1960-03-25 第34回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
○石村委員 残念ながら今ここに予算書を持ってきておりませんから、私が勘違いしてお尋ねすることになるかもしれませんけれども、この特別会計では十カ年間の計画を立てるということになっておる。そうすると、十カ年同の計画に伴うた継続費でも出ているのですか。
○石村委員 残念ながら今ここに予算書を持ってきておりませんから、私が勘違いしてお尋ねすることになるかもしれませんけれども、この特別会計では十カ年間の計画を立てるということになっておる。そうすると、十カ年同の計画に伴うた継続費でも出ているのですか。
○石村委員 私の質問とほぼ同意見だ、こうおっしゃるのですから、あまり難くせをつけようとは思いませんが、ただいまの御答弁ではやはり答弁にならないのじゃないか。そうすると、一般会計でやると経理がわからなくなるのですか。そんなことはないでしょう。一般会計だって、経理がでたらめでございますなんということはない。この法律をお出しになった理由というところを見てもさっぱりわからぬ。この間も私この理由に文句をつけたのですが
○石村委員 神近委員の質問に関連して少しお尋ねします。 治山特別会計というのが今度できることになったのですが、多目的ダムの特別会計がこれに切りかわったのだといえばそれまでなんですが、問題は、近ごろとかく特別会計というものがどんどん乱設される傾向にあることは、その一つ一つを取り上げていえば、しいて問題ではないかもしれない。しかし、それが集積されたときに問題が起こってくるということになると思う。そこで
○石村委員 とにかく今後こういう提案理由の説明の仕方はよろしくないと思うのです。もっと親切にわかりいいようにしていただきたい。 それから、この一万分の百十六の三分の一というのは、今年度に適用すると、幾らの金額になりますか。
○石村委員 そんなことをおっしゃるけれども、この文章を読んでみますと、なるほど経理の簡素化と書いてありますが、この文章の続きというものは前にはかかつてないんです。特別措置つまり「一般会計から国債整理基金特別会計に繰り入れがあったものとみなす特別の措置が講ぜられてきたのでありますが、昭和三十五年度におきましても、国債償還の状況にかんがみ、かつ経理の簡素化をはかるため、」この「経理の簡素化」は、この文章
○石村委員 大へん急いでおられるようですから、ごく簡単にお尋ねします。 まず、政務次官にお尋ねしますが、この提案理由の説明の中に、なぜ出すかという理由説明が全然ない。こういう法案でございますという内容の説明はありますよ。しかし、なぜこういう法律案を出すかという説明が提案理由の中に全然ない。法律案についておる理由を見ましても、「引き続き講ずる必要がある。」という理由だけなんです。「必要がある。」という
○石村委員 われわれは、毎年のように繰り返されたから、かえって鈍感になりましてね。あらためてこの法律を見直すということを今までやらなかったわけですね。そういうことじゃよろしくないと思うのです。しかも昭和二十九年当時と今の日本の経済、財政の状態は非常に違っておるわけなんです。従って、この法律というものをもっと真剣に検討してみなければならぬ。そこで、政府のお出しになった理由を明らかにしていきたい。その政府
○石村委員 そうすると、健全化ということと合理化ということは別の目的になるわけですか。健全化というのもわかりません。わかると言ったらわかる。わかるということは、雨の降る日は天気が悪いという意味では、わかるといえばわかるのですが、これは健全化をはかる、そうして別に合理化をはかる。それはまあ雨の次の日は今度は天気、犬が西を向いたら尾が東というようなもんだというのと同じような御説明じゃ困るのですがね。もっと
○石村委員 私は補助金等の臨時特例等に関する法律についてお尋ねいたします。 これは、御承知のように、二十九年からその後毎年のように繰り返して出されておる法律と思いますが、二十九年当時より今日は、ずいぶん日本の経済、財政の状況も違ってきておると思うのです。これが相変わらず毎年一年の時限立法でお出しになるわけですが、その点をお尋ねしたいと思います。まず政府の提案理由の説明を見ますと、こういう法律を作る
