1949-04-23 第5回国会 参議院 決算委員会 第4号
第四に、農林省所管におきましては、土地改良事業に要する揚水機一式の購入費の補助金を交付するに当つて、措置当を得なかつたもの、労力調整施設費補助金等の交付に当つて、実情に対する愼重の考慮を次いたために交付が多額に失したもの、開拓施設、開拓事業入植関係等に対して実施の見込不確実な事情にあつたにも拘わらず、多額の補助金を支出し、補助金の交付の時期適切を欠いたものがありますが、いずれも補助金に関する措置につき
第四に、農林省所管におきましては、土地改良事業に要する揚水機一式の購入費の補助金を交付するに当つて、措置当を得なかつたもの、労力調整施設費補助金等の交付に当つて、実情に対する愼重の考慮を次いたために交付が多額に失したもの、開拓施設、開拓事業入植関係等に対して実施の見込不確実な事情にあつたにも拘わらず、多額の補助金を支出し、補助金の交付の時期適切を欠いたものがありますが、いずれも補助金に関する措置につき
この批難事項の内容は緊急開拓事業入植関係等の仕事のことでございますが、緊急財政処分並びに第二予備金の経費から農地開発営團、それから日本開拓協会及び都道府縣に対しまして補助金を交付したのでありますが、その交付の時期が非常に適切を欠いているという御批難であります。
そうして農林省が言つているこの入植関係の予算を見ましても、非常に間接費が多いのです。ところが実際自興会の先程の吉崎会長、その他の説明を聞きましても、五ヶ年計画で二十四万円、第一期いくら、第二期いくらというふうにやつておる。非常に安價なんです。こうした点から考えれば、一石三鳥四鳥五鳥になる。こうした面を國が挙げて遺憾なきを期すということでなかつたならば、日本の建設なんかあり得ないと思う。
というのは二十四年度の全体で三十一万と申しましたか、この三十一万のうちで二千二百八十円程が今年の今申しました狹い意味の行政費でございますが、その外に間接的なものとしてさつき言いました入植関係の指導実施費なり、営農の指導のための経費なり、未墾地の買收のための買收費、管理費、或いは賣渡経費、そういうふうなもの……その外にずつと例えば入植の関係で二千三百二十円とか、営農費の関係の三千五百八十円とか、ずつと