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91件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-05-15 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第63号

それで私どもは、戦前の田中内閣政党内閣におけるこの警察というものが、時の政府のために政治警察あるいは思想警察として権力を濫用した、あのいまわしい歴史を知つておるのであります。今度の警察法、これが汚職政治と並行して行われるということに、田中内閣当時との相似性を認めるものでございます。  

北山愛郎

1954-05-07 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第56号

警察がここまで入つて行くことになりますと、政治警察の再来の危険がありはしないかと私は危惧いたしておるわけであります。その点はその次の条文で、「警察世論調査行つてはならない。」という規定もありますし、この点の調整も非常に問題かと思いますが、こういう規定を置かれました根拠をひとつお示し願いたい。

藤田義光

1954-02-26 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第18号

北山委員 まあそういうおつもりだということは了承いたしますけれども、しかしながら結果的に見ると、この警察法改正によつて、今の政府の息のかかつたものと思うようになるような国の全警察機構というものが、過表においてもあつたような政治警察になり、あるいは思想警察になるというような危険を私は申し上げるわけなんです。

北山愛郎

1954-02-17 第19回国会 参議院 本会議 第10号

警察思想弾圧に使われ、或いは政治警察化するという非難に対して、政府は具体的にその実体を説明して、世論の誤解を解く責任があると思うのであります。民主的管理保障として、中央地方を通じて公安委員会を存置し、民主的警察の運営の保障を図つておると言うが、この公安委員会は、果して十分この趣旨に副い得るものであるかどうか。

松岡平市

1954-02-17 第19回国会 参議院 本会議 第10号

それから改正案によると、警察政治警察、思想警察に逆戻りすることを、国民は恐れておるという御質問であります。この改正につきましては、警察政治的中立性保障するためには、特に慎重な配慮をいたしておるのでありまして、御心配になりますようなことは全然ないと考えております。  それから最後に、治安確保のため、警察力には限界があるが、政治の公明についてどう考えておるかという御質問であります。

緒方竹虎

1954-02-16 第19回国会 衆議院 本会議 第10号

次に、法案内容に少し触れておきたいと思いますが、この法律案内容を見て参りまするならば、警察は本質的にも実際的にも政治からの中立性確保されなければならないと同時に、政治警察思想警察の具に利用されてはならないものであるということは、改正警察法にも書いてある。その条文には何と書いてあるか。

門司亮

1954-02-16 第19回国会 衆議院 本会議 第10号

あるいは、世論がどうも許さない、世間の評判が悪い、あの人間ははなはだしく官僚的であつて政治警察を行うとか、あるいは捜査にあたつて民心を圧迫するとか、どうもよくないから罷免をしてもらいたいという抽象的罷免勧告であつても、これは十分尊重せられるのであるかどうか。この点がわずかに残された罷免勧告権の運営上きわめて重要な点であると思いますので、私はこれを明らかに承つておきたいと思うのでございます。

中村梅吉

1953-07-22 第16回国会 衆議院 法務委員会 第20号

さような意味で昔を振り返つて見れば、警察のフアツシヨだと言われるが、警保局長を一箇月すれば政治警察功労者というのかもわかりませんが、その当時の勅選議員になる。大審院院長をやめた人でも、平沼内閣牧野菊之助大審院長をやめた後勅選議員になつておる。むだなことを言うようですが、牧野氏は火事を起して奥さんが焼け死んだということが当時ありました。

木下郁

1953-03-14 第15回国会 衆議院 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号

すなわち、第一には、警察による治安確保についての政府責任を明かにするため、国務大臣をもつてあてるところの警察長官を置きましたが、この長官権限がともすれば、過大に陥らぬよう、その所掌する職務はこれを法律に明記して制限を加えたのみならず、長官責務はあくまで不偏不党、かつ公平中正を旨とすべきことを規定して、かりにも政治警察弊害の生ぜざるよう、厳格なる保障措置を講じたのであります。

犬養健

1953-03-07 第15回国会 衆議院 地方行政委員会 第24号

なるほど今度国務大臣みずからが警察庁長官になるということで、どうも政治警察が始まるのではないかという心配世間でしているようでございますが、事の起りは、昨年のメーデーに照しましても責任所在がはつきりしていない。あれだけの事件を起してもだれも責任をとつていない。その点を今度ははつきりして、善悪とも内閣が男らしく責任をとる必要があるのではないか。

犬養健

1953-03-07 第15回国会 衆議院 地方行政委員会 第24号

次に今回の改正法律案は、政府治安に対して直接の責任を負うことによりまして、治安責任所在を明確にすることが重要なねらいの一つであると思いますが、国務大臣長官として、次長や警視総監道府県警察本部長の任免を政府みずからが行うということに対しまして、国民は、やがて警察政治が支配するということになり、再びまた昔のような政治警察が実現するのではないかという危惧の念を持つておるのでございますが、この点につきまして

雪澤千代治

1953-03-03 第15回国会 衆議院 地方行政委員会 第21号

すなわち、  第一には、警察による治安確保についての政府責任を明らかにするため、国務大臣をもつて充つるところの警察長官を置きましたが、この長官権限がともすれば過大に陥らぬよう、その所掌する職務はこれを法律に明記して制限を加えたのみならず、長官責務はあくまで不偏不党、かつ公平中正を旨とすべきことを規定して、かりにも政治警察弊害の生ぜざるよう、厳格なる保障措置を講じたのであります。

