1965-03-12 第48回国会 衆議院 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会 第3号
○小泉国務大臣 当時この種の研究を行なうということは、当時の林統幕議長から志賀長官に口頭で簡単な報告があったということは聞いております。
○小泉国務大臣 当時この種の研究を行なうということは、当時の林統幕議長から志賀長官に口頭で簡単な報告があったということは聞いております。
○小泉国務大臣 いままでの図上研究において、ものによっては取り上げたものもあるのでありまするが、このいわゆる三矢図上研究のものにつきましては、しばしば申し上げておりますとおり、想定のもとに幕僚が研究をした答案をまとめただけということでございまして、これをどういう結論づけをしているか、そういう、各幕僚の意見を調整をして一本にまとめるとかというような作業の段階に至っておりませんので、この三矢図上研究は防衛計画
○小泉国務大臣 お答えを申し上げます。 図上演習なるものは、御承知のとおり、自衛隊の任務の一つといたしまして年々行なっておりまするが、毎年の図上演習の規模その他が同一というようなわけではございませんで、ただいま問題になっておりまするいわゆる三矢図上研究なるものは、例年行なっておるものよりは、人員構成その他においては多少大きい意味を持つ研究であったのでございます。 そこで、統合幕僚会議におきましては
○国務大臣(小泉純也君) 先ほど来申し上げておりますとおり、防衛庁として正式の見解でもなく、またその案でもございません。幕僚の想定に基づく研究の答案の集まったものでございますので、防衛庁として責任を持つ正式の書類でございませんので、国会の資料として御提出いたしかねるということを申し上げておるわけでございます。
○国務大臣(小泉純也君) 先ほど申し上げましたとおり、いわゆる三矢研究は防衛庁としての見解をきめたものでもなく、また計画の案でもございません。さような性質上これを国会の資料として提出するわけにはまいりませんので、また資料としては不適当なものでございまするので、それにかわるべきものとして三矢研究なるものの真相を御説明申し上げ、御了解を得るために、こちらで説明資料として作成をして御提出申し上げたようなわけであります
○国務大臣(小泉純也君) 昨日付で提出いたしました資料は、ごらんのとおり、問題になっておりまするいわゆる三矢研究なるものがいかなるものであるかという事実を明らかにして、御理解を求めるために、説明資料として防衛庁において作成をしたものでございます。国会において御要求の資料は、いわゆる三矢研究そのものを出せという御要求でございましたが、たびたび申し上げておりますとおり、いわゆる三矢研究なるものは幕僚の想定
○国務大臣(小泉純也君) 前長官があのような答弁をいたしたということは私も承知いたしておりまするが、当時はそういう予定で作業を進めておったのでございまするが、御承知のように、治安行動教範は、国内法との関連もございまして、慎重に検討しなければならないということで、いまだ、先ほど申しますとおり、御提示申し上げる段階に到達をいたしておらないのでございます。
○国務大臣(小泉純也君) 治安行動草案のことにつきましては、前の国会から御質問がありまして、お答えしておるとおりでございまするが、いまだ防衛庁として最終的な結論が出ておりませんので、今日の段階においてこれをお示しするわけにはいかないのでございます。
○国務大臣(小泉純也君) 国防の問題は政治の上においても重要な問題であり、いわゆるシビリアン・コントロールの立場において今後一そう検討されなければならないという迫水委員の御所見については全く同感でございまして、私ども常にそれを痛感をいたしておるわけでございます。今回問題になっておりまする三矢図上研究なるものは、衆議院の予算総会等にもるる質問に対して申し上げてまいりましたとおり、幕僚の個々の研究のレポート
○国務大臣(小泉純也君) 一字一句そのままのものであるということを申し上げるわけにいきませんので、大体そういうような内容のものはあるということを承知いたしておりますので、そのように申し上げたのであります。
○国務大臣(小泉純也君) いま御指摘の題目と内容とは直接関係のあるものでございまして、題目そのものが資料ということにも相なる次第でございますので、この資料の点については、目下慎重に検討をいたしておるようなわけでございます。
