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862件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-09-05 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第3号

伊波洋一君 我が国唯一被爆国として、国際社会において、核抑止力への依存ではなく核兵器の廃絶を訴え続けることが重要ではないでしょうか。  三月に安倍総理も確認しているとおり、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずという非核三原則が我が国の国是です。政府核兵器禁止条約について核不拡散につながらないと反対しましたが、七月には国連核兵器は違法とする核兵器禁止条約が制定されました。  

伊波洋一

2017-06-06 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号

今、核抑止力の問題が言及されました。しかし、今日アメリカでも既に核はもう使わないものということが一定、ある程度でき上がっている。どうしてかというと、中国はもう既に核弾道ミサイルを持っております。ですから、そういう意味アメリカ中国に核ミサイルを撃つということはもうあり得ない現実ではないかと、こういうふうに認識しています。そのことが日本政府においてはまだ理解されていないと、このように思います。  

伊波洋一

2017-05-10 第193回国会 衆議院 外務委員会 第13号

インドが、みずからの政策として最小限核抑止を維持する、こういった政策を引き続き維持していること、これは承知をしておりますし、国際的にもそれは確認をされているところでありますが、そのインドを不拡散体制に取り込むべく国際社会が協力をしていく、日本もその中で先頭に立つ、こういった態度は重要であるということを申し上げております。

岸田文雄

2017-05-10 第193回国会 衆議院 外務委員会 第13号

岸田国務大臣 いや、インド自身核ドクトリンという形で、最小限核抑止力を維持するということを明らかにしています。  ただ、一方で、NPT体制普遍化を目指す我が国としては、NPT体制において核兵器国と認められているのは五カ国だけでありますので、この核兵器国ではないと認識をしております。

岸田文雄

2017-04-21 第193回国会 衆議院 外務委員会 第11号

岸田国務大臣 核抑止と、我が国自身が核を保有することの違いがあるのかということでありますが、まず基本的に、日米が協力しながら抑止力を充実させていくことは大変重要であると再三申し上げていますが、日米の間において、例えばこの二月の日米首脳会談後に発出した共同声明においても、特に北朝鮮について、米国は核及び通常戦力双方によるあらゆる種類の軍事力により日本防衛にコミットしている、こうした内容が含まれています

岸田文雄

2017-04-20 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号

ただ、この安全保障環境、大変厳しい状況にある、厳しさを増している、こうした中にあって、我が国防衛力のみでは自国の安全が脅かされているあらゆる事態に対処することができない以上、日米安全保障体制の下で米軍前方展開を確保しつつ、核抑止力を含む米軍抑止力をもって我が国の安全を確保する、こうした考え方は重要であります。

岸田文雄

2017-04-18 第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号

冷戦期には、いわゆる核抑止を中心に、ぶったらぶたれちゃうからやめておきましょうというこの核抑止論がずっと議論をされてきたわけです。しかし、冷戦が終わり、主体多様化をして、それこそ、ならず者国家の話であるとか非国家主体であるとか、そういう話が出てくる中で、いわゆるこの核抑止も含めた伝統的なクラシックな抑止論というのは通用しなくなってきているんじゃないかという議論がずっとあったわけです。  

神山洋介

2017-04-05 第193回国会 衆議院 外務委員会 第8号

そういうやりとりの結果、核抑止力の強化を掲げるトランプ米政権からの要求があって、それに応えて政府は不参加にかじを切ったんじゃないか、こういうことが読み取れるわけでありますが、繰り返し聞いても、具体的なやりとり信頼関係ということで言われないということであります。  日本政府は、核兵器国と非核兵器国橋渡し役を果たすということをしきりに言われてきました。

笠井亮

2017-03-08 第193回国会 衆議院 外務委員会 第2号

笠井委員 北朝鮮は、みずからの核兵器開発自衛のための抑止力核抑止力というふうにして正当化をしてきました。それと不可分に結びついて繰り返されるミサイル発射によって核武装化を進むということは、北朝鮮が国際的な批判孤立をさらに深めて、そして彼ら自身にも未来のない道になっていくということは明らかだと思うんですけれども、この点で岸田大臣、どうでしょうか。

笠井亮

2017-02-14 第193回国会 衆議院 予算委員会 第11号

いわば核抑止から通常兵器までということを具体的に書いたということは、近年では初めてではないかと思います。  そして、御紹介をいただいた日米安保条約の第五条の尖閣諸島への適用は、オバマ大統領が来日した際、口頭でオバマ大統領はこのことについて言及をされましたが、共同宣言の中には五条という言葉は入らなかった。今回は、いわば共同声明の中で、日米間においては初めて五条の尖閣諸島への適用が入りました。  