○石村委員 災害は忘れたころにくる。三十二年の危機は忘れたころにまたくるのではないか。それは確かに貿易か自由化されれば、今までのような窮屈な輸入ではありませんから、買付をするにも安いところから買えるという便利もあると思いますが、その問題は将来の問題で、八卦見のようなことですから、何とも申し上げられません。 そこで、もう一つお尋ねしたいことは、ホット・マネーの動きが非常に心配されることになると思います
○石村委員 お話の意味はよくわかりましたが、ところで、自由化するということになると、日本が自由化をする場合の前提条件は、やはり国際収支が安定していることが一つの条件であると思います。ところが、従来の日本の国際収支の状況というものは、非常に不安定です。また、今のレートの関係から申しましても、輸出には有利だが、同時に輸入には不利だということになるわけですが、日本のように輸入依存度の高い国で、こういう状況
○石村委員 ごく簡単に一、二点お尋ねします。 先ほど平岡君や山本さんからも触れられたことですが、日本のレートが、実勢ではあるいは二百六十円、あるいは三百二十円というのが、三百六十円にきめられておるということは、結局日本の商品を大まかに見てそれだけ外国に対して安売りしておるということになるのじゃないですか。場合によれば百円あるいは四十円の、いわば一種の輸出奨励金が為替レートの関係でつけられておるのではないか
○石村委員 そうすると、二級の規格に当たるものはアルコール十何度とかエキス分が幾らとかという規定が法令の何条かにありましたが、あの規格以上のものでさえあれば、二級として出して売ってもいい、こういうことになるわけなんですね。
○石村委員 それは三十四年度の当初見通しが間違いであったということで、それを是正した。補正で確かにそのように減ってはおります。ただ、常識から考えると、ウイスキーなんて大へん近ごろたくさん飲み出した。それが三十四年度当初より少なくなったので変に思ったのですが、実績上そうだとおっしゃれば、別にこっちではその実績は間違いでありますなんという根拠もあるわけでありませんから、何も申しません。雑酒にはいろいろ問題
○石村委員 まず、原主税局長に税収見通しのことでお尋ねしますが、三十四年度の当初予算のときの雑酒の税収見通しは九万六千キロリットル、百六十億という見通しだったわけですが、それが今回三十五年度は七万二千四百キロリットルで百十九億、約百二十億で見通した。この雑酒はほとんどウイスキーだと思いますが、その見積もりが少なくなっておるのは、何か特殊な理由があるのですか。
○石村英雄君 私は、日本社会党を代表、たしまして、一政府提出の昭和三十五年度予算案を不満として、その撤回を求め、社会党の主張する趣旨に基づいてその編成替えを行ない、すみやかに再提出せられんことを要求するものでございます。(拍手) 私たちが政府案を不満だといたします点は数多くありますが、その詳細は後ほど反対討論をせられる同僚議員に譲りまして、その二、三の点についてのみ順序として申し上げたいと存じます
○石村委員 関連が長過ぎて恐縮ですが、そうすると、大企業の方でそのまま使っておれば、物理的には三十年も四十年もあるかもしれぬが——石うすなんか僕らの家に百年からあります。——大企業なら二十年で償却を認める。それが中小企業へ行ったら、物理的にまだ十年も十五年もあるんだから、耐用年数を長くする。相当な値段で買っていると言うのですが、相当高い値段では中小企業は買いたくないけれども、それしかないから買ってくるので
○石村委員 もちろん、大企業が償却してしまったというのは、税法上、耐用年数がすでにフルになってゼロになったということばかりでなしに、あるいは大企業が特別の償却をしてしまって、帳簿価格がゼロになっておるということがあるかもしれませんが、いずれにしても、中小企業がその中古を買ったら、今度は二割増しの年数で見てやるというのは、これはどういうわけで二割増しで見なければならぬのですか。もし大企業の方なら、あたりまえにいって
○石村委員 ちょっと事実上の取り扱いのことを関連してお尋ねしますが、中小企業の人たちは、よく大企業の方から中古機械を買っておるのです。ところが、大企業の方ではもう償却済みで帳簿価格はほとんどゼロです。これを買ってくる。モーターのようなものでも五万円か六万円で買ってくるというときに、その耐用年数、償却を認めるのはどういうなにでやっておるのですか、実際上として。
