1955-12-16 第23回国会 参議院 商工委員会 第6号
これがないと、放射性物質を自分の手で取り扱いますと非常に危険で、つまり遠隔操作でやらなければならない。これが日本では今までに、放射線を、アイソトープを取り扱っておりますところにないものでございますから、非常にほんとうの文字通り生命の危険を冒しているわけであります。で、どうしてもこれは作らねばならないということが昨年から問題になりました。
これがないと、放射性物質を自分の手で取り扱いますと非常に危険で、つまり遠隔操作でやらなければならない。これが日本では今までに、放射線を、アイソトープを取り扱っておりますところにないものでございますから、非常にほんとうの文字通り生命の危険を冒しているわけであります。で、どうしてもこれは作らねばならないということが昨年から問題になりました。
この有線というのはアメリカ製のものでございまして、レオポルト・スチーブンソン会社製の有線遠隔操作施設というものでございます。現在のところこれが普通に使われておるのでございます。無線というのが木曽川にございますが、水位及び雨量についておのおの二でございますが、これは日本で初めて今度、丸山でこういう施設を日本の研究によって作ったものでございまして、これは無線になっております。
ここで言っておりますロボット観測所というのは、実は俗語でございまして、正式には遠隔操作装置という方が正権でございます。遠いところで、上流で降った雨の量及び上流の川の水位が、ダムの地点に早く到達する施設でございます。これは雨が降りますと、一ミリふえるごとに、自動的に電話線を伝わりまして、それがダムの地点まで来る施設でございます。これが一般に建設省でとっておる現在の方法でございます。