1961-10-27 第39回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
○武内五郎君 この農業協同組合のような法定による法人、そういうような組合だけが共同施設を持っているとは限らない、特に今日はたとえば耕耘機その他の施設を共有して共同で持っている、あるいは小さい農業作業所等を共同で持っているという協同組合、非法人的な協同組合等が相当たくさん農村に実在しておるのですが、それらの被害に対する救済ということは考えないのですか。
○武内五郎君 この農業協同組合のような法定による法人、そういうような組合だけが共同施設を持っているとは限らない、特に今日はたとえば耕耘機その他の施設を共有して共同で持っている、あるいは小さい農業作業所等を共同で持っているという協同組合、非法人的な協同組合等が相当たくさん農村に実在しておるのですが、それらの被害に対する救済ということは考えないのですか。
だんだん耕耘機が発達してきて和牛というものはなくなり、肥育牛に移ろうとしているのだ。そうすると、畜産市場と畜肉市場のこの取引というものは、密接不可分に発達していく新段階の私は新しい構想が要るのじゃないかと思うのです。それでなければ、めちゃくちゃなものができると思うのです。
そうしてみますならば自作農を中心とする限られたある限度までいって、二町五反でもってそんな耕耘機などを使いますか。頭打ちしてしまうのだ。こういうことができないその体系がはたしていいのか悪いのか。私はそういう形でもって一体一つこの農基法の精神と矛盾を来たしておるのは、この法律の一番矛盾を来たしておるのはこの二町五反の自営農家の育成だと思うのです。私は何もそれを悪いとは言うておりませんよ。
耕耘機などというものは、これは製造者の、いわゆる農機具者の耕耘機であって、農民から見れば、これは不幸運機だこれを買ったためにたんぼ一反売りましたなんてのができてくる。これは先々週の朝日ジャーナルをちょっと見ますと、ジャーナルが方々の農業経営の何を出しております。
埼玉県でも一人々々耕耘機持っていて耕耘機貧乏やってますから、もっと安い金融して下さいというようなことで、そこで一人々々が持たないで、それでは五、六人あるいは農業協同組合の共同施設でもって使うように進めないかと、こう言ってるわけです。だから今お話しの点は、山形のそれは知りませんけれども、そういう場合に耕耘機を共同で持って、そして設備の共同利用ということで使っているのたくさんありますよ。
甲と乙が二人出資して耕耘機を買って、田植えまで共同にしてやったというのは、具体的にそういう例はあるわけです。それはやっぱり協業というのですか。
そういう場合には一人々々が小さい一個ずつの自動耕耘機を持たないで、まとめた中型あるいは大きなものを持って、そうして耕すことを共同にしたらどうか。そうしてあとは自分の道具を使い、自分の作業をするということで差しつかえないことがたくさんある。だからそういう姿というものを全部否定していく必要はない。
しかし、これは総理もよく知っておられるように、あの小型の自動耕耘機であれでやって一年間に何日稼動さしているのか、また何寸振り起こしているのか、中には荷車を引っぱって道を走っておりますけれども、歩く方が速いような速力で走っている。あれは私は悲劇だと思います。ただ、ああいうものでも買ってやらないと、息子が百姓をしないからしようがなしに買ってやる。
今の三馬力前後の耕耘機で、そうして一反の田をやっております。そうして曲がりかどに来ると、牛や馬を使うのとあまり効果が違わない。しかしやはり農民としては子供の関係、嫁取りの関係から耕耘機を置いておる。そこで耕耘機をどれだけにしようかという点には、農地をどれだけの区画にしようかということがつけ加わってくるわけです。
増税プラス増税はイコール大増税ということでありまして、固定資産税の評価がえによるところの農地の増税、それからまた先ほどおっしゃったと思いますが、ガソリン税の値上げによる耕耘機を使う諸経費の増大、こういう点から考えまして、いささかも減税がないものだとわれわれは思っていますが、差し引き何か減税があったようにおっしゃったようですが、これは間違いだったのでございますか。