安倍晋三

2016-12-13 第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号

今、北朝鮮にとって大事なのは、対米抑止力核抑止力を確立したというフィクションをつくりました。このフィクションは基本的にはことしで完成したと思います。そのフィクションができていると、アメリカ脅威におびえなくて済むという、またこれもフィクションですけれども、おびえなくて済むから経済建設に集中できる、こういう論理になるんですね。  

伊豆見元

2016-11-25 第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

この事態は、要するに、核戦争を想定しているケースだと思うんですけれども、アメリカのいわば核抑止力が失敗したということですが、もちろん、攻撃を受ければ報復しているでしょうから、ある意味で言うと、全面核戦争になりかねない。リアリティーがあるかどうかというと、余りないような気もいたしますけれども。

横路孝弘

2016-11-17 第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号

これは、北朝鮮核兵器開発であり、ミサイル開発があって、日本アメリカ核抑止の中、一方で日本は、アメリカとも組みながら、ミサイルディフェンスによって抑止体制をとっているわけです。  ここでお伺いをさせていただきたいことは実は幾つもあったんですが、そもそも、北朝鮮に対しての核抑止論がどこまで成立するのか、ここは一つ議論があるところだと思います。

神山洋介

2016-10-21 第192回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

このSLBMの話も含めてでありますし、今の北朝鮮の核の開発状況、それは、細かいことはこういう平場でお聞きをする話じゃないと思っていますので聞きませんが、しかし、今までの戦後の核抑止であり、ある種のこの地域での均衡点というものが、少し次のステージを考えなければならない、そういう局面になっているのかなという認識を私も持っておりますし、恐らく、今官房長官から御紹介をいただいた、総理が新たな段階という言葉

神山洋介

2016-10-21 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

アメリカとしては、最大の脅威というのはやはり、もちろん旧ソ連の動きというのもございますけれども、テロですとか、あるいは恫喝などを手段といたします国の少数のミサイル、また、冷戦時代核抑止力では不十分であろう、攻撃的戦力防御的戦力双方に基づく新たな抑止の概念が必要となってきたというふうに考えているところじゃないかなというふうに思っております。  

若宮健嗣

2016-10-21 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

○宮本(徹)委員 ミサイル防衛のそもそもというのをもうちょっとお勉強された方がいいんじゃないかと思いますけれども、相手のミサイル攻撃を無力化して対米核抑止力を消滅させようというのがミサイル防衛の根本的な目的ですよね。  防衛省防衛研究所東アジア戦略概観二〇〇一というものにもアメリカの分析を書いています。

宮本徹

2016-10-21 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

リビアのカダフィ政権だとかイラクだとかは核抑止力を保有しなかったから引き起こされた、だから北朝鮮はそれを手に入れようとしているんだということも書いてあります。ですから、もしアメリカ攻撃すれば報復を受けますよというのを示そうとしているのが北朝鮮ということになります。逆に言えば、先に北朝鮮から撃つということは防衛省は分析していない。

宮本徹

2016-09-14 第191回国会 衆議院 外務委員会 第2号

一見、この二人の発言を見ますと、今までのオバマ大統領の核なき世界への取り組みが否定されるかのような報道になるわけでありますが、私は、北朝鮮への今回のこういう対応については、毅然たる対応日本そして国際社会、あるいは国連決議有効性を担保していくさまざまな取り組み、一方、同時に、この八年間の核なき世界への取り組みについては、これは唯一戦争被爆国である日本としてやはり堅持をしていくべきであり、また核抑止

武正公一

2016-09-14 第191回国会 衆議院 外務委員会 第2号

笠井委員 北朝鮮は、みずからの核兵器開発を、自衛のための核抑止力というふうに正当化を図ってきました。そして、今回は核弾頭の威力を評価する実験ということまで言ってきているわけですが、こうした核武装強化の道を進むことは国際的な批判孤立北朝鮮がさらに深めて、そして、彼ら自身にとっても未来のない道であることは、これは明白だと思うんですが、いかがでしょうか。

笠井亮

2016-05-18 第190回国会 衆議院 外務委員会 第15号

しかし、実際、私は、日本政府がやっていることは、専らアメリカなど核保有国が唱える核抑止力論でしたり段階的措置論を代弁するばかりではないかと感じずにはおられません。  もちろん核軍縮の個々の部分的措置を前進させることは重要ですが、そうした部分的措置の積み重ねだけでは核兵器のない世界には決して到達できないというのは、歴史と事実が示していることと思います。  

大平喜信

2016-05-12 第190回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号

笠井委員 核兵器のない世界は一致してみんなでやらなきゃできないわけですが、そのためにもということでいうと、具体的な手だてということでこの間日本政府あるいは核保有国が言っていたのはステップ・バイ・ステップという話になるわけで、そういう考えでいくというのは、それこそやはり核抑止力の考え方にしがみついた核軍事均衡論であって、歴史的に横行してきた核保有国を合理化するそういう理屈になってくる。  

笠井亮