1964-04-01 第46回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号
○阪田説明員 お示しのように、諸外国におきましてはアメリカ、イギリス等のようにたばこの製造、販売を民間でやっておる国があり、あるいはフランス、イタリア、オーストリアのように政府あるいは専売公社のような特殊会社におきましてたばこの専売をやっておる国といろいろございますが、具体的な、どこでどの専売ではどういう率の益金をあげておるか、あるいは税をとっておるかという数字をただいま持ち合わせておりません。専売公社
○阪田説明員 お示しのように、諸外国におきましてはアメリカ、イギリス等のようにたばこの製造、販売を民間でやっておる国があり、あるいはフランス、イタリア、オーストリアのように政府あるいは専売公社のような特殊会社におきましてたばこの専売をやっておる国といろいろございますが、具体的な、どこでどの専売ではどういう率の益金をあげておるか、あるいは税をとっておるかという数字をただいま持ち合わせておりません。専売公社
○阪田説明員 ただいまの御質問の御趣旨がはっきりわからなかった点もあるのですが、たばこの価格についての質問かと拝聴したのです。たばこの価格の問題につきましては、これはもちろん一方におきましては財政収入をあげるという問題もございますが、一方からいいますと、たばこは国民一般に広く愛好されております嗜好品でございますが、同時にある意味におきましては、喫煙者層におきましては必需品といったような状況にもなっておりますので
○阪田説明員 専売公社といたしましては、ただいまお示しのように、専売公社法その他の法令、規定にしたがいまして、専売事業の実施に当たっておるわけであります。お示しのように、たばこ専売、塩専売、その他の仕事をやっておるわけでありますが、専売事業あるいは専売公社の使命といたしましては、一方におきまして財政収入をあげる、国あるいは地方団体に専売の納付金あるいはたばこ消費税といったような形で財政需要に寄与するというのが
○阪田説明員 FLの問題につきましてお尋ねでございますが、これは年度の開始します前、予算を編成する当時に、いろいろと翌年度の商品計画といいますか、どういう製品をどういうふうにつくって売っていくという計画を立てますが、これはその後の推移によりまして必ずしもそのとおりにはやっていないわけであります。それで具体的にFLににつきましてお尋ねがございますが、このFLは、フィルターつきのロングサイズのものということで
○阪田説明員 宣伝費の問題につきましては、確かに御指摘のように公社は専売でございますので、アメリカのような非常にコンペティションの激しい、業者同士が広告いたしておりますが、そういったような広告をする必要もないことはもちろんでありますし、事実アメリカなどに比べますれば非常に少ない宣伝費の支出であるわけでございます。それで最近の肺ガン問題、またたばこの健康に及ぼす影響の問題につきまして、公社としての宣伝方針
○阪田説明員 お答ええ申し上げます。 専売公社の予算で三十九年度に計上しておりまする宣伝費でありますが、これは御指摘のように役務費の中に含まれているわけでありますが、その中の金額といたしまして一億二千五百万円を予定しております。 それから報償費から実際上組みかえて毎年使用しておるものがございますが、これにつきましては御指摘のように、これも毎年五千八百万円とか九百万円とかいったような額が組みかえられて
○阪田説明員 公社のガンの研究の関係は、もっぱら大学あるいはガン研究所とその他の研究所等に委託しまして、そこで権威ある先生方に調査していただく、こういう形をとっておりますが、三十六年度は始めました年でありまして予算は百三十万でございます。本年度はこれが四百万円、それから三十九年度は七百万円を要求しております。この金額につきましては、いろいろ多い少ないという御議論があると思いますが、私どもといたしましては
○阪田説明員 たばこと肺ガンの関係の問題につきましては、これは専売公社としても非常に重要な問題でございまして、かなり前から、昭和三十六年度あたりから研究費も支出いたしまして、各方面、大学、研究所その他の権威者の方に御研究を願っておるわけであります。この研究はまだ引き続き明年度以降もやっていきたいと考えております。ただいま国としてあるいは厚生省その他の関係の研究対象の問題につきまして、いろいろお話がございましたが
