1971-12-02 第67回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
そこで、中華人民共和国の国連加入とか、あるいは、ニクソンアメリカ大統領の訪中とかというようなことがございましても、両者間でよく話し合いをすれば、解決する問題と存じますので、私どものほうでは、特にそういうことをほかの人にお願いするということはいたしておりません。
そこで、中華人民共和国の国連加入とか、あるいは、ニクソンアメリカ大統領の訪中とかというようなことがございましても、両者間でよく話し合いをすれば、解決する問題と存じますので、私どものほうでは、特にそういうことをほかの人にお願いするということはいたしておりません。
この会見の中で、新聞記者の皆さんが、「閣議では中国の国連加入問題で何も話はなかったのですか」、こういう記者団の問いに対して、防衛庁長官は「いや何もなかったが、大体、中共が国連に加入することは、事態をますます悪くする。国連というものは、小国も大国も同じ票をもっている。いわば田舎の信用組合のようなものだ。田舎の信用組合は一万円も出せば会員になれる。みんな一票をもらえる。」
したがって、中華人民共和国の国連加入、これには問題はないはずであります。ただ、台湾の取り扱い方について不満を持っておる、こういうように御理解いただきたいと思います。
あの段階において、もし外務大臣が外交政策を転換するとすれば、中国の国連加入を拒否せよという、反対に戻るわけでありまして、まさに歴史の歯車を逆転させるということになるではありませんか。
ただ、その際に、この国連加入につきまして、賛成をすれば事実上の承認関係に入るという前例はあったことも事実でございます。
やはり国連における中国の問題についても、決して日本の態度が現在のままでないということをさっき森さんの質問に対してもおっしゃいましたので、そういう場合に、日本が現在の中国の国連加入に対する態度というものを変更する場合には、やはりいろんな附帯の条件というようなものがつくべきだと思います。
○石原慎太郎君 それから、中国の国連加入に関して私たちが一番気になることは、つまり、国連に加入し国連のメンバーとして、現在の中国が過去にとってきた国際関係というようなものから見ますと、国連の精神というものに合致し得ない点が非常にあるわけです。
しかも、条約加盟国だとかいろいろおっしゃるけれども、この加盟をする、しない、国連加入する、しないという問題、これを言えばまた別の問題に発展しますけれども、一番それに反対しておるのは日本なんじゃないですか。重要事項指定方式なんというものをアメリカのお先棒かついでやっておるのは日本なんでしょう。
一九七二年国連総会においては、中国の国連加入を承認し、正統政府として代表権を与える。台湾問題は中国の領土であると確認し、その処理は――ここがむずかしいところです。この処理は中国の内政問題として当事者間にまかせる。昨年秋、友好貿易の中の一人、これは共産党員じゃないです。元来は自由主義者だけれども、一度都合上共産党に入っておった人がおる。
それから、いままでこの北京政府に対しまして、中華人民共和国に対しまして、国際平和を乱すものであるとか、国連加入の資格に疑義があるというふうな、言うなれば侵略者呼ばわりをするような、中国非難的なことばがあったわけですが、これが全然なくなった、こういうことが注目をされておるわけであります。
この中・四国大規模農協の協議会の全国連加入の問題は、これは系統自体においてもいろいろ議論をしておるようですし、いま言われましたような窓口が開けておるということも私は承知をしておりますけれども、農林省当局として今日までこういう末端の動きというものをもう少しすなおに受けとめて、そうしてその道を切り開いていくようなことが農協の上部機関に対するやはり新しい系統のあり方を示唆していく道筋だ、私はこういうふうに
(拍手)たとえば、中国の国連加入重要事項指定方式を、何ゆえ提案国の一つになってまで積極的に買って出なければならないのか。(拍手)中国向け輸銀融資を否定する吉田書簡に、なぜ、いまもって固執し続けなければならないのか。(拍手)米国の鼻息をうかがうこと以外、その理由を見出すに苦しむものであります。
しかも椎名外務大臣は、重要事項指定方式は事実上中共の国連加入を阻止して引き延ばすことを目ざすと解釈して差しつかえないと国会で答弁している。
次の問題は、いまの国連加入の問題ですが、これについては、これはまだこの秋の問題ですから、いまからとやかく言うことはないと思っております。
その結果、中共の国連加入問題が多数決でもって国連で議決されるようなことになりますると、台湾は申すに及ばず、極東、ひいては世界の平和と安定に対して与える悪影響はけだしはかり得ないものがございましょう。
いま言われるように、吉田書簡が問題になるとか、あるいは承認が問題になるとか、あるいは国連加入が問題になるとか、いろいろ問題が提起されております。しかし、問題がありながらも貿易自体はどんどん行なわれておる。しかも、おそらく今度また日工展、その結果は、もっと金額がふえるだろうと思いますが、そういうような状況にあるのですから、あまり御心配なさらなくてもけっこうかと思います。
したがいまして、具体的に、国連加入、これを進めろとか、あるいは北京政府、これを承認しろとか、かような考え方はただいま持っておらないということを明確に申し上げておきます。 最後に、解散問題に触れられました。御趣旨は、訪米前に主権者である国民に問うべきではないか、かような御提案でございます。せっかくの御提案ではありましたが、解散については何も考えておりません。
もちろん、ああいうことが、すぐアメリカの政府がそのままそういう政策に走るとは私思いませんけれども、そういう意味からいっても、台湾、中国の関係についても、これは特に国連加入の問題がありますから、基本的な問題ですけれども、やはりアメリカがいずれは再検討してくると。
これは外務大臣からもお答えしておりますように、こういう大事ないわゆる代表権をめぐる、そうして片一方を追い出すと、こういうような問題ですから、これは圧倒的に国際世論がきまらないと、国連加入ができないのではないかと思う。そこらにむずかしさがあると思います。私は別に北京政府を敵視するわけのものではございませんから、政経分離の形でどんどん進めていく、貿易も、また文化交流もする。
ただいまの状態では、中国大陸にある北京政府、また台湾にある中華民国、そのいずれもが、中国は一つだ、こういう主張をいたしておりまして、いままでも国連でしばしば問題になりましたが、いつも重要問題としてのこの問題が解決を見ないで、中共自身の国連加入ということがまだ実現しておらないのであります。
○鬼木勝利君 次に、第三次防の期間中に、一九七〇年のいわゆる安保改定の時期を私は迎えると思うんですが、あるいはまたこの期間には中共の国連加入というような問題、これはどうなるかわかりませんけれども、こういったような、その他複雑きわまりない国際情勢の見通しについて、三次防の改編ということを想定に入れていらっしゃるかどうか、その点を長官に承りたい。