1947-11-23 第1回国会 衆議院 本会議 第64号
しかも、それとともに、速かに税務官吏の増員と特遇改善に努めまして、徴税費を適正化し、他方においては、税務官吏の不正行爲については特に嚴重な取締りを励行し、官紀粛正に努めるべきこと、これであります。そうしてさらに進んでは、税制の根本的改革に対する準備を整えるべきことを要請するものであります。
しかも、それとともに、速かに税務官吏の増員と特遇改善に努めまして、徴税費を適正化し、他方においては、税務官吏の不正行爲については特に嚴重な取締りを励行し、官紀粛正に努めるべきこと、これであります。そうしてさらに進んでは、税制の根本的改革に対する準備を整えるべきことを要請するものであります。
この租税の確保こそ、これは先程來申上げた税務官吏の傳統的精神を活かすと共に、全國財務労働組合より要求してあります待遇改善と並行いたしまして、徴税費を大巾に引上げて貰うということであろうと思うのであります。どうか皆樣方、この我々の実情を十分御考慮なさつて、予算を御審議願いたいと思うのであります。以上。
こういつたことは、これは先程前委員が言われましたように、長い間の大藏省の傳統で、いわゆる徴税費最小の原則と申しますか、安い月給で余計税金をとらせようという政策と、中に働いておりますところの人達が、よく訓練された奴隷、ということを私達は申すのでありますが、そういうような状態で長く置かれました結果、こういう現象ができて来たのでありまして、現在においては、既に千八百円ベースにおいても食えないのに、その又その
それから次に徴税費を相当に見込みまして、相当機動的に税務官吏が動けるようにする。更にこの行政の機動的処置と申しまするか。場合によつては、国税調査の資料も、或いは警察、或いは司法関係におけるいろいろな資料も、すべてこれは有機的に使いまして、税務官吏がそれぞれの判断を早く下して活動し得るようにする。そういうような点が必要であろうかと思うのであります。
尚現在の徴税機構及び人的要素、劣悪なる待遇、徴税費を以てしては、闇屋及び新興階級のごとき大口所得者の課税は常に困難であり、從つて租税の徴収計画は大衆課税とその税率の引上等に集中せられた結果、税金は大衆の最低生活費にまで食い込み、この不合理不公平な税制とインフレーシヨンの昂進等により、国民の納税思想は非常に惡化しているのであります。
又徴税費を引上げることも、これは徴税費を引上げることによりまして、今の衰えておりまする徴税機能を高度に発揮させるということは誠に必要なことでありますので、引上げるように実は予算にも組みまして、各位の御審議を煩わしたく考えておる次第でございます。
税務官吏の待遇の問題、あるいは租税を徴收するための徴税費の問題、いろいろあると思いますが、現在日本の徴税費が、世界の各國に比べまして、きわめて率が低いということは、つとにわれわれが指摘いたしておるところであります。
徴税機關の豫算に關する調査承認要求書 一、事件の名稱 徴税機關の豫算に關する調査 一、調査の目的 徴税方法の改善を圖るため現下緊急の税務官吏の待遇及び徴税費の引上問題を調査研究する。 一、利益 現下の徴税上の緊急問題の解決に資する。 一、方法 小委員會を設けて關係者から意見を聽取し、且つ必要に應じ實地を調査する。 一、期間 今期國會開會中。
一、調査の目的 徴税方法の改善を図るため、現下緊急の税務官吏の待遇及び徴税費の引上問題を調査研究する。一、利益 現下の徴税上の緊急問題の解決に資する。一、方法 小委員を設けて関係者から意見を聴取し、且つ必要に應じ実施を調査する。一、期間 今期國会開会中。 右本委員会の決議を経て参議院規則第三十四條第二項により要求する。予算委員長から議長へ宛てての要求書案であります。
それから第二に徴税費が著しく低いのでありまして、外國の例では大体税額の五分程度徴税費をかけておるのでありますが、我が國の場合においてはこれまで大体八厘八毛でありましたが、最近これを引上げて一分一厘程度に過ぎない。從つてこの徴税費についても、これをもつと増す必要があるのではないか。
○木村禧八郎君 只今のお話のように、大体この委員会で取上げる内容は今の税務官吏の待遇を一般官吏なみにするというので、やはり予算を伴いますし、それから徴税費の引上げ、これも予算の問題になりますので、この二点について内容をそういうふうに限つて提案したわけであります。
○小野光洋君 只今提案の内容について予算に関する部門だけだと、こういうことでありますが、若しそういうことだけで、そういう限定した意味だけで果して徴税の成績を上げるような方法ができるだろうか、今徴税が円滑に行かないという原因が、單に税務官吏の待遇が低いとか、徴税費が安いからだということよりも、先程木内委員の言われた税制に対する根本的な欠陥というか、或いは税額と國民生活の実態というものが、マッチしていないという
一、待遇の徹底的改善、徴税費の大幅引上、財産税特別手当の支給。一、全国財務労働組合の意見を十分に採択すること。 第一案が最善の方法でありまするが、若しこれが実行できないとしましたならば、第二案でありまするが、原稿税法は未だ十分に活用し消化されていないのであります。
他の資料 一、政府機關名(部局等を含む)その所要人員、給與(俸給及その他一切) 二、政府地方出先機關名(宮内省よりの移管を含む)職員、給與(俸給その他一切) 三、諸官廳人員及給與の増減 四、廢止、移管、合併、整理による職員數及給與の増減、又その豫定につき 五、公團設置による各公團の所要人員、給與増加額及將來の豫定 六、徴税機構強化の爲の増員、給與及將來の豫定 昭和十一年度に比し税收徴税費
徴税費は非常に少く、尚一般に官公吏の待遇は惡いのでありますが、この官公吏の中で又税務職員の待遇は更に二号俸も遅れておるのであります。戰爭中は勝ち拔くためにとの理由で、新らしい税法が次から次に現われて、無理な仕事を続けて來ております。尚終戰後は財産税、戰時補償特別税、増加所得税、尚我が國初めての納税申告制度の採用等、その他大小雜多な間接税等によつて、仕事の負担はますます過重になつておるのであります。
徴税費ということがよく問題になるのでございますが、大體におきましてこの税務署系統の六億七千四百萬圓と、財務局系統の二億三千六百萬圓の大半を合わせたものが徴税費ということができるだろうと思います。 次は税關でございますが、税關の定員は、税關を通じましてこれは下の機構も全部ひつくるめてでありますが。
全く徴税費というものは、外國の例から比べましても、最近は幾分殖えてまいりましたものの、はなはだ僅少でございます。しかしただいまお話のありましたような、通信費に全然事欠くというようなことは、予算的にはいたしていなかつたのでありますが、年の中途で通信費が上る、あるいは旅費が上るというときに、從來の予算だけでまいりますと、非常に窮屈になつていく。