○阪田説明員 喫煙と肺ガンの関係の問題につきましては、よほど以前から問題としては提起されておる問題でございまして、専売公社にとりましてもたいへん重大な問題でありますので、公社としましても調査、研究をいたしております。ただ事柄の性質上、直接公社で肺ガンと喫煙の関係について具体的な研究をいたすということはかなりむずかしいのでありますので、もっぱら外部の大学、研究所その他に委託して、先生方に御研究を願うといったような
○阪田説明員 お答え申し上げます。 専売公社の監事の監査機能の強化の点につきまして、行政管理庁のほうから大蔵大臣のほうにお達しがありまして、私どものほうもその趣旨を承ったわけでありますが、内容につきましては、いろいろ数項目にわたっておりまして、監事の職務権限の問題、あるいは責任の問題をもう少し明確化すべきではないかといったような点もあるわけでございますが、その辺の点につきましては、これは私どもが専売公社法
○阪田説明員 ただいまの問題、これは予算の科目でありますが、予算の科目の中での流用の問題がございますので、きめられた予算に対して、きめられた手続に従って流用その他の措置を講じて支出しておるわけであります。
○阪田説明員 私どものほうはたばこの専売事業をやっておりまして、たばこを製造して販売することが使命になっておりますので、たばこを売らない、宣伝しないということはできないと思います。ただ、現在のように、喫煙と肺ガンという関係が問題になっておりまして、まだはっきりしない、こういう時期におきまして、積極的に喫煙をすすめるというような趣旨の宣伝は、これは慎むべきではないかと私どもも考えておりまして、すでに宣伝
○阪田説明員 このたばこと肺ガンの問題につきましては、私どもといたしましては専業事業としてたばこの製造、販売をやっている立場でありますが、非常に重大な問題でありますので、従来から公社といたしましてもいろいろと自分でも多少研究はいたしておる点もありますが、主として学界に御依頼申し上げまして各方面で研究をしていただいておるわけでありますが、ただいま厚生省のほうからいろいろと御説明がありましたが、いままで
○阪田説明員 昭和三十六年度の日本専売公社の決算及び業務の概要につきまして、簡単に御説明申し上げます。 昭和三十六年度の日本専売公社の収入済み額三千五百五十四億円、これから支出済み額千九百六十億円を差し引きますと、収支差額千五百九十四億円となっております。これは収支の計算でありますが、総収益から総損失を控除しました純利益で計算いたしますと、その額が千六百七十七億円となります。 この純利益から専売公社法
○阪田説明員 その数字はただいまちょっと的確に記憶しておりませんが、先ほども申し上げましたように、計画としてでなく、一応現在のままの価格水準、労賃水準その他の条件で推移すると考えました場合に、結果としてどの程度の益金が出るかという計算をいたしたことがございまして、あるいはそのほうにそういった金額が出ておったことがあるかと思いますが、はっきり記憶いたしておりません。ただ申し上げておきますが、計画全体としてはそういったように
○阪田説明員 益金の金額というお尋ねでございますが、大体事業五カ年計画におきましては、たばこの販売額の伸び、あるいは製造数量、あるいはたばこの原料の生産高、そういったものにつきまして数字的に計算して事業の全体を出しておるわけでございます。そういったように事業計画というような形になっておりますので、収支の見通しといいますか、益金の見通しといったようなものを出すことは直接には目的としておらないわけでございます
○阪田説明員 専売公社で長期計画というものをつくりまして、たばこ専売事業の将来の見通しを立てて、計画的にこれからの公社の業務を運営していく、こういう趣旨でやっておるわけでありまして、本年の九月でございますか、立てましたと申しますのは、実は昨年、一昨年あたりから五カ年計画というものをやっておるわけでありますが、毎年その計画を最近の状況なり見通しなりに応じて改定していくということでやっておりますので、ことしはそういった
○阪田説明員 オリンピアスと申しますたばこは、御承知のように、オリエント葉を主といたしましたたばこでありますが、これにフィルターをつけるということは、いろいろ一応問題の点もあるわけでありますが、最近の一般の嗜好から申しますると、フィルターつきたばこが非常に歓迎されておりまして、かつ、フィルターをつけることによりまして多分にやわらかい味になるということが考えられますので、フィルターつきを発売いたしました
○阪田説明員 お答え申し上げます。 御質問のように、このオリンピアスは三月二十五日から売り出しを始めましたが、当初は東京と大阪の二大都市で発売いたしまして、その後だんだんと販売地域を拡大いたしまして全国で売り出すようにいたしました。 売れ行きの状態としましては、当初は非常に良好でありました。四月は三千万本、五月は二千六百六十万本というような売れ行きを示しております。その後やや売れ行きが鈍りまして
