1949-05-19 第5回国会 参議院 文部委員会 第16号
○藤田芳雄君 私は先程の修正案を加えたところの本案の賛成するものであります。社会教育に関するこうした法案は必ず必要なものであります。どうしてもこういうものがなければならんことは、誰しも反対しておらんのであります。ただその内容についていろいろ論議されておりまするが、今回の原案に対しまして、とにかく幾分でもその目的に副うべく先程の修正がなされたのでありますが、併し只今も共産党の方からも反対のお話がございましたが
○藤田芳雄君 私は先程の修正案を加えたところの本案の賛成するものであります。社会教育に関するこうした法案は必ず必要なものであります。どうしてもこういうものがなければならんことは、誰しも反対しておらんのであります。ただその内容についていろいろ論議されておりまするが、今回の原案に対しまして、とにかく幾分でもその目的に副うべく先程の修正がなされたのでありますが、併し只今も共産党の方からも反対のお話がございましたが
○藤田芳雄君 私の只今の修正案に賛成する者であります。修正案はこの法律の目的をより以上に達成するように変えられていると信ずる者であります。併しながら自分の尚欲を申しますならば、もつと財政的な強い裏付、或いは物資の裏付がなされるように期待します。併しながらそれの理想的な形にまでは行き得ませんでしたけれども、とにかくそれに近い形において修正されますので、原案よりも教等勝れたものと思いまして、今の若木君の
○藤田芳雄君 今の御発言がありましたけれども、そういう計画を立てて、その通り承認を得られればいいかも知れませんけれども、或いは不承認というようなことがあるというと、又予定の立て直しというようなこともあり得るかと思いますから、でき得るならば、そういう予定のある委員会においては、二十一日或いは二日の午前中なりに提出するというように時期を決定して置いて、そうして一日でも二日でも早く、この承認のことを決定しておいたらどうかと
○藤田芳雄君 これは私実は会派としてどうするかということでありましたが、一應聽いたのですが、大阪方面は最もひどい、偽造の衣料切符が出ておる、それが本物と偽造の区別がつかない程のものが沢山出ておる。本物の割当が來ても既にそのものがなくなつておる。そういう有樣であるから配給することができない。その内面としては政府職員の中で、その偽造に荷担しておる者もあるというようなことから結局問題になるのは、正規の衣料切符
○藤田芳雄君 栗山君のは今少しよく調べて出せということでありました。問題になりましたのは、請願及び陳情の中にこれが出て來るのでないか、さうすれば緊急質問の必要がないじやないかということであります。調べたところが不幸にして、それが内閣委員会に廻つております。内閣委員会では事案が輻輳しておるので、その請願の審議が先ずできないであろう。ところが今期國会の会期を外してはこの案件はどうにもならん。この会期中にその
○藤田芳雄君 それならば若しも現在或る政党に加入しておるという免許状を與えないとか或いはそれを保留するということは、文部当局として妥当と思われるのか、或はそれは行過ぎると思われるのか、その点を答えて貰いたいと思います。
○藤田芳雄君 若しそういうことであればその点についてはそのときまで保留いたしましよう。が、それに関しましてこの三月卒業いたしました師範学校の卒業学の中に、政党に加入しておるという故を以て免許状が與えられず、一時赴任を保留させられた者があるのであります。私実はこんなものから誤り傳えられ、妙な解釈の下にそんなことが行われたのじやないかということを連関的に考えもしたので、根本的なものは先程岩間君のお話のように
○藤田芳雄君 速記が参りましたので、先程のものを今一度後に残すためにお願いしたいと思つております。一級普通免許状の大学における最低修得單位数の中の專門科目の教職に関するものの二十五單位というものは、大学の後期三、四年の間においても十分修得し得られるように講座が定めてあるということだつたと思いますので、その点速記に残して置いて頂きたいと思います。 それから今度質問でございますが、第五條の一項の六でございますが