○国務大臣(小泉純也君) 亀田委員から御通告がございまして、今朝来防衛庁におきましてはいろいろ協議いたし、ただいまも防衛局長から御説明申し上げましたとおり、でき得る限りの問題についての御回答を申し上げたようなわけでございまして、資料における題目等につきましては、ただいまの時点までにはまだ結論が出ませんで、十分にこれを検討をしなければならないということで、目下考慮をいたしておるような次第でございます。
○国務大臣(小泉純也君) 昭和三十八年度の統合防衛図上研究のことにつきまして、お答えを申し上げたいと存じます。 申し上げるまでもなく、自衛隊は、法律の定めるところによりまして、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しましてわが国を防衛する任務を持っておりますので、この任務を達成するため防衛計画を策定をし、あらゆる場合に備えておるのでございますが、このためには、常に有効
○小泉国務大臣 岡田委員御指摘のような内容のものはございますが、私は全部を精読していないから、詳しいことは政府委員から答弁をいたさせます。
○小泉国務大臣 岡田委員の指摘された書類を拝見いたしましたが、全文にわたって私はまだ精読をいたしておりませんので、政府委員のほうから答弁をいたさせます。
○小泉国務大臣 お答え申し上げます。 岡田委員が先般当委員会に御配付になりましたものと一字一句違わないというわけではございませんが、ほぼそれと同じような内容のものがございます。
○小泉国務大臣 防衛庁としては考慮中でございまして、そういう国会法の解釈は、私どもの法制局長官なりから答弁をさせてもらいます。
○小泉国務大臣 資料の点につきましては、先般の小委員会の高田委員の質問に対しましても、小委員会の正式な御要求があれば考慮いたしますとお答えを申し上げておりまして、また二十八日夜青木予算委員長から、先ほど委員長が読み上げたとおりの要請がございましたので、資料の問題については目下考慮中でございます。
○小泉国務大臣 これは、私のことば不足で誤解がございますれば訂正いたしますが、軍縮会議参加というようなことを防衛庁長官がいろいろ申し上げるということは、私は妥当でないというような意味を申し上げたのでございまして、私は、分科会で申し上げましたとおり、軍縮会議に参加ということは、国務大臣としては総理と同じように私も望ましいことではあるのでございまして、決して反対というような意味でないことを御了承いただきたいのであります
○小泉国務大臣 この総理の御発言に対しまして私が分科会でお答えいたしましたことは、自分としてもそういうような軍縮会議に参加するというようなことは望ましいと考えておるということを申しましたが、それは、国務大臣の立場としての私の気持ちを申し上げたのでございまして、軍縮会議に参加というような具体的な検討をすることは、防衛庁長官としては私どもはどうかと考えておりまして、これは、総理や外務大臣の処理される問題
○小泉国務大臣 分科会における横路委員の質問に対しまして、その後総理とお打ち合わせを申し上げたのでございますが、総理は、本会議の福田委員に答弁したとおりに、わが国としてジュネーブ軍縮会議に参加することは望ましいという自分の希望の意見を申し述べたのであって、防衛庁の関係についていまいろいろと指示するような段階ではないから、別に防衛庁長官にあらためて指示はしなかったのである、こういう意向の表明であったのでございます
○小泉国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、具体的にこのことで総理からも党からもお話がございませんでした。私が先ほど申し上げましたとおり、総理の発言のように、総理がお答えになることは私としても希望をし、好ましいことではございまするけれども、具体的な御相談もございませんので、防衛庁としてはいままでの方針どおり計画を推進をしていく、こういうふうに考えておるわけでございます。
○小泉国務大臣 この問題につきましては、総理の答弁、福田赳夫氏の質問以外に、私は、総理からも党からも、いままで何らお話を受けておりません。
○小泉国務大臣 ただいまの問題につきましては、総理の御答弁にもありますとおり、これに参加することは日本としても望ましいことであり、私といたしましてもそういう事態になることは望ましいことであるとは考えておりまするが、まだ防衛庁長官としてこういう問題について具体的な検討をいたしたこともございませんので、いま申しましたような総理の意向に沿って、望ましいことであると考えておるという程度のお答えしかできないわけでございます