○説明員(阪田泰二君) 今回フィルターつきを作ることにいたしました趣旨が、やはり各方面からフィルターつきのものを発売したらどうかといったような御要望が非常にございますのと、なおまた一般にフィルターつきのたばこの売れ行きが非常にいいといったような情勢もございますので、そういった各方面の要望といいますか、要求に応ずるためにフィルターつきもつくるわけでありますが、大体の感じといたしましては、まあこれは売ってみないとわかりませんが
○説明員(阪田泰二君) この点は法案にもございますように、「又は」ということにしておりまして、両方並行して売っていくという考えでございます。製造のほうは、したがいましてその売れ行きに応じまして、フィルターつきのほうが需要が非常に多ければそのほうをよけいつくっていく、在来の両切りのものもよけい売れるようでありますれば、現在のストックを消化してなおまた製造していかなければなりませんが、売れ行きに応じてやっていきたいと
○説明員(阪田泰二君) お答え申し上げます。このオリンピアスは、御承知のように本年三月二十五日に売り出しまして、最初は東京、大阪のような大都市で売り出しまして、その後全国へ売ろうというふうに思っていたわけでございますが、発売当初は非常に予想以上に売れまして、三月はわずか数日でございましたので七百八十六万本ぐらいになりましたが、四月には三千万本、五月には二千六百万本というものが消化されております。その
○阪田説明員 その問題につきましては、御承知のようなたばこ耕作審議会の建議がございまして、農政全般に関係するしかるべき審議会で審議するように、こういうお話がございましたので、これは御承知の経過でありますが、農政審議会のほうに実はお願いしてあったわけであります。その後いろいろの経過によりまして、農政審議会のほうのお仕事もだいぶお忙しいようでありますし、また事柄の性質上も、農政審議会としてはなかなかすぐに
○阪田説明員 このことにつきましては、先ほども申し上げましたように、収納直前の時期になるべく近い時期までわかる数字を使ってやりたいと考えておりますので、これは大体御承知のように採取期もきまっておるわけでありますから、九月に審議会を開くといたしましても、その直前くらいに簡単に事務的にはやれる仕事でございます。そういう意味で先ほどもお答え申し上、げたわけでございます。
○阪田説明員 収納価格につきましては、お尋ねのとおり従来から収納価格の決定の際、耕作審議会から、その価格算定に用いられました要素でありまする物価、賃金等に変動がありまして価格が五%以上動く、こういうような場合にはあらためて収納期の直前に改定するといったような要望が出ておりまして、またいままで数年間その御要望のございましたとおり実施してまいっておるわけであります。三十八年度の収納価格につきましても、昨年
○阪田説明員 葉たばこの被害の状況と申しますか、現在の作柄の状況の把握につきまして公社が十分でないのじゃないか、こういう御指摘でございましたが、この点につきましては、私どもは地方の機関を動員し、またみずからも出かけまして調べましたところを申し上げたわけでありますが、なお御指摘の点もございますので、今後とも十分に実態の把握につとめまして対策に遺憾なきを期して参りたい、かように考えておりますので、御了承願
○阪田説明員 お尋ねの点でございますが、専売公社といたしましても、葉たばこの本年の作柄いかん、これは事業の根幹に関するたいへん重大な問題でございます。現在までの作柄の状況その他につきましては、地方からの報告もとりますし、実際に本社からも出向きまして状況を調査いたしております。御承知のように、葉たばこ、これは地方によりましてつくっておる品種も違いますし、土地のそれぞれの条件もございますので、一がいに申
○阪田説明員 御趣旨のとおりでありまして、予算の積算の基礎といたしまして本年度から歩率をある程度改定するということになっておりますので、本来ならばその趣旨にしたがいまして直ちに実施するのが適当かと考えますが、御承知のごとくいろいろと今後の検討を要する問題も生じておりますので、しばらく実施を延期して十分な検討をいたしました上で適正な実施をいたしたい、かように考えて延ばしましたわけでございます。
○阪田説明員 そのとおりでございます。
