1954-08-20 第19回国会 参議院 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 閉会後第2号
併し自由にするにはいろいろなやはり条件があるということで、そこには政府に手持米がないとか或いは又増産がそこまで行つておらんとか、或いは国際収支が不安なんで米を余計買うというようなこともできないというようないろいろな理由を挙げられまして、この際はまあ自由にするのは無理だ、併し政府では食生活を改善するとか或いは増産をして食管制度の改善を図るべきだというような基調に乗つております。
併し自由にするにはいろいろなやはり条件があるということで、そこには政府に手持米がないとか或いは又増産がそこまで行つておらんとか、或いは国際収支が不安なんで米を余計買うというようなこともできないというようないろいろな理由を挙げられまして、この際はまあ自由にするのは無理だ、併し政府では食生活を改善するとか或いは増産をして食管制度の改善を図るべきだというような基調に乗つております。
それにつきましてば先ほども申上げましたようりに、食糧の自給度の向上なり、或いは消費の転換によりましてそうして、需給のバランスが立ち、而もその需給なり、価格の変動に対しまして政府が十分なる準備をなし得る、例えば相当数量の手持米が持ち得て、価格変動なり需給の変動に対して対応し得る状態が起りました場合におきましては、これは現在の直接統制方式は廃止しても差支えないじやなかろうか、かように考えております。
○説明員(前谷重夫君) 只今溝口委員の御指摘のように、根本の考え方が国内の増産をもう少し強力に推進することによつて供給力を増加し、一方におきまして食生活の改善を推進することによりまして需要の転換を図る、でき得るだけ需給のバランスがとれて、そうして更に需給なり価格の調整がとり得るように政府の手持米の補強等の措置をとる必要があるということが、この案のできました場合におきまする会長の御説明によつても、趣旨
別にどうというわけではございませんが、それを聞いておかんというと、需給計画はまだはつきりしたことはきめられないということだから、私は短期でよろしうございますから、この際本年度の収機、保有米はどれだけとか、それからその残りと、政府の手持米と、更に外国から来るものを当てにしてどのくらいか、それをどういうふうに一体配給をするつもりであるということをお話し下されば、それで私は新沢さんに対する質問はその程度でよろしいと
然るに今年の稲作は御承知のように七月の末までが非常に天候に恵まれたために、稲作が非常によくなつて、この状態では昨年よりも或いはよいのではないか、昨年と同等の稲作になるのではないかというようなことから手持米を全部まあ超過供出をしたというような実態です。ところが八月の半ばから非常な冷害がつきまして、予期に反しまして自分の手持米をなくしたりそして食べる物がない。
そうして、政府手持米は九州五県と山口県関係で二十六万六千トンもあるから、炊き出し用にも一般配給用にも心配はない、人心の不安と闇値の高騰に対して、政府米の放出をするという意向を明らかにされました。山縣厚生大臣は、板付の飛行場に着くと直ちに、災害救助法の救助の費目をかくかくのごとく上げると新聞発表をいたしました。
それから一般配給家庭用所要量が二十一万六千トン、それから農家保有米流失量は、推定でありますが、一万六千トン、政府の手持米の損失量、これも推定でありますが、二万トン、差引残高一万四千トンという数字なつております。それから麦の方は手持ちは相当豊富であります。
それから政府の手持米損失量が、これも推計でありますが、二万トン、差引残高が一万四千トンでありまして、一般配給用及び農家前貸分といたしましては量的に心配はないつもりでございます。 なお麦の手持は相当に豊富でありまして、これ又今のところ心配はございません。繰上配給につきましては只今検討中でございます。
なお、これは向うの大野本部長の話でありますが、政府の手持米を支給したいという話、これはしたいという話だけで、まだされてはおらんわけです。そこで地元の各県からも要望があつたことと思いますが、食糧の、何と申しますか、放出とか、それから併せて繰上支給と申しますか、貸与も必要になつて参ると思うのであります。