○石村分科員 まあ私の数字に間違いがあるかもしれませんが、実は自分としては、専売益金を入れたつもりです。もっとも、国税である入場税とかなんとかいうものは、一般会計に関係ありませんから、これを除いて、普通の税収と印紙収入と専売益金を入れて私は計算してみたのですが、しろうとのひまひまにやることですから、数字の間違いはもちろんあるかもしれません。なるほど、こういう係数を使う場合には、長期的に見た大勢を見なければならぬということはわかりますが
○石村分科員 ところが、これだけでは当然だという結論が出ますが、次の数字から見ると、今度は税収は過小であるという結論が生まれるのです。それはどういう点の数字をあげるかというと、限界租税負担率というような言葉があるかないか、私は知りませんが、つまり、三十四年度の当初予算のときの国民所得の推定が八兆九千二百八十億、それに対する税収が一兆二千四百十三億、一方三十三年度の当初予算の国民所得の見積もりが八兆四千七百五十億
○石村分科員 三十五年度の税収見積もりに対して、少しお尋ねしてみたいと思います。これは大臣に御答弁いただければそれに越したことはありませんが、事務当局でけっこうであります。実はこの税収見通しというものは、われわれ野党のしろうとには手のつかないもので、幾らつついてみたってわけがわからないので、従来私はさじを投げておったのです。昨年も少し調べてみたいと思って、いろいろやったところが、やはり経済企画庁が出
○石村委員 そうしますと、土屋さんなんかの提言では預貸率を法制化しろという話ですが、七〇%というか何というか、どのくらいが適当なのか知りませんが、まさか体裁が悪くて九〇%というような預貸率を法制化するわけにはいかないじゃないか。だから、結局、今の情勢では、預貸率の法制化なんということは、四年も五年も先なら別ですが、全然無意味な提言になるのではないか。方向としてはそういう構想を持てというのならわかるが
○石村委員 大臣のお話は一般的に言えばきわめてごもっともな話で、これに対して別にそれはいかぬというようなこともありませんが、しかし、そのような抽象的な話では問題の解明にはならないと思う。金融の正常化という言葉が常識的にも非常にたくさん使われておる。昨年の夏ですか、稲葉さんや土屋さんたちが金融正常化の提言というものをなさいました。内容自体はなるほどもっともなことだと思います。預貸率を改善しろとか、あるいは
○石村委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、今度の財政演説でも、金融のことにお触れになりまして、金融の正常化というようなことをおっしゃっておられるわけですが、大体、大臣として、また今の政府として、現在の金融情勢なりあるいは明年度の金融情勢というものをどのように判断をしておられ、そうしてそれをどういう形で正常化しようとなさるのか。よく正常化正常化と言われますが、正常化の内容が実はさっぱりわからないわけでありまして
○石村委員 検討と言いますけれども、トラック輸送なんかとかく従来の既存業者が反対するわけです。既存業者はそれだけ仕事が減るのじゃないかということで反対するんだと思うのですが、そういう既存業者の擁護のみで輸送の許可がされて不許可ということになっておるとは限らないと思いますが、今度のような特殊の事件に対しては特別に考慮するというくらいのお気持だけは持っていただいて、それを措置していただきたいということを
○石村委員 ところで、塩業者自体は国から補償金がもらえるし、また、直接塩田に従事しておった労働者は、きわめて不十分とはいえ、退職金をもらえるのですが、関連産業の失業者に対しては、見舞金を出そうかという話はあるようですが、全然これはないわけですね。ところで、従来特殊な例として聞きましたが、塩の輸送をしておった業者またそこに従事する労働者が今度失業することになった。そして、そういう輸送業者ですから、一般
○石村委員 大蔵大臣は御用事があるようですから、一言ごく簡単にお尋ねします。 大臣も地元に関係があって御承知の塩田の整理の問題ですが、塩田の整理が行なわれまして、失業者がそろそろ出てきたわけです。これに対する対策を何か政府として特別にお考えになっていらっしゃるかどうか。