よく、耕耘機なんか、一馬力で一ヘクタールが最も効率的な耕耘機の導入の仕方だということを言われますが、外国の農業生産の技術なんかでは、大体どこの国でも、現在入っています耕耘機は十馬力、二十馬力というものが中心になっております。そういうのから考えますと、二、三馬力のメリーティラーというようなのを駆使している日本農業は、いわばマニュファクチュアの段階だと言うことができるのではないでしょうか。
そこで、秦さんに最初に伺いたいと思うのでございますが、秦さんの御見解を聞いておりますと、政府案の自立経営農家の育成ということは、それはいわゆる企業的農家とは考えられない零細農の範疇に依然として入るものである、あるいはまた、この貿易自由化の方向の中で、この自立農家のようなものでは国際競争に敗ける、端的な理由として、外国の十馬力、二十馬力の耕耘機とメリーティラーとの比較においてそれが端的に現われておる、
○秦公述人 私の言葉が少し足りなかったかと思いますが、これは、つまり、農民自身が、自分の五反なら五反の所有地だけではどうにもならない、隣の人は七反持っている、その隣の人は六反持っている、これを個々別々にあぜをちゃんと切って別々に経営をしていたら、これはどうにもならない、まああぜも、一応耕耘機でも入れるならば、なるたけ狭い地域にあるあぜを取って、もっと能率的にやろうじゃないか、こういうことになれば、これはもちろん
○森本委員 このトラクター、自動耕耘機その他については、沖縄の地方に一番ふさわしいというようなものを選んだと思いますが、その機械類と選び方については、農林省としてはどういうようにこれをやっておられるわけですか。
○森本委員 今の総理府の連絡局長の答弁では、トラクター、自動耕耘機といろいろ言われましたが、それについての種類別と金額というのはわかっておりますか。
さらにガソリン税で耕耘機、トラクター等の使用するガソリン税の値上がりを受けておるのが五億からあるわけです。そこへもっていって今度国民年金の強制掛金がありますというような情勢で、国保の保険料を値上げをするというようなことは実際上できないですよ。
その一つのやり方としましては、これは別の問題ではございますが、農業の経営近代化促進という意味でいいますと、耕耘機等の耐用年数をより短縮して生産性の向上に寄与するとか、こういう方面で大きく前進すべきじゃなかろうかということで、目下その方の作業を進めておるわけでございます。もちろんそれがその農家あるいはその他に対するガソリン税を増徴することの理由には一つもなりませんです。
○大久保政府委員 まことに、御質問の要旨は、私たちもガソリン税を取り上げますときに一番気になりました点でございまして、農民の耕耘機問題、中小企業者の問題等につきまして、今御質問の気持を持っていろいろ実は考えたわけでございます。
○大久保政府委員 ただいまの御発言に対しましては、先ほど広瀬委員の御質疑にお答えいたしましたが、農業用耕耘機等のガソリン税の影響につきましては、非常に私たちも苦慮いたしておるところでございます。そこで、農業の将来ということにもかんがみまして、今後の税制におきまして、この点の検討につきましては、十分誠意を持って努力をいたすということを、ここにお答えしておきたいと考える次第でございます。
これは過剰投資だと言われるのは、おそらく耕耘機にいたしましても、小型のものがどんどんと捨てられて、新しく買うところに、農機具メーカーがまだ存在しておるわけですが、これが過剰投資の形となってできていると思うのです。
従って積極的に今後は農機具に対していかなる形の機械が必要であるか、そのものについてあるいは中型だとか大型とか自動耕耘機とかトラクターとかいうものに対して、大体の方針がきまりますれば、積極的に日本の農機具のメーカーについても相当信用の置けるしっかりしたものがあるようでありますので、そういうものに対して優良農機具を考案し、優良農機具を供給し得るように農林省としては積極的に働きかけたい、こう思っております
これは農民に対する機械利用の展示に対する助成であるとか、あるいは機械オペレーターの養成施設に対する助成であるとか、あるいは修理施設に対する助成であるとか、そういうことを内容としておるのでありますが、これにつきましては先ほど農林大臣からも答弁がありましたように、今後の機械化を普及していきます場合におきまして、現実には当面小型のトラクター、自動耕耘機が五十数万台もすでにどんどん入ってきておるわけでございます
