1949-04-26 第5回国会 衆議院 議院運営委員会 第25号
要するに為替レート設定に関する緊急質問でございますが、今度の為替レート設定に関して緊急質問をいたしたいという申出が周東英雄さん、川島金次さん、川上貫一さん、荒木萬壽夫さんの四人から出ております。これをまずやるかやらぬか御協議願いたいと思います。
要するに為替レート設定に関する緊急質問でございますが、今度の為替レート設定に関して緊急質問をいたしたいという申出が周東英雄さん、川島金次さん、川上貫一さん、荒木萬壽夫さんの四人から出ております。これをまずやるかやらぬか御協議願いたいと思います。
去る四月二十三日、單一為替レート設定の指令が出まして、昨二十五日より一ドル三百六十円の換算率で処理することと相なつたのであります。かかる單一為替レート設定は、外に向かつては、わが國経済が國際経済に参加する第一歩を踏み出したことになります。また國内的には、より自由にして、より能率的なる経済再編成をいたしまする呼び水となるのであります。これは、わが吉田内閣の財政経済の基本方針に一致するものであります。
○平田(敬)政府委員 砂糖については昨年の追加予算の編成の際に、輸入糖に対して消費税を課税するということで、それまで免税しておりました法律案を正修して、課税することにいたしたのでございますが、ただその後におきまして、やはり砂糖は何と申しましてもガリオア資金から入つております関係上、國内の消費税を課税するのはどうも妥当でないというような考え方と、いま一つは今回為替レート設定によりまして、砂糖の輸入原價
次に、通商企業局は、單一為替レート設定を契機とする國際経済体系との接触に備えますためにも、また急速なる経済安定を目途とする本年度の嚴格なる財政金融政策に対処いたしますためにも、國内産業の徹底的な企業合理化を促進することが急務となつて参りました現状におきまして、企業合理化に関する調査、指導及び啓蒙を行うことを主たる任務といたしておるのであります。
賃金その他の問題も、当然再檢討されなければならない段階に達するのではないかというような点を考えあわせまして、幸いに安本長官が見えられましたので、單一為替レートが設定されたことによりまして、價格の面あるいは賃金その他の面の影響を考慮され、あるいは米國対日見返資金の円の資金が相当増加されるということになつて、当然予算の改訂ということも考えられなければならないと思いまするけれども、政府としては、單一為替レート設定
○多田委員 ただいま政府から御説明がありました單一為替レート設定に伴う日本経済、産業へのいろいろな影響を十分檢討する必要があろうと思うのであります。從いまして次回の委員会は本日の議題を継続して、経済安定本部並びに物價廳、あるいは貿易廳関係の政府委員の出席をお願いして、この問題についてさらに質疑を継続いたすようにしていただきたいと思います。
同月十四日 單一為替レート設定に伴う政府補償制度確立の 陳情書 (第一六〇号) 魚の統制撤廃に関する陳情書 (第一七九号) を本委員会に送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 米國対日援助見返資金と昭和二十四年度資金計 画に関する件 ―――――――――――――
特に、中小企業にあつては、集中生産による影響のほかに、一本為替レート設定による輸出雑貨類の打撃が莫大なものになると思われるのであります。 農業及び地方財政に対する圧迫については、公共事業費及び地方配付税の削減、地方税、特に土地、建物、不動産税の増徴によつて明らかであります。
○國務大臣(青木孝義君) 安定本部といたしましては昨年からだと思いますが、單一爲替レート設定に関する審議会というものでいろいろと研究はいたして参りました。それで参考意見としてはそういうものを一應取纏めはいたしましたが、飽くまでもそれは参考でありまして、この点は先方でお決めになるということであろうかと存じております。
そこでこれの最終的決定に対しましては、ワシントンで決定されることでございまして、容易に私どもの憶測は許し得られないのでありますが、ただ過般の政府におきます單一為替レート設定対策審議会におきましていろいろ審議されました結果、為替のきまりますところの高さと申しますものは、いわゆるあまりに円安にならない方が望ましいのではないか。大体三百円から三百五十円の間が望ましいのではないか。
先ほど申しました國家事業量、発注量の減少、あるいは価格補給金の補給金單價の切り下げ、あるいは為替レート設定ということになりますと、輸出産業が大きな影響を受けるのでありますが、輸出については補助金の承認がない。これらの点から企業に対する非常な努力をなさなければ、この難局を乘り切つて行けないという、本年の産業界は合理化、整理、あるいは一部の企業の破綻というものが起ると思います。