○阪田説明員 御質問のとおり、三月二十九日に従来のたばこ手数料に関して改正する告示を出したわけでありますが、告示の内容といたしましては、形式的には従来何万円までのものは何歩といったような表現になっておりましたのを、年計算から月計算に改めたというだけで、実態的には相違がございません。御承知のように、現在手数料の歩率を改定するという問題がございますので、そういうことに備えますために年計算ではその改定がむずかしくなりますので
○阪田説明員 デザインがどういう意味かというお尋ねでございますが、デザインは要するにデザインでありますが、しいて申しますれば、ちょうど〇というような形をしておりまして、陸上競技のトラックのような形をしており、そういうような意味も多少は含んでおるわけでございます。 それから、さっきオリンピックの五輪マークの色についてお話がございましたが、五輪マークの色というのはさまっておりまして、そういったような色
○阪田説明員 オリンピックたばこの包装のデザインをきめるにあたりましては、たばこの内容及び趣旨にふさわしいものが望ましいと考えまして、いろいろ研究いたしたわけであります。具体的に申しますと、こういうたばこその他一般のデザインをやっておりますグラフィック・デザインの方の専門家、これは三十名くらいでありますが、それにデザインを委嘱いたしまして、見本として百五十くらいのデザインができたわけであります。それを
○阪田説明員 今回発売いたす予定にしておりますオリンピアスというたばこは、御承知かと思いますが、今までのたばこの系列といいますか、種類からいいますと、多少変わったたばこでありまして、ギリシア、トルコ等の葉を入れましたいわゆるオリエント系統のたばこといわれているものでございます。こういった式のたばこは、オリエント葉を使った特殊なたばこになっておるわけでございます。そういったたばこは、かつて公社は戦前にも
○説明員(阪田泰二君) 小売店への一般の公社のたばこを販売しますときの手数料は、大体原則として八%というわけでございますが、こまかく申しますと、その月の売上額によって違っておりまして、売上額が十二万円以下の場合には九%、それをこえる分が八%、百五十万円以上になると七%あるいは二百五十万円以上になりますと六%と、段階がついているわけでございます。ごく大ざっぱに申しまして八・何%ですか、そういう金額になるわけでございます
○説明員(阪田泰二君) 専売公社といたしましては、この委員会におきまして申し上げましたように、こういったようなオリンピアスという特別のたばこを新規に発売いたしまして、そのたばこに寄付金をつけるといった方法で、オリンピックのために公社としての性格上できます範囲内においてできるだけの御協力をいたして参りたい、こういう考えを持っております。この前申し上げましたとおりでありまして、現在でもそういう気持でおるわけでございます
○阪田説明員 ただいまの非常に多額の売り上げをしておるもの、こういうものは大体値引きといいますか、歩率の中を戻すといいますか、そういう形で売っておるのであるから、犯則をやっておるのだろう、従ってそれを調査したらどうか、こういうお話だと思いますが、これにつきましては、確かにその業者の販売努力ということもあると思いますが、しかしそういった専売法違反の行為をやって、そのために売り上げが伸びているのじゃないかといった
○阪田説明員 証拠が発見されまして、それを端緒として全体にわたる調査をいたしまして、犯則の心証を得ますればそれぞれ法律に従いまして通告処分あるいは告発という処分をいたします。あるいは小売人の許可自体につきましても検討される、こういうことにいたすことになります。
○阪田説明員 その通りでございます。
○説明員(阪田泰二君) この点いろいろとこの委員会でも御質問がいございましたわけでございますが、専売公社といたしましては、これは御承知のように、専売公社は専売事業を遂行いたしまして、また国の財政に必要な益金を上げて、これを納付しておる、こういったような性格の公共企業体でございます。公社の仕事といたしましては、そういう趣旨に沿った専売事業を運営いたしていく。ただ、その専売事業の趣旨に沿ったオリンピアス
○説明員(阪田泰二君) お尋ねのとおりでございまして、寄付金つきのオリンピアスというたばこを発売することによりまして、オリンピックの御趣旨にも御協力いたす、こういうふうに考えておるわけであります。
○阪田説明員 ただいまお尋ねの、昨年にたばこ小売人のたばこ販売歩率というものの改定をいたしましたわけでありますが、そのときに改定いたしました理由は、主として、たばこ小売人の収支の状況をサンプルをとりまして実施調査をいたしておりますが、その調査の結果に基づきまして、それまでの割引歩合等の関係を検討いたしました結果、大体小売の大口のものほど、経費の割合としては、いろいろ使用人等を使います関係もありまして