○石村委員 その加害者自身には実は金がないので、おそらくお父さんから金を出したのだろうと思いますが、これは健康保険に入っておりますから、病院の治療費は健康保険の方で一応負担しているように思うのですが、その内容はどうなっているのですか。
○石村委員 この問題につきましては、昨年の臨時国会で少しお尋ねしておいたわけですが、その後あの事件の経過はどうなっておりますか、御報告を願います。
○石村委員 まだ未解決のようでありますが、ところで問題は、なるほど警察官がそういう事故を起こしたのだから免職ということは当然の処置だと思いますが、これに対して警察の責任というものが、さっきお話がありましたが、単に署長に対する戒告か何か知りませんが、その程度のごく軽い処置だけで、けがをした人に対する賠償と申しますか、具体的な負傷者に対しての責任という点については、警察としては何ら関知しない。これは県会
○石村委員 この問題は御承知ということですが、警察官が職務時間中に泥酔して、しかも自動車の運転は無免許で、しかも自動車は無灯火で宇部市内を運転しておった。そうしてまっ暗なやみでぶつかってはね飛ばした、こういう事件です。ところで、こういう二人の人に重傷を負わした。一人の人はたしか脳底骨折のために意識不明だということであります。いま一人の人もなおやはり病院に入っておるという状況であるわけですが、警察当局
○石村委員 警察当局にお尋ねいたしますが、ことしの秋十月か、九月かだったと思うんですか、山口県の宇部市で警察官が二人の人を自動車ではね飛ばして重傷を負わしたという事件がありますが、御承知でございますか。
○石村委員 御答弁は私の質問がおわかりにならないのかと思いますが、私は、許可するということは、それだけの生産を認めるということだと思うのです。その百四十四万トン許可するということは、百四十四万トンの生産を認めるという意味で許可されたのだと思うのです。それを九十五万トンに押えなければならない、これがわからないというのです。なぜそれなら最初から百四十四万トンも許可されたのか。許可量をオーバーしてできるから
○石村委員 許可量は百四十四万トン、生産実績は百十万トン余りということですが、今度これを機械製塩で十万トン、塩田製塩で二十万トン、合計三十万トン整備して、約九十五万トンに押えよう、こういう御趣旨に伺ったわけですが、一体許可量にも達しないときにこれを下げなければならないということが合点がいかないのです。許可量をオーバーしておってどうにもならない、従ってこれを整備するというのならわかりますが、まだまだ公社
○石村委員 塩業整備の法律案に関連しまして、私も以前から大蔵委員をしておった関係上、塩の問題は相当頭に入っておったつもりであったのですが、この整備法案を読んでみると、結局何が何だかわからないということになってしまいましたので、かなり重複する点もありますが、ごく簡単にお尋ねをしたいと思います。従って、特に断わらない場合には事務当局の御答弁で差しつかえありません。必要のある場合に、大蔵次官なり総裁なりにお
○石村分科員 大平主査がそういう発言をやるから申し上げるのですが、私は、現在の中小企業公庫の運営あるいは実態なんかを見ると、代理貸しをやめろとは申しませんが、もっと直接貸しに重点を置いた方がいい。こういうような考えを持っているわけですから、大平君の意見もさることながら、それのみにとどめておくと問題であろうと思いますから、反対意見を申し上げておきます。
○石村分科員 そうすると、今の輸銀関係の八十億が三百六十億になっておるというような分を差し引いても、やはり非常に増加しておる。こう考えなければならぬと思いますが、将来を楽しんで待てという話ですから。きょうは時間の関係でやめておきます。
○石村分科員 私は、通産大臣には先般一般質問で、今度の予算の重点が資本蓄積に置かれておるという観点からいろいろお尋ねしましたが、先ほどの井手君の質問に関連して、一言お尋ねいたします。 今度の財政投融資計画を見ますと、開銀、電発、輸銀、この三つに対する財政投融資計画というものは、三十三年度に比較しますと約六一%強増加いたしております。一方、中小企業金融公庫とか、国民金融公庫、あるいは信用保険公庫、商工中金