○藤田芳雄君 今丁度單位の問題になりましたが、私も実はその点がちよつと疑問なんで、例えば小学校なり中学校の方で一級普通免許状を持つ者は学士の称号を有するというのですから、多分大学の一、二、三、四を終了した者と思いますが、それが單位数からいいまして、一般教養科目が三十六、教科に関するものが二十四、教職に関するものが二十五、これは小学校ですが、中学校の方になりますというと、甲三十、乙が十八、それを二級の
○藤田芳雄君 今の提案のうち、緊急性の有無を或る程度見るということに対しては私賛成いたします派、何か会派の数によつて発言数を加減するがごとき、或いはその人数や回数を加減することが民主的であるような御意見であつたと思うのですが、これはとんでもない間違いであると思う。若しそうだとすればそうした委員会にいたしましてもそうですが、そこへ出て來たところの多数会派のものが何も発言しなければ、それじや少数会派は言
○藤田芳雄君 大分問題が外れたと思いまするから、本論の方に移つて頂きたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)とにかく國会において特に言論を尊重するのが建前だろうと思う。そこで、先程來会期延長とひつかかつての話になつておるが、当然そこへ話は行くのでありまして、七日で十分やり得るという建前で七日に決つたのでありますから、而もこれが足りない足りないといつて十六日に打切るときに緊急質問はどうかと思いますけれども
○藤田芳雄君 採決の前に、先程來或いは七日に決りましても、三度の延長は絶対にやめたいということが、やはり発案者の中にもあつたのでありまするけれども、私は敢て七日とは言わず、この後まあどういう延長の形になろうと、或いはそれが十日になろうと、或いは三日になろうと、三度の会期延長はやらんということを一つ付けてここで決めて頂きたいと思います。
○藤田芳雄君 中村さんからもお話しがありましたように、昨日すでにお話しがあり、各会派の意向というものは凡そ昨日のうちに分つて、今日はそれに基いて話合うというふうな、話は大体分つておつたわけです。それで会派に持ち帰つてそれせ持ち寄つたわけでありますから、ここで又反省とかなんとか言つたところでちよつとおかしいと思うんです。だから決めることは一つ決めて頂いた方がいいのじやないかと思います。
○藤田芳雄君 実はこの前の委員会付託のときは、こうなることを虞れて、今暫く保留したらどうかということを再三申上げたのでありますが、遂に多数で以て委員会に付託してしまつたわけでございますから、そのときのことは、早くやればそれだけ早く審議し得るという意味合から、要するに早くこれを解決するための理由から、付託したのであります。そこで今成る程前のものは付託になつておるかも氏れませんけれども、衆議院から今廻つて
○藤田芳雄君 すでにそれが與えられておるわけですね。
○藤田芳雄君 今通信教育のお話がございましたが、ここでいうような通信教育を今までやりまして、何か國家から特別な援助なり便宜なりを與えて貰つておる例がありますか、北條さんに……
○藤田芳雄君 そういう意味のことがどうもこの文面でははつきりいたしませんので、何か工夫しなければならんと思いますが、先程岩間委員からお話のありましたように、予算の裏付のないことを書き上げてもこれは空文に等しいというのと同じように、実際今三島委員からもお話が出たように、開催して貰うのにも奨励ならば奨励として、例えば演劇なんというものも実際やるについて困つておることは、むしろちよつとやるというと、莫大もない
○藤田芳雄君 今の三島委員の発言とちよつと重複するかも知れませんけれども、只今五條に項目がずつと挙つておりまして、それは「予算の範囲内において、左の事務を行う。」ということにして、これこれと挙げてある。そうすると、実際におきましては、職業教育指導にしろ、産業に関する科学技術指導にしろ、或いは生活の科学化の指導、運動、競技、体育指導、音樂、演劇、美術というふうなあらゆるものは、むしろ別なそうした團体があつて
