2005-03-31 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
政府参考人(西川孝一君) 麦、大豆の技術開発の現状というお尋ねでございますけれども、麦、大豆、今、水田で多く作られているわけでございますけれども、特に水田で作る場合、我が国は降水量が多くて温暖であるといったこともございまして病虫害あるいは湿害といったことが起こりやすい、そういう条件下にあるということで、技術開発に当たりましては、これらの被害を回避しながら、高品質で生産性の高い麦、大豆生産を行うための品種育成
政府参考人(西川孝一君) 麦、大豆の技術開発の現状というお尋ねでございますけれども、麦、大豆、今、水田で多く作られているわけでございますけれども、特に水田で作る場合、我が国は降水量が多くて温暖であるといったこともございまして病虫害あるいは湿害といったことが起こりやすい、そういう条件下にあるということで、技術開発に当たりましては、これらの被害を回避しながら、高品質で生産性の高い麦、大豆生産を行うための品種育成
栽培技術の確立と品種育成によりまして、収量の向上に向けた研究開発の必要性があるというふうに考えております。 私どもといたしましては、このような状況を踏まえまして、新たにつくります農林水産研究基本計画につきましては、これらを踏まえて、計画的かつ着実に研究を進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
議官 福井 雅輝君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○農林水産に関する調査 (台風、地震等による被害状況と対応策に関す る件) (農政改革の方向性と食料・農業・農村基本計 画見直しに関する件) (BSE対策と米国産牛肉輸入再開問題に関す る件) (韓国漁船不法操業問題に関する件) (植物新品種育成者権保護
さらに、我が国農産物の品種・品種育成者保護も絶対に欠かせないところであります。 次の表は輸入食品等の食品衛生法上の不適格事例、これは今年一月の分に限ってでありまして、厚生省、厚生労働省のホームページより抜粋しておりますが、こんな状況であります。
これに伴い、新品種育成者権の保護強化を図るために今般の種苗法改正と、こうなったわけでございましょうから、この改正については私どもも賛成をし、早くこの権利というものが、また保護というものが国民に周知徹底されまして、世界の一つのモデルとなるぐらいの、そういう我が日本としてこれを契機に出発できるような、そういうものになってもらいたいなと、こういう期待をしておるところでございます。
また、これに基づく、新鮮でおいしい農産物の生産、増養殖水産物の資源培養及び消費者への情報発信、生産、流通を通じた高コスト構造の是正、消費者ニーズを踏まえた品種育成等の技術の開発に取り組んでまいりたい、このように思っております。
そして平成十一年度、今年度から麦類の高品質・わせ化のための新品種育成及び品質制御技術に関する緊急研究を三年間の計画で開始しております。 この中で、今、先生御指摘のありましたように、収穫期の降雨による品質の劣化等を避けるためのわせ性、穂発芽の耐性あるいは赤カビ病の耐性、これを強化した品種の開発を行うことにしております。
委員会におきましては、新品種育成の促進、審査体制の強化、農業者の行う自家増殖の取り扱い、品種登録制度と特許制度との関係等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ─────────────
昭和五十二年に、種苗法が変わるときに、この委員会が附帯決議の中で、国等が行う公共育種については、農作物等の種類の実態を踏まえて、品種改良に関する試験研究体制の整備の拡充とか、予算の確保を図り、さらに新品種育成者に対して報奨とか優遇措置を講ずるようにというふうな附帯決議が出たそうであります。
特に、今回の改正により品種育成者の権利が強化されますことは、我が国の育種の振興を促し、農林水産業の発展に資するものと確信いたします。 その上で幾つか質問をさせていただきます。時間の関係で現行制度との主要な変更部分の一つであります第二十一条、育成者権の効力が及ばない範囲、特に栄養繁殖をする植物に属する品種に的を絞って質問をさせていただきます。
世界の情勢を見ましても、新品種の育成と育成者の権利の強化は各国共通の重要課題と認識されており、平成三年には、植物の新品種育成者の権利をより適切に保護し、育種の一層の振興を図るため、従来の条約が改正されました。