三月二十八日 砂利、砂等の價格統制存続の陳情書外七件 (第一八号) 單一為替レート設定に関する陳情書 (第三八号) 四月六日 賃金安定に関する陳情書 (第八四号) を本委員会に送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 理事の互選 第一次第二次五ケ年計画と昭和二十四年度重要 物資需給計画に関する件 ―――――――――――――
○中西功君 それではあの輸出補給金を考えておつたとき、一体爲替レート設定の問題も絡んでおつたと思いますが、政府はその輸出補給金を組むだけでやれると思つておつたわけで、そしてそれは國内の價格関係とも関連があると思いますが、一体どういうような諸関係に置けば、その輸出補給金は、これも大きなものだつたと思いますが、組むことでやれると考えておつたのですが、それは以前の計画です。
○有田(喜)委員 最後にお伺いしたいのですが、最近外國からの注文による船舶、すなわち造船輸出が相当行われておりますが、單一為替レート設定がいかなる標準できまるかわかりませんが、とにかく一ドル三百円ないし三百五十円できまる結果、造船の輸出につきましては(相当大きな打撃が來ると思います。これに対し三運輸大臣はいかなる手を用いられるか。
○庄司委員 ただいま貯蓄に関する同僚の質問に対する大藏大臣のお答えがありましたが、貯蓄を徹底させるためには、ただいまようやく燃え上つて参りました小学校生徒の貯蓄組合、あるいは小学校生徒の銀行、あるいは新制中学生の銀行あるいは母の会、主婦会等の貯蓄組合等に対する利子税を撤廃をして、利子税を特免するというような方法も、奨励の一方法ではないかと考えておりますが、それに関して通貨措置が、あるいは單一為替レート設定
過渡的措置といたしまして、ただいまは四百二十五円程度にまで落して参つておりまするが、輸出補助金を一切出さないという建前をとりました関係上、わが國産業界には單一為替レート設定と同時に、相当の影響があるということは覚悟しなければならぬと思つております。
○池田國務大臣 為替レート設定によりまして、片一方では相当の利益を上げる企業もあることは予期できるのであります。これに対しまする措置は、今考えておりまするが、私はそういう措置をとることがいいか悪いかという基本的問題につきましても、今考慮中であります。
又米の生産者價格も昨年のパリテイ指数一三二に対し今年四月一日には一四三となつているとのことであり、且つ七月一日に改訂すべきところを、單一レート設定前に早期値上げするやに聞いております。かくすればますます以て主食の消費者價格の値上は必至と考えられるのであります。そこで、いつ頃、幾ら値上げするお考えでありますか。この辺の心組みを農林大臣及び安本長官にお伺いいたしたいのであります。
しかるに政府はさきに輸出為替レートのカツト・オフ・ポイントを四百二十五円に定め、一本レート設定までの過渡的の措置をとつたのでありますが、もし一本レートが巷間傳わるがごとく、三百三十円ないし三百五十円ときまりますならば、輸出補給金の支拂い停止に伴いまして、貫当り二百三十八円ないし百四十円、年間三、四十億円の赤字となりますので、生糸の輸出などは思いもよらぬ次第でございます。
從つて九原則の狙いとするところは、將來における経済の自立を目標として、当面何よりも経済安定を目途とする施策を強力に実施し、経済性に徹した合理的な経済運営を期すべしとする点にありまして、これがため單一爲替レート設定の準備といたしまして、九項目の施策を実施すべきことを内容としているのであります。 思うに経済自立の基盤となるべき健全な経済力の回復は、経済の安定なくしては期待され得ないのであります。
これがため、單一為替レート設定の準備として九項目の施策を実施すべきことを内容としているのであります。 思うに、経済自立の基礎となるべき健全な経済力の回復は、経済の安定なくしては期待され得ないのであります。
それからいま一つ、間接の事項でありますが前段申し上げましたように、為替レート設定と密接な関係を持つものでありますが、私どもはいろいろな報道を聞いておるのであります。その決定の実権を握る向きと思われる方面では、為替レートの設定はまだなかなかであろうというようなことを、否定的に言つておる向きが報道されておるのであります。
この約定は為替レート設定ということが行われますれば、当然関連性を持つて來るものと思いますが、ただいまこれが國会の承認を要請されていないというのは、これは当分の間こういう問題については、政府としては考えなくてもよいので、出されないのかどうかという見解を同時に御説明願いたいと思います。
○井上(良)委員 政府が米價改訂特に消費者價格を改訂するにあたつて二、三伺つておきたいのは、今大臣の御説明によりますと、為替レート設定後に物價の調整をいたしまして、その上においてどうきめるかということで今檢討しておる、こういうお話ですが、為替レートの決定によつて消費者價格を変更しようとするのか、それには何ら関係なしに他の理由によつて消費者價格を四月から上げようというのか、この点が第一点。