ただ、この食糧の関係につきましては、幸いに九州各地にございます政府手持米の在庫はかなり豊富にございますから、処置を誤まらなければ、この点についその不安は万ないであろうと、万全を期して行く所存でおるわけでございます。
そういうことになつて参りますと、実際政府の手持米というものは、内地米において九百万石を切れるのであります。この九百万石をもつて七箇月もまかなわなければならぬ現実になつてしまいます。そうすると現実に今までの外米と内地米の配給のバランスが破れて、つまり現在では内地米を十日分、外地米を五日分大消費地で渡しておりますが、これが逆のようになりはせぬかということを私は心配しておるのであります。
○波多野鼎君 それでは別の見地から聞きますが、十一月六日に統制撤廃の方針がきめられた場合においても、恐らく需給調整をやるために政府の手持米が相当豊富でなければならぬ。特に端境期における価格の激変を防ぐためには、端境期における手持量を相当多量に持つてなければならぬ。その手持量を国内の産米の供出によつてできるものか、或いは又外米、外国食糧品の輸入によつてできるものか、どちらかしかないのであります。
しかしその売渡しは現在のように規則正しく消費者に配給されるのではありませんから、時期的には、あるいは社会経済的には売渡しが少い場合もありまして、政府の手持米はときにただいまよりも増加するような場合も想像し得るのではないかと考えられます。それからその売渡しにつきまして、政府所有の食糧を地方に分散配置する必要があろうと存じます。
当分の間、特に消費地、都市、大都市については、現行の配給組織をできるだけ活用して行き、現行の相当一般消費者が安心しておる形において、政府の手持米を放出するということが、一番実際的であるというような考えで現在検討しております。
○根本国務大臣 政府手持米の配置の詳細の状況は、食糧長官から御説明いたさせまするが、現在輸送の関係もおおむね順調でございまして、大消費地についすもどんどん回送いたしておりまするので、現在不安ないものと思つております。
がこの立場、この考えからしますると、外為特別会計に三百億、食管特別会計に百億一般会計から繰入れておるのでありますが、これはいずれも短期資金、運転資金に属するものでありまして、殊に食管会計のごとき、伺うところによりますると、本年の供出目標が大体二千五百万石に置かれておるやに聞いておりまするし、又農林当局のお話によりますると、来年の四月一日の端境期の手持米は千百万石ぐらいであろうという予想をされておりまするが
○角田委員 それでは私からもう少し進んでそのことのお尋ねを申し上げたいのでありますが、米の自由販売が行われておつた当時、その時代においても政府の手持米が少かつたときは一年に三割以上上つたときがある。最も少いときには一年間に七割四分も上昇したことがある。
今回の統制撤廃による政府手持米を急速に増強するため加州米を三十四万トン輸入する予定だと、先ほど根本農林大臣も言つておりました。ところが、このトン当りは百五十ないし二百ドルという高い値段でございます。これに要する補給金は約五十二億円となりまして、首切りによる二十億や二十五億の人件費の節約と比較いたしまして、二倍以上のむだな補給金を使うのであります。
特に衆議院においても問題になりました通り、二月には向うからの予定輸入量もちよつと不可能な状態になつておる、大体政府の発表によりまするというと、手持米なども非常に窮屈になつておる、前年度の予定よりは非常に減つておるわけです。そうすると端境期を控えて、国内的な食糧の不足、それから予定輸入量の心配、そういうような点から見て非常に窮屈になつて来ると思うのです。
の不足は借入金をもつてまかなうべきであり、食糧証券の発行を前年度の千百八十億円にとどめるためというのは、顧みて他を言うものであると述べて、反対の意を表せられ、深澤委員は共産党を代表して、政府は資金運転操作のためであると言うが、これは明らかに赤字の補填である、また政府の輸入食糧依存主義の現われである旨を述べて、反対の意を表せられ、内藤委員は新政治協議会を代表して、本年四月消費者価格引上げによる政府の手持米
さらにまた非常に不可解なことは、先ほども各派からここで言われましたが、本案とまつたく縁の遠い供出後の自由販売ということを民自党は公約いたしたにもかかわらず、選挙直後におきまして、何ら法律の根拠なく、供出後の農家手持米を供出させるべく、閣議において強権の発動を決定しておるのであります。昨年、われわれと一緒に民自党の方が反対をした。