時間という視点でとらえた場合に、この品種育成者権者と農業者、利用者との整合性というものをどのように考えておるのか、お答えをいただきたいと思います。
○石橋(大)委員 次に、品種育成者の権利の強化に関連をして幾つかお尋ねをしたいと思いますが、まず一つは、権利の明確化について。 今回の法改正によりまして、登録品種の育成者の権利を育成者権として他の知的所有権と同様に位置づけることになったわけであります。
しかし、強化をする上で確認したいと思うのが、この品種育成者権者にとってはよいことになっても、一方では我が国の農業の姿あるいはまた生産活動という実態にマイナスがあってもならない、こういうふうにも考えます。そして、種苗を通じて利益を考えた場合に、品種育成者権者といわゆる農業者、生産者との整合性、バランスというものがある面では大事になってくると思いますが、この辺はどのように考えておられるでしょうか。
世界の情勢を見ましても、新品種の育成と育成者の権利の強化は各国共通の重要課題と認識されており、平成三年には、植物の新品種育成者の権利をより適切に保護し、育種の一層の振興を図るため、従来の条約が改正されました。
一例を挙げれば、コシヒカリの品種育成には十三年を要しています。 こういうことから、具体的な機関の独立行政法人化については、中央省庁等改革推進本部等において今後検討することとされているところでありまして、その際、農林水産省の試験研究機関については、このような研究の効率化に資するものとなるか等の観点を踏まえて慎重な検討が必要である、こう考えております。
そのほか、これは国の予算で行っておりますが、委託研究的に行われている研究も、例えばイネのゲノムの効率的解析王法、新形質米を川いた新しい調理食品の開発、需要拡大のための新形質水田作物の開発、種苗特性分類調査、水稲品種育成法の開発、ファームオートメーション農業に関する研究と、いろんな研究が行われております。
農業試験場藤坂支場は耐冷性品種育成のメッカとも言われておりますが、同試験場においては、本年の気象経過の推移及び水稲の生育状況についての説明を受けました。 七月中旬からの厳しい低温、日照不足は実に三十七日間も続き、やませの日もかなり多く、八月上旬の気温は昭和十一年の気象観測以来最も低いとのことであります。このため、稲の丈は平年より十四センチも短く、試験開始以来の最短の記録であるとのことであります。
また、ジーンバンク事業も実施をしておりまして、遺伝資源の収集、利用に努めているところでございまして、例えば、障害型冷害に対して高度抵抗性を有しますインドネシア在来種由来の水稲中間母本農八号、中間母本といいますのは品種育成の素材となるすばらしい形質を一部持ったものでございますが、それですとか、あるいはマレーシア在来種由来の水稲中間母本農十一号といったものを育成しまして、耐冷性品種の育成に活用しているところでございます
林業につきましては、林野面積が県土面積の約七割を占める全国第四位の森林県であり、県では、林業生産基盤整備の推進、国産材産地づくりなど各般の施策を総合的に推進するとともに、キノコや山菜等の特用林産物の振興を図るため、バイオテクノロジーを活用した新品種育成事業等を推進しております。
それから、ただいま委員お話ございましたように、これから品質取引の方にまいらなければならないということになっておるわけでございまして、そういうものにたえるような良品質のサトウキビの品種育成というようなこと、あるいは病害虫の防除というようなことにつきましても努力をしてまいりたいと考えているところでございます。
また、生産性向上等のための技術開発といたしましては、水稲、転作作物を通じた生産性向上技術の開発、水田利用高度化のための地域輪作技術体系の確立、画期的な高品質・高収量畑作物の新品種育成等の総合的な技術開発に着手いたしましたほか、土地利用型農業の生産性向上のため、超多収稲の品種開発、安定多収裁培法の確立に関する研究を引き続き推進いたしますとともに、作物、家畜の成育診断・予測等のための情報処理技術の開発を
○説明員(海野研一君) 水稲の品種育成に当たりましては、御指摘のように農業機械でございますとか施設でございますとか、そういうものの利用の効率化という面、さらには災害の危険分散というような面から、なるべくわせからおくてまで、それぞれにわたっての品種の育成ということが必要なわけでございまして、特に近年、良食味品種に人気が集まってきてから、そういう良食味品種をわせからおくてまでなるべくそろえていこうというようなことでございまして