○藤田芳雄君 門屋君の御指摘のようなトラブルを避けるため、一應発議者に注意を喚起したらどうでせうか、私は本件の決定を猶予することが適当であると思います。
○藤田芳雄君 私は只今上程になりました六・三制教育制度完全実施に対する決議案に、次の五つの点から賛成をいたしたいと存じます。 その第一は、我が國再建の目標たる文化國家建設の上からこれを要求いたします。第二には、義務教育の余りにも悲惨な現実の姿から見まして、この決議案を支持いたします。第三は、地方財章の混乱を防ぐ上から、この決議案の重要性を申上げたいと思います。第四は、全國民の要望に應える点から眺めましても
○藤田芳雄君 こちらの方で先議になつておる会社等臨時措置法云々というのは、どこに懸つておりますか。
○藤田芳雄君 除いて考えていいわけですね。
○藤田芳雄君 委員部長にお聞きしますが、社会保險診療報酬支拂基金法云云というのは向うの方で今日上らないのですか。
○藤田芳雄君 それが若しできましたら一緒に。
○藤田芳雄君 今のに異議ありませんが私が聽き落しておりましたが、請願及び陳情書を出された朝鮮人の中に、日本國民としての國籍を有した人がおるのかおらないのか。それを一度お聽きして見たい。若し調べがなかつたら……。
○藤田芳雄君 分りました。
○藤田芳雄君 お伺いいたしますが、これは常任委員会の旅費でありますから、これでいいのだと思いますけれども、在外同胞というような、ああいう特別委員会の旅費などは、どういうところから出るようになるのでございましようか。それらについてちよつとお伺いいたしたいと思います。
○藤田芳雄君 岡本さんにお伺いしますが、参議院規則では今の選挙法によつて特別委員会を作ることができない規則になつておると言われますが、それは第何條によつてそういうことになつておりますか。衆議院でできるのに参議院でできないと、参議院と衆議院とはどこが違うのでありますか。
○藤田芳雄君 それはおつしやるように、その代り若しそうした委員会の決定を受けずに議長がすべて独断でやつてもいいと思うが、そうやつたら議場の收拾ができるかどうか疑問です。運営の実際面において議長が若し議院の運営を自分で円満にスムースにやつて行こうと思うならば独断ということはできるだけやらないで、委員会の意向を重んじてやつて行くということが筋道で、これは内容の解釈の問題で法規上から言つてさつき言つた意見
○藤田芳雄君 先程來のお話と今の読上げて頂いた五十五條は一致してはつきりしておると思うのでありますが、議事日程を定めるにも議長は小委員会と協議することができるというのだから、やるやらないは勝手だと思う。併しながらその後の但し書にもありますように、小委員の意見が一致しないときはこれに拘束されないということは、半面から見れば小委員の一致したことはそれに拘束されることだと私は思う。だから少なくとも小委員会
○藤田芳雄君 それでは二十四年度もおやりになるのか。
○藤田芳雄君 別に理屈なしに概算で出たというようなお話でありますが、ちよつと分らないのは、生産意欲を増進するために炭鉱版を出したとすれば、これはいわゆる炭鉱夫を一つの労働組合員と見ると、労働組合全体から見ると炭鉱夫というものは労働組合員、勤労者の半数じやない、もつともつと小さいものだろうと思う、ところがそうしたところへ十万ポンドも出しておるのに、組合全体に対して二十二万というのは率が余りに低く過ぎていて
○藤田芳雄君 今のに関連して……、炭鉱版のために約十万ポンドを出してありますが、一面一般の労働組合の機関紙として出ておるのが総量で二十二万ポンド、どうしたところからこうした量が比率が出ておるのですか。
○藤田芳雄君 私の方も選挙法の改正は必要がある。そこまでは話ができております。併し細かいどれがいいとか、悪いとかということは言つておりません。
○藤田芳雄君 從來民主政治教育連盟がやつていたが、これは不要として現在なくなつている。それで式典をやる必要はないではないか。