1949-03-30 第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
○稻垣國務大臣 先ほど川島委員から為替レート設定の時期、内容並びにこれがわが國産業経済に及ぼす影響についての御質問がありましたそうであります。これに対してお答えを申し上げます。 レートの問題、その金額あるいは時期等につきましては、ただいま政府といたしましては、これをいつだというように遺憾ながらはつきりお答え申すことができないのであります。
○稻垣國務大臣 先ほど川島委員から為替レート設定の時期、内容並びにこれがわが國産業経済に及ぼす影響についての御質問がありましたそうであります。これに対してお答えを申し上げます。 レートの問題、その金額あるいは時期等につきましては、ただいま政府といたしましては、これをいつだというように遺憾ながらはつきりお答え申すことができないのであります。
きまつておるならばそれを報告してもらいたいということと、それからレート設定後における輸出入に対する調整の関係、輸入品に対してどういう調整をするか、輸出品に対してはどういう調整をするか、輸出入ともに調整がなくてレート一本で進んで行くのかということであります。
為替レート設定にあたつては、このゆがみを一挙にため直そうとすると、産業経済に打撃を與えますので、段階的な方法をとられることを予想されるのでありますが、しかしいつまでもこのような経済状態を続けるわけに行かない。なべく短時日の間に経済の正常化が必要になつて來る。その経済施策の焦点というものが、まず通貨價値の安定、價格の調整機能の回復、これにより経済の正常化をはかるというところに置かれる。
それで仮にそれだけの経営費が膨脹した場合に、漁獲が從來と同じだとすれば、一体魚價をどの程度に上げなきやならんかということを仮定して見ますると、やはり魚價もつまり以前と同じだけ、爲替レート設定後も同じというような前提の下に考えますると、これも一割乃至三割、つまり経営費の膨脹と大体同じような率です。
それから爲替レート設定に伴つて、資金のやり繰り等について、國会に協賛を求めなくてはならんというようなことが起きるかも知れない。こういうような事柄が起きました場合は、國会の御審議を願うということは、これは当然のことと心得ております。
次に單一レート設定により生じまするところの貿易資金の黒字は、生産水準の向上、企業の合理化の完了に至るまでの暫定措置といたしまして、爲替レートの設定に伴う國内物價及び輸出貿易の影響を緩和するためこれを財源といたしまして、次の措置を講ずるも、能う限りその額を節減いたしまして、経済の復興を目途とする使途に振り向けること。
これに対しましてどうしてもこういつた業態はやはり爲替レート設定以前において相当準備をして頂かなければならないのではないか、特にそういつた点の努力が事前に相当要求せられる、他のところよりは特にこういう産業の努力というものが必要であるという見地、いわゆる標準レートといいますか一本レートの採用に影響を及ぼします。大体最高四百五十円に切つて二月一日から実施いたしたわけであります。
從つて國際経済との関連なしに生活して行けないのでありますが、今回それが單一爲替レート設定という問題を通じて海外と接触することになるのであります。久しく海外から遮断されて、いわゆる封鎖経済の下にあつた日本としては、実に重大な問題であります。そこで貿易振興方策に関する調査を実施する第一着として本問題を採上げることにしたのであります。
○委員長(小畑哲夫君) 只今栗山委員の御発言で、第一点の爲替レート設定に関する関係当局の一應意見を聞いたらどうだ、出張までにその機会を作つてはどうか、こういうお話でございますが、この点如何でございましよう。
民自党は、すでに七月に十原則が出た当時、これに対処するために、七月十九日に、為替単一レート設定を目途とする総合施策をしなければすべての経済の安定できないという立場において、物價、賃金、企業合理化、その他に対する総合施策を発表いたしております。今後われわれは、これを着実に実行して行くつもりでありますから、御安心を願いたいと思います。
第九番目が單一為替レート設定に関する緊急質問。第十番目が衆議院解散に関する内閣の権限についての緊急質問。以上を本日の日程に上せることに御異議はありませんか。
次に板野君の第二点の御質問は 爲替レート設定の見通しと、若し一本建に決まつた場合に、どんな國内産業が影響を受けるかという御質問であつたと存ずるのでありますが、爲替レートをいつ如何なる割合で設定するかということは、各方面で重大なる関心を持つておるのでございまするが、今何人もこれを申上げることはできないと思います。各方面において着々基礎的のいろいろな準備をいたしておることと御了承願いたいのであります。