○阪田説明員 ただいまパチンコ屋の例をあげておられましたが、たばこ小売人が大口に買い取る者に対しまして値引き販売をしているということにつきましては、私どもいろいろ従前からそういう事実があるという話を伺っております。かようなものは専売法の違反として取り締まりあるいは処分しなければならないものでありますが、現実問題といたしましては、これは現金で取引がなされまするために、証拠をつかむことがむずかしいといったようなことで
○阪田説明員 この法律の趣旨といたしましては、たばこ小売人がたばこを販売いたします場合には定価額で販売しなければならない、こういうことになっておりまして、直接の消費者と申しますか、実際にそのたばこを喫煙する者に対して販売する場合に限定した表現ではございませんと解しております。
○説明員(阪田泰二君) お説のとおり、オリンピックに協力するということに関しましては、寄付ばかりが協力の方法ではないと考えます。私どもといたしましても、オリンピックに対する協力ということにつきましては、公社という性格、与えられた制約もございますので、その制約のもとにおきまして、できるだけのことはやりたいと考えまして、いろいろ工夫をいたしたわけでありまして、靱さんから先刻御説明ありましたが、先般は抽せん
○説明員(阪田泰二君) 公社といたしましても、もちろんオリンピックに御協力申し上げる気持を十分持っておりまして、その方法として、今回かような新種たばこ、寄付金付たばこを発売するということを考えたわけでございます。協力という形が直接公社の支出として寄付金を出すという、負担するというそういった形には出ておりませんが、これは先ほど来いろいろ話に出ておりますように、公社の性格といたしましては、やはり専売によりまして
○説明員(阪田泰二君) 三十八年度の予算につきましては、ちょうど一年分、大体一年間このたばこを売ることになりますので、全体三億本でありますが、三十八年度一年分ということで二億本の売り上げを予算の収入なり、また計画に見込んでおります。
○説明員(阪田泰二君) お尋ねの点は、私ども考えております点と全く違うのでありまして、公社が小名浜工場を作りましたのは、その当時非常に新しい方法でありまして、海水直煮の工場を作る、そういったような全く新しい方法の工場で、これは民間の企業でやりますことは非常にむずかしいということで、公社自体がやらなければできないといったような事情からできました工場であります。したがいまして、ただいま専売制度を維持し、
○説明員(阪田泰二君) この小名浜工場の問題は、塩業全般に関する塩業審議会の答申でありますが、これと無関係であるとは申しませんが、むしろ、小名浜工場自体の特殊な事情に基づいて、小名浜工場が従来の使命を終わったというような趣旨から、今度廃止するということでございます。
○説明員(阪田泰二君) 塩業審議会の答申につきましては、公社といたしましては、これは塩業審議会の先生方非常に熱心に慎重にいろいろな事情を観測されまして、その上で出された答申であります。十分その内容は尊重して、これからもいろいろ塩業政策その他に当たって参りたいと思っておりますが、しかし、この答申をそのまま受け入れたとか、このとおりやるのだ、こういうものではないのでありまして、やはり現在あるいはこれからの
○説明員(阪田泰二君) ただいまの寄付金の集金及び納付金に関する手数料の問題でありますが、これはただいまいろいろお説がございましたように、手続としてはできるだけ簡単に参りますようにこの上とも工夫して参りたいと思っております。 それから手数料の率の点でございますが、これも確かにたばこ定価部分でございますが、それを小売人が販売する場合と態様が違って参りますので、手数料を払います場合にも、そういった実態
○説明員(阪田泰二君) ただいまのお尋ねの点まことに適切と申しますか、そういうような感じは、私どものほうで専門的に考えて見ましても確かにあるわけでございまして、たばこの小売価格がまるい数でない、半ぱな数があるとういことは、売れ行きにやはり多少影響があるように思われます。ただ今回のような場合、こういったようなオリンピック協賛、寄付金つきというような特殊な事情で売り出すものでありますので、ある程度そういう
○説明員(阪田泰二君) これはちょうどオリンピック終了のときにおきまして、この法律によるオリンピアスというたばこの販売は停止することになりますが、そのときの状況におきまして、一般の嗜好が非常にこういうたばこを要求しておるというような状況がございますれば、同じ内容、品質のものを引き続き違った名前といいますか、あるいは寄付金のつかないものを売るということは当然考慮されると思います。