犬養健

1953-02-28 第15回国会 衆議院 予算委員会 第31号

というようなことを入れまして、警察政治警察にならないように、今後権威と自由のよい友であるようにという趣旨を、ここにはつきりいたしまして、その次には服務の宣誓をさせているのであります。また民主的理念という点で、従前の公安委員会制度の存続その他において前文の意味が残されている、こういう解釈をいたしておる次第であります。

犬養健

1953-02-28 第15回国会 衆議院 本会議 第34号

まさに、政府与党たる自由党は、昨年の六月、十三国会において、明らかに民主的警察の最大の特徴は、公安委員会に独自の権限、すなわち重大な人事権を樹立させることであつて、これなくしては警察国家政治警察、選挙干渉になることは明らかであると断定しているのでありまして、本法案に対して自由党の諸君が賛成をしておるかのごとき印象を与えていることは、自由党の公党としての面目いずこにありやと私は思うのであります。

横路節雄

1953-02-27 第15回国会 参議院 本会議 第28号

私は、要するに、政府がかようなことをやろうとする趣旨は、申すまでもなく、自由党三木総務会長が旅先で語つておるごとく、吉田内閣はもう退陣が余儀なく間近に迫つておるということに際して、来たるべき参議院選挙或いは近き将来に起るべき衆議院選挙に対する政治警察、選挙干渉警察をやらなくては、崩れかからんとする吉田内閣支え棒ができないということで、急に慌ててこの警察法の改訂をもくろんだものと我我は見るのであるが

岩木哲夫

1953-02-27 第15回国会 参議院 本会議 第28号

特に権力の集中が甚だしく、例の内務大臣警察権を掌握し、単に刑事警察或いは保護警察範囲ばかりではなくて、政治警察範囲にまで警察権を行使して、幾多の忌わしい事件を惹き起していることは、これ又すでに御承知の通りだろうと思うのであります。一般人々は、警察と言えば、権力を以て威圧するものだという感じを持つてつたことは、これは何人も否定することができないだろうと思う。

堀眞琴

1953-02-27 第15回国会 参議院 本会議 第28号

即ち、第一には、警察による治安確保についての政府責任を明かにするため、国務大臣を以て充つるところの警察長官を置きましたが、この長官権限がともすれば過大に陥らぬよう、その所掌する職務はこれを法律に明記して制限を加えたのみならず、長官責務は、飽くまで不偏不党、且つ公平中正を旨とすべきことを規定して、仮にも政治警察弊害の生ぜざるよう、厳格なる保障措置を講じたのであります。

犬養健

1953-02-26 第15回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

そうなつて参りますと、かりに警察長官たる国務大臣がかつてなことをしたり、政治警察をやろうとしたり、選挙干渉をやろうとしましたならば、国家公安監理会は意に満たなければ総辞職の意思表示をするでありましよう。これは大きな政治問題である、こう見ておるのであります。この点残念ながら古井さんと見方をかえておるのであります。また何か御質疑がありましたら率直にお答え申し上げたいと思います。

犬養健

1953-02-26 第15回国会 衆議院 本会議 第33号

すなわち、第一には、警察による治安確保についての政府責任を明らかにするため、国務大臣をもつて充てるところの警察長官を置きましたが、この長官権限がともすれば過大に陥らぬよう、その所掌する職務はこれを法律に明記して制限を加えたのみならず、長官責務はあくまで不偏不党、かつ公平中正を旨とすべきことを規定して、かりにも政治警察弊害の生ぜざるよう、厳格なる保障措置を講じたのであります。

犬養健

1953-02-17 第15回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号

特にスパイ的な、政治警察的なものを強化しなければならない。それだけではあまりにも、労働者や農民や一般国民大衆を搾取した上に立つてたくさん胸に勲章をつけていることがおもはゆいのでもありましよう。そういう観点に立つてつて栄典制度があつたことは間違いがありません。天皇陛下のためにということで、金鶏勲章功何級かわかりませんけれどももらつて、幾十、幾百万人の人々が死んで行つたことも間違いがありません。

石黒清

1952-12-24 第15回国会 衆議院 外務委員会 第13号

あなたはどこまで御存じか知らないが、日本特高警察が最初できたときは、日本警察というものは思想警察政治警察と二本建になつてつた。その当時は純粋の特高警察というものは思想警察であり、これは今日でも世界各国にある例であるが、きわめてすつきりしたものであつた。ところが途中からたしか後藤内務大臣の時代でしたか、途中から政治警察思想警察を一本にした。

池田正之輔

1952-07-31 第13回国会 参議院 本会議 第73号

即ち、一、政府国家地方警察自治体警察二本建の警察制度を維持し、それぞれの公安委員会を尊重いたし、民主的警察制度基本的方針を堅持育成して行くつもりであるとの質疑に対しまして、御趣旨通りに考えているとの答弁があり、第二点として、今回の改正案の第六十一條の二に規定する内閣総理大臣の指示の範囲を明確にいたし、いやしくもその範囲を逸脱して政治警察的濫用に陷らないことをこの際言明できるか否かの質疑に対しまして

西郷吉之助