して、繭及び生糸の生産確保のため各種の施策を講じて來たので、蚕糸業者も生産上の惡條件を克服して蚕繭及生糸の生産確保に努め、政府の計画に副ひ來りたるところであつて、本年一月以來生糸の輸出は好轉し、他面食糧事情の緩和は繭の増産に影響をもたらし、本年の産繭は政府の樹立した生産計画を突破するの実情にあり、また生糸の生産も好調を続け、蚕糸業も復興の緒につかんとする時に際し、日本経済の確立をはかるため対米為替レート設定
從いましてただいまの観点からいたしますならば、まず第一に為替の一本レート設定というような問題がある。まだそこまでの段階には実は多少練れておらぬのであります。
(「片山内閣はどうした」と呼ぶ者あり) 〔議長退席、副議長著席〕 特に爲替一本レート設定による調整恐慌の後においては、インフレの収束棚としては絶好の機会であると思われます。このときに当つて今後計画的に行うべき何らかの根本的な処理方策が必要でありまするが、この度の施政方針を聴きましても、これらの計画については、はつきり明示されてありません。
次に留保の分に入りますが、請願第百十九号、爲替レート設定に関する請願であります。單一爲替レートの設定及び維持は自由貿易でない現状では困難であり支障多く、殊に軽金属工業は再建途上にあるので需要供給の將來性によつて、適正なる爲替レートを設定されたいという趣旨であります。これにつきましは尚十分に研究する余地があると考えまして、小委員といたしまして留保することといたしました。
する小委員長の報告 ○金融制度改革に関する小委員長の報 告 ○請願及び陳情に関する小委員長の報 告 ○復興金融金庫の機構及び業務内容の 調査に関する件 ○金融制度改革の調査に関する件 ○戰災復興並びに学校建設資金の起債 に関する請願(第八十二号) ○絹人絹織物消費税の低減並びに價格 差益金、取引高税撤廃等の請願(第 九十一号)(第九十二号)(第百八 十三号)(第二百十四号) ○爲替レート設定
陳情書 (第一二二号) 八 木炭生産労務者に対し衣料特配に関する陳 情書 (第一四三号) 九 蚊帳、幌蚊帳類の統制撤廃に関する陳情書 (第一五二号) 一〇 名古屋商工局出張所を富山商工局に昇格の 陳情書(第二 四六号) 一一 自轉車競枝法の制定に関する陳情書 (第三〇八号) 一二 中小企業の保護助成に関する陳情書 (第三九三号) 一三 為替レート設定
陳情書 (第一二二号) 八 木炭生産労務者に対し衣料特配に関する陳 情書 (第一四三号) 九 蚊帳、幌蚊帳類の統制撤廃に関する陳情書 (第一五二号) 一〇 名古屋商工局出張所を富山商工局に昇格の 陳情書(第二 四六号) 一一 自轉車競技法の制定に関する陳情書 (第三〇八号) 一二 中小企業の保護助成に関する陳情書 (第三九三号) 一三 為替レート設定
これが輸出を奬励すると共に、日本の輸出品の價格を是正し、將來の常正為替レート設定の為の準備的な効課を発すことと期待している。
次に日程第一三、為替レート設定並びに輸出入機構改革に関する陳情書、関西経済連合会長中橋武一、第七三〇号、日程第二一、為替レートの設定に関する陳情書、関西経済同友会代表幹事稻畑太郎、第九五四号、以上二件を一括議題とする。
ただいま為替レートの設定がありませんし、為替レート設定についてはやはり國内の意見というものが強弱の差はあれ含まれるのであります。そうした為替レートの設定についても、一應国会の意思が反映されるべきであると思います。目下の特殊事情がありまして、為替レートの設定についても、占領下という特殊な事情はありますけれども、やはりこれを國会にかけるべきであるというのが私の見解であります。
六月十五日 爲替レート設定並びに輸入機構改革に関する陳情書(第七百三十 号) を本委員長に送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 自轉車競技法案(林大作君外四十七名提出)( 衆第三号) ――――――――――――― 〔筆記〕
為替相場の設定についても、一日も速かならんことを國民ひとしく待望しておるのでありますが、現在の我が國の経済力を以て果して直ちに安定したる為替レートを設定することができるかどうか、一度設定したる為替を維持するために、我が國に十分の裏附となる実力があるかという問題をも考慮しなければならんのでありまして、政府において今日まで引続き為替レート設定のことは考究いたしておりますが、只今のところでは、確実にいつから
そういつた意味におきまして、今申しましたように、為替レート設定の問題というものをどんなふうにお考えになつておるのか。當然講和會議の前に、できますならば、これをやらなければ、事態はもはや遷延を許さないというところまできているように考えるわけであります。これに對して新井次長の率直なる御意見を承りたいと思います。