これらの優秀な農業機械を作るものがおるのでありますから、日本の農業にふさわしい形において必要な、御指摘のような、あるいは中型トラクターとか小型の耕耘機とかいうものに対する製作等に関しましても十分今後検討いたしまして、御趣旨に沿うように私はやっていきたいと思います。
私も近県におきましては、埼玉県等において歩いて見ておりまして、確かに機械を売り込む側の方の最も有効な、短時間で深耕をさせる自動耕耘機というようなものの売り込みがあって、それに飛びついて買う、しかしその稼働は、お話の通り一年にわずかしかない、あとは眠っておる、こういうことで、私が聞かされたのは、耕耘機貧乏で、どうか一つもっと補助金を出してもらいたいというような話でしたが、私はこれについては、そういう買
今耕耘機や何か買うにしましても、非常に無理をしている。土地を売って買ったり何かしておる例が多い。だからこういうふうなことになりましても、結局零細農の融通が一番つきやすいのは今度の信託制度で、主地を農協に持っていって離農資金を借りる、この道があいておるだけだと私は思う。
また零細なる現在の農家については、一人々々が、たとえば機械化をする場合において有効な、あるいは自動耕耘機でも買う、こういう場合に、いいことではありまするが、一戸一戸が持っておったのでは償却なんてできはしない。だから共同化して、数人寄ってそれを買うて共同利用する。そうすると負担も少なくなる。これはこれからの金の運用方法です。
これはなるほど牛馬耕ないし小型の自動耕耘機程度の技術でございますと、こういう水田の形というものは最も適している形だったわけでございますが、もし中型のトラクターを入れるということになりますと、そういう水田の形ではとうてい能率的にこれを使用することはできないと考えます。
大半の農村はすでに耕耘機を持っておる。一体この農村に何億という負担増をしょわして、そうしてこのような道路計画をやるということはあんまり不見識ではないか。なぜガソリン税の増税分くらいは一般会計から支出をして、そうして納得のいく二兆一千億円の新道路整備計画を立てなかったのか、私どもは非常に不満であると思うのです。
たとえば農業関係でいいますと、耕耘機が現在五十一万八千台あります。あるいは農村関係でありますいろいろな機械化によって、農業用機械のガソリン消費というものは非常にふえております。ガソリン税の値上げによって、これは約一億からの影響が出て参っております。この耕耘機その他は畑で使うものであって、道路には全然使わないのです。
耕耘機と申しましても、大農になった場合の大耕耘機というのではなくて、できるだけ耕作の労力も機械化できる範囲において機械化したら、こういうことを考えておるわけでありますので、その辺は誤解のないようにお願いしたいと思います。なお、価格につきましては、できるだけ適正な価格をきめまして、そうして農家の耕作意欲の向上と相待ち、必要な生産量を確保したい、かように考えております。
それからこれはもう釈迦に説法でございましょうが、農村が機械化されてきつつある状態、これは好むと好まざるとにかかわらず、耕耘機を持たなければお嫁に来手がないという状態のときに、私は、今までの農業の考え方で、潜在失業者があそこにおるから、急に忙しくなったりひまになったりすることに耐え得るのだ、この考え方は私は古いのじゃないかと思います。
三反、四反、五反の農家が別々に、たとえばよく聞かされるのですが、自動耕耘機なんというものを買います。非常に労力は節約でき、簡単に深く耕せる。しかし、あまり早く耕して、使わないで納屋にしまっておいて、資本償却できないで、いわゆる耕作機貧乏になるのだということですが、こういうようなのは一例ですが、そういうようなものを、三反、四反、五反の人が十人か十五人集まって耕作を共同にする。そうなれば二台で済む。
こういうものは一緒にして、耕耘機などを使う場合には広くした方が能率が上がります。そういうふうに農業の今の経営規模を変えていきたいというのが私の念願であります。