1966-03-30 第51回国会 衆議院 社会労働委員会 第15号
この患者のおもなものは、内科外来患者、内科入院患者、それから職員というものを中心とした流行というふうに考えられておりまして、感染経路につきましては、いまなおまだ究明中でございますが、医学的にこれを見ますと、院内で流行が増幅されたというふうに考えるのが至当であるというふうに思われております。
この患者のおもなものは、内科外来患者、内科入院患者、それから職員というものを中心とした流行というふうに考えられておりまして、感染経路につきましては、いまなおまだ究明中でございますが、医学的にこれを見ますと、院内で流行が増幅されたというふうに考えるのが至当であるというふうに思われております。
赤痢の問題は、理屈といたしましては、赤痢はふん便による経口感染でございますので、感染経路の対策と、それから感染源である病原体保有者の対策と、こういう二つのものがあるわけでございます。感染経路の対策といたしましては、最も重要なものは台所とかあるいは便所の改善、汚染物の処理、飲用水、飲食物の清潔の保持、こういうようなものでございます。
現在までの疫学調査によりますと、感染経路、同団地内の専用水道の汚染が原因である、こう考えられるのであります。目下よってきたる原因を究明中であるわけであります。 今回の集団発生の防疫措置について申し上げますが、三月十九日から二十五日までに発見された三百六十三名の患者につきましては、荏原病院をはじめ、八伝染病院に隔離収容をし、治療に万全を期しております。
しかし、その感染経路、あるいは感染源というものがまだわからないままに防疫の終結宣言をしたというようなことで、やはりまだ地元の市民は何か不安のままに毎日を過ごしているという実情でございます。また、今回この第二次感染というようなことで、よもやああいう習志野にそういうコレラが起きるとは思わない、予想しなかった、こういうことで、非常に防疫態勢その他に当初非常に混乱があったようでございます。
○柳岡秋夫君 感染経路、感染源がわからない、感染場所は習志野だ、こういうことで、地元の方々から言わせると、習志野だけが汚名というか、そういうものを着せられた、そういう気持ちと、それから、一般市民の方はまだ不安があると、こういう状態なんですね。したがって、相当学理的に権威のある見解というものを出してもらわないと、やはり地元としては納得できないんじゃないかと思うのです。
○柳岡秋夫君 次の問題をちょっとお聞きしたいのですが、感染源がわからない、感染経路がわからない、こういうことでございますが、この終結宣言をしたあとの厚生省として、この感染源の追及、感染経路の追及についてどういう対策をとられておりますか、お伺いします。
○政府委員(尾村偉久君) これは消化器系の伝染病でございますから、中途での遮断ということも、要するに、こういうような伝染病の場合には、患者がなくなれば菌がなくなるということが一つと、それからいわゆる感染経路をなくしていくことが一つと、それから人間から人間へうつる中間を遮断することが一つ、それから最後が、受ける方が受けつけないような抵抗力をつける方法、これは人工免疫も一つであります。
なぜ感染経路を遮断しないのか、なぜヴィールスを根絶する方法を講じないのか、その方法はどうしてもだめなのかどうかということをちょっと聞かせていただきたい。
その他環境衛生と小児麻痺の発病関係について、保菌者と感染経路の問題等についても熱心に質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ります。 かくて質疑を終了し、討論採決の結果、本案は全会一致をもって原案の通り可決すべきものと決定いたしました。 なお、本案に対し高野委員より附帯決議を付することの動議が提出され、採決の結果、これまた全会一致をもって可決せられました。 その決議を朗読いたします。
二は、もう読んでこの通りでございまして、感染経路についての研究がまだ不十分であるやのいろんな説明もございましたので、政府並びにその他の機関において十分研究助成、政府はできるならばその研究に予算をもって助成する方法も講じてもらいたいという意味を含めましての要望で、ございます。
二、ポリオビールスの感染経路の探求のために、政府は政府の機関において研究を進めると共に、その他の官公私立機関におけるその研究を助成する対策を講ずべきである。 以上であります。
○政府委員(山口正義君) この旅館業法第六条に定めてございます宿泊者の名簿というこの規定そのものの本来の目的は、やはり従来からもそうでございましたし、また、今後もそうでございますが、今度は新しい目的が一部加わりましたけれども、旅館業法というものが公衆衛生立法でございますので、主として、本来の目的は、この宿泊者名簿というものは伝染病発生などの場合に、疫学調査と申しますか、感染経路の調査というようなことで