○小泉国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、小委員会が必要と認めて、小委員会として正式な御要求があれば当然考慮をいたします。ということを申し上げておるわけでございます。
○小泉国務大臣 ただいま資料の点について見解を求められたわけでございますが、本小委員会設定のときに、必要な書類は提出をせよということのあることは承知をいたしております。本小委員会の正式な決定によって必要と認められる書類の提出の御要求があれば、もちろん防衛庁当局として十分考慮することは当然でございます。
○国務大臣(小泉純也君) 今回提出いたしました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 前年度に引き続き、第二次防衛力整備計画にのっとり、防衛力の内容充実につとめることとし、昭和三十九年度の定員を改め、防衛庁本庁の職員を千五百五十三人増加することとしております。その千五百五十三人のうち
○小泉国務大臣 今回提出いたしました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について、御説明申し上げます。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 前年度に引き続き、第二次防衛力整備計画にのっとり、防衛力の内容充実につとめることとし、昭和三十九年度の定員を改め、防衛庁本庁の職員を千五百五十三人増加することとしております。その千五百五十三人のうち、千四百九十八人
○小泉国務大臣 第二次防衛力整備計画も、先ほど来申し上げますとおり、完全であるとは申しにくいのでございまして、私は、計画はほぼ順調に進捗をしておると申したのでございますが、その内容については、防衛局長も申しましたとおり、艦艇の建造等がおくれている部分もありますし、大筋においてはほぼ順調に進捗しておりますけれども、われわれのほうからいたしますと、一〇〇%満足すべきものではないのでございます。それも、やはり
○小泉国務大臣 田口委員御指摘の基地対策、民生、安定という問題がきわめて重要な基本的な問題であることは御指摘のとおりでありまして、私も予算編成に臨んでは、先ほど経理局長からも話がありましたとおり、これを最重点として力を注ぎたいということを庁議においても申しましたし、また対大蔵省の折衝におきましても、この問題には特に力を入れたようなわけでございます。結果におきましては、もちろん私どもこれで十分であったとは
○小泉国務大臣 第二次防衛力整備計画は、ほぼ予定どおり順調に進捗をいたしておるのでございまして、陸上自衛隊につきましては、五方面隊十三個師団の編成は、すでに昭和三十七年度に完了をいたしましたし、また海上自衛隊については、艦艇は約十三万五千トンとなり、航空自衛隊については全天候性戦闘機部隊十一隊、その他の飛行部隊十二隊、計二十三隊というふうにおおむね順調な進捗を見ておるのでございます。 なお、これが
○小泉国務大臣 昭和四十年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず組織、防衛本庁について申し上げます。 一、昭和四十年度の防衛本庁の歳出予算の総額は、二千八百五十二億六千九百九十六万九千円でありまして、これを昭和三十九年度の歳出予算額二千六百六十九億五千四百八十八万七千円に比べますと、百八十三億千五百八万二千円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機
○小泉国務大臣 お尋ねのバッジ組織に関する経費のことでございまするが、現在計画をいたしておりまするバッジ関係の総経費は約二百五十億円の見込みでございまして、うち日本側の負担見込み額が、前回臨時国会のときにも申し上げましたとおり、約二百三億円、米国分担期待額が四十七億円で、合計二百五十億円ということに相なっておるわけでございます。
