康診断受診率を五〇%以上を目標とし、広報活動の強化、在宅結核患者家族の検診強化、保健所機能の拡充強化、特に医師、エキス線技師の要員確保の施策を講ぜんとしておるのであります。
政府に対しまして、今後保健婦の増加は勿論医師その他職員の確保並びに従事職員に対しまして、結核対策に即応するように技術の再教育訓練に努め、保健所機能の強化を図り、本法案実施の万全を期するよう要望するものであります。
よつて政府は、療養所等收容施設の整備拡充、自宅療養者に対する医療と保護の徹底並びに保健所機能の強化と予防接種の普及等、一切の結核予防施策の急速な実現に全力を傾倒すべきである。 これがためには、結核予防法の根本的改正を要することは勿論、近く確立される社会保障制度は、特に結核予防事業の遂行に必要な方途の講ぜられたものでなければならない。 右決議する。 以上が決議案文でございます。
これを外國の例の見ましても、アメリカにおいても當初は保健の指導ということをもつて絡始いたしたのでありまするが、しかしながら特に結核と性病及び齒科疾患に對する治療、しかもこれは保健所機能に鑑みきわめて限局せられたものでありますが、それを行うことによつて、保健所本來の使命とする保健指導業務が格段の躍進を遂げたという事實があるのであります。