1947-08-05 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号
私共一部庶民金融を擔當しておる、任に當つておりますが、私共の經驗によりましても、この戰爭中に、私らのところの市が、戰火災に罹つたときに、日曜も何も顧みんで、私が方々へ立札を立てて、貯蓄をしてある人は、日曜でも、休日でもして拂出しをやるから、直ぐ通帳を持つて來いというようにして、私はやりましたが、一日、二日、三日ぐらいの間は百萬圓くらいの拂出しがありましたが、もうそれが濟むと、銀行へも、郵便局へも持つて
私共一部庶民金融を擔當しておる、任に當つておりますが、私共の經驗によりましても、この戰爭中に、私らのところの市が、戰火災に罹つたときに、日曜も何も顧みんで、私が方々へ立札を立てて、貯蓄をしてある人は、日曜でも、休日でもして拂出しをやるから、直ぐ通帳を持つて來いというようにして、私はやりましたが、一日、二日、三日ぐらいの間は百萬圓くらいの拂出しがありましたが、もうそれが濟むと、銀行へも、郵便局へも持つて
————————————— 本日の會議に付した事件 北片根澤村大字上高根澤に郵便局設置の請願( 山口好一君紹介)(第七號) 牛根境郵便局に電信電話事務開始の請願(前田 郁君紹介)(第三〇號) 酒田港に無線海岸局設置に關する請願(金野定 吉君外三名紹介)(第四四號) 全逓組合夏季半休問題に關する説明聽取 —————————————
最初栃木縣鹽谷郡北高根澤村大字上高根澤に郵便局を設置するの件でございます。これはこの地方の地理的關係を勘案いたしますると、現在寶積寺あるいは北高根澤に郵便局がございます。この寶積寺と今度請願になつております北高根澤との距離は、わずか二里ほどでございまして、距離の關係から申しますると、そこに郵便局を設置することが、不適當だというのではございません。置いてもいいということになつておる所でございます。
請願三件を申し上げますが、請願の三件の内容は、栃木縣鹽谷郡北高根澤村大字上高根澤に郵便局設置の請願、次は牛根境郵便局に電信電話事務開始の請願、次は酒田港に無線海岸局設置に關する請願、この三件であります。
そういう意味で少なくとも二等郵便局あたりを中心としての電話會の會長會議、全國の電話會の會長議會というようなものを遞信省が開いて、民間の人の意見を聽き、今の遞信省の——殊に電話復舊あるいは電信事業の復舊の現状を訴えて協力を仰ぐということをなされるのも一つの思いつきじやないかと思うのであります。民間の中にも非常に熱心な方もあると思うのです。
特定郵便局制度の問題については、全遞の要求等もございますが、遞信省といたしましてはすでにこの見解を明らかにしておりまして、今特定郵便局制度を廢止する考えはもつておりませんが、林委員の申されたように、主として從業員と局長との勞働關係が全遞の主張する要點だと思われますので、そういう點に對する改善あるいは具體的方法等については、もとより林委員と同意見のもとにそういう指導をなしつつあるのであります。
長野縣の例ですが、長野縣の岡谷あたりの郵便局では、ここは名古屋遞信局の管轄ですが、預入金、借入金がなくて、地方の大口寄附で大分賄つておる。場合によつては長野縣岡谷の電話局の方が遞信省に金を貸してやるというほどの寄附金を募集できた例もあるのでありますが、こんなような點を考えておるかどうか。こんな問題について當局の考えを聽きたい。
地方の支部數は、普通局におきましては各郵便局を單位としまして、また特定局は地域的に數局が一單位となりまして支部を結成しまして、その數は約一千餘にわたつているのであります。
この一般の通信事業とか、鐵道事業のような、こういう現業官廳というものを、普通一般の行政機構、一般の官吏機構というものによつて、そのわく内において運用するということについて、非常に非能率的な不合理の點があるのではないか、私はこれは從業員が怠けているからというのではなくして、郵便局などの業務の運行状況をよく見ますと、もしある民間の有能な經營者が經營した場合には、從業員が相當の數少くとも、より一層のサービス
————————————— 七月二十六日 北高根澤村大字上高根澤に郵便局設置の請願( 山口好一君紹介)(第七號) 牛根境郵便局に電信電話事務開始の請願(前田 郁君紹介)(第三〇號)酒田港に無線海岸局設 置に關する請願(金野定吉君外三名紹介)(第 四四號) の審査を本委員會に付託された。
これは全逓大阪中央郵便局支部食糧危機突破大会から、私あてに來た電報でありますが、われらまさに死に瀕す、通信事業また停止せんとす、こういう電報をよこしておるのである。こんな状態で、いかにして生産の能率が上ろう。さらにまた、これは福岡地方の電氣産業労働組合からの報告でありますが、彼らは、今欠配三十日、米價は二百七十円である。