○国務大臣(小泉純也君) 私どもは、今日文官優位の原則は厳守しておるものと信じておりますし、また、将来にわたってもこれはあくまでも固く厳守しなければならない重要な問題であると考えております。今回の三矢研究なるものも統幕事務局における幕僚研究として行なわれ、そういう各グループのいろいろな場面を想定のもとに自衛隊の運用並びにその他の事態に即応してどうするかというようなことを研究をしたレポートを集めたのが
○国務大臣(小泉純也君) もちろん伊藤先生のおっしゃるとおりでございまして、これは私が先ほど対象国として演習想定をする場合に、やはり相手方というものをつくる必要があったのだろう、それはやむを得ないことだ、しかし、これを仮想敵国というようなことばを使うのはよくない、こう申し上げたわけでございまして、終局において仮想敵国というものがあってはならないということは、伊藤先生のおっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(小泉純也君) ただいまお尋ねの仮想敵国の問題でございまするが、 〔委員長退席、理事栗原祐幸君着席〕 私はそのときにも前段に記者諸君に、衆議院の小委員会で今後検討するのであるので、こういうことについての発言は好ましくないというような意味を申し上げましたが、いろいろ質問がございましたので申し上げましたことは、仮想敵国は、国会で総理、防衛庁長官がいままでずっと仮想敵国はないという答弁をいたしておりました
○小泉国務大臣 先ほど来申し上げますとおり、三矢研究と、私の申し上げました、自衛隊が平素一朝事あるときにいろいろな想定をし、演習の研究等をするということと——記者諸君との間で、私は、三矢研究と、三矢研究を離れての平時の自衛隊の研究ということ、そういうことに行き違いがあるということを申し上げているわけでございまして、御質問がございましたのでお答えをしただけでございまして、私は、その前段にも、国会で小委員会
○小泉国務大臣 新聞が故意に虚偽を発表しておるというようなことは毛頭考えません。ただ、質問応答のいろいろなやりとりの間に、私の真意が誤り伝えられておる、誤解をされておる点があるということを申し上げておるわけでございます。
○小泉国務大臣 私の長崎における記者会見の席上申し述べましたことは、いろいろと記者諸君の質問に対してお答えを申し上げたのでございまして、小委員会があるのに、私が進んでそういう発言をしたようなことは毛頭ございません。小委員会ができたのであるから、そういうところで誤解をただしていきたいということは申し上げておきました。また、こういう研究が当然であるというような節も申されておりまするが、私は三矢研究なるものは
○小泉国務大臣 高橋防衛政務次官がページ数を申し上げましたことは、これが岡田委員より指摘されまして、私が指示してこの文書を詳細に検討することを命じまして、その調査の結果、合計千四百十九ページ、五分冊よりなっておるということが判明いたしましたので、そういうことを申したと存じております。 またこれは、あくまでも各幕の研究員がグループに分かれましての図上演習の想定のものでございまして、長官決裁のものでもございませんので
○小泉国務大臣 ただいま岡田委員から御指摘のありました怪文書が流布されたことは事実でございまして、私も詳細に拝見をいたしました。ただいま御指摘の、関東駐とん部隊二尉グループの志村某なる者の名前でございましたので、詳細に調査いたしましたが、この志村なる人間は存在しておりませんし、またこれに該当するような人物もございませんでしたので、徹底的調査はいたしましたが、実在の人物がいなかったということで、ついにその
○小泉国務大臣 この問題については、先日石橋委員からも質問がございましてお答え申し上げましたとおり、前もって予定をしておりました計画をそのまま実行したまででございまして、昨年の二月統幕会議で決定をいたし、昨年七月長官指示で準備を進め、そうしてこの二月から始めた日本の自衛隊の陸海空の統合演習でございまして、何ら南ベトナムの関係とか、そういう関連はございません。なおまた、今回の統合演習は、航空自衛隊を中心
○小泉国務大臣 アメリカから、今回の南ベトナムの情勢の変化について、わがほうには何らの通告もございません。なおまた、わが自衛隊といたしましても、この問題について何らの変化はございませんで、平常のままに現在まで過ごしておるわけでございます。なおまた、態勢について、アラート態勢というおことばでございましたが、御承知のとおり、平常の態勢を五として、五段階に分かっておりますが、その平常の態勢のままでございます