○石村分科員 これはどうも大蔵大臣と押し問答したって話にならんのじゃないかと思うのです。これは事務当局の方から御説明願いたいと思うのです。三十四年度の貸付計画の九百九億八千四百万円というものの中には、やはり六百五十九億八千四百万円という回収金を使うことが入っておるわけなんですね。それは年度末だけの数字では、お前の言うように、前年度の年度末との比較においては増加率が減っておるかもしれぬが、年度途中にはふえておるときがあるぞ
○石村分科員 やはり私にはその考え方がわからないのです。貸付ワクと申しますか、残高はどうでもいいというわけじゃないのですが、私も残高がふえていないと言っているわけじゃないのですよ。ただ、ふえる率が逓減しておる、その増加率が逓減しておるということは、政府の国民金融公庫あるいは中小企業金融公庫に対する配慮の熱がだんだんさめてきておることを意味するのじゃないか、こう言っておるのです。ところが、大蔵大臣の今
○石村分科員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、時間の関係がありますので、ごく簡単に、この前一般質問をしたときのことを主としてお尋ねいたします。一般質問の最後に、国民金融公庫あるいは中小企業金融公庫に対する貸付金が、そのワクと申しますか、貸付額はもちろん年々増加はしておるわけですが、増加率が下っておるということを申し上げたところが、大蔵大臣は、毎年の貸付計画額と申しますか、貸付額は大体五%ずつ平均ふえているというやり
○石村分科員 それでは金融について少し聞きますが、私が先ほど申したように、現在の金融は、農村にはたとい流されても、あまり役に立たぬ、金を借りても、借りてする仕事がないという状況だと考えるのです。一応農林中金だのいろいろあって、やっておられることは御承知の通りでございますが、農林中金に対する世間の非難というものを聞いてみますと、金をたくさん持っていながら、農民に貸さないで、短期貸しだの、あるいはコール
○石村分科員 私の質問が抽象的なので、御答弁も自然抽象的になったのかと思いますが、そういう抽象的な答弁で、あなたのおっしゃることはごもっともでございますだけでは困るわけなのですが、時間もありませんからあまり深く触れませんが、こうした点はやはり農林大臣としても、根本問題として考えていただきたいと思います。たとえば酪農関係でも、人に言わせると、現在一、二頭しか飼っていない、酪農経営からいえば赤字経営の連中
○石村分科員 農林大臣にお尋ねしますが、私は農林行政については全くしろうとで、何も知らないものでございます。しかし地方をいろいろ歩いてみて、農林政策と申しますか、農業政策と申しますか、こういうものを見た感じからいうと、きわめて印象的な批評になるかもしれませんが、現在の農村に対して、あまりに商品生産に重点を置き過ぎておるのではないかという感じがいたすのでございます。たとえば今後の農業は酪農でなければならぬ
○石村分科員 せっかく農地局の方がいらっしゃいますので、簡単な事実ですから、関連して一言だけお聞きしておきます。 大へん農地局は干拓に御熱心なようですが、山口県の阿知須町というところで干拓が行われておりまして、ほぼ完成に近づいてきていると思うのでありますが、地元の人に聞くと、あれはできましても、水がありませんから何にもなりませんと言っているのですが、そういう事実を御存じですか。また、御存じならば、
○石村委員 この問題は時間もありませんから簡単に打ち切りたいと思うのですが、そういたしますと、いずれにしても納税成績の一段の向上というのは、徴税強化は絶対に意味しない、こう理解していいわけなんですね。
○石村委員 所得の増加を見積れば多くなるのは当然のことだと思います。しかしなかなか容易にわれわれが合点いかないのは扶養控除なんかははるかに申告所得の方が多いわけであります。扶養家族の人数にいたしましても、これは政府の資料によって見ましても、営業なんかは三人何ぼということになっております。勤労所得の方は一人何ぼ、申告所得こそ今度の税法改正による影響というものは大きいのじゃないかと思うのですが、まあしかしそれも
○石村委員 私は、今から明年度、三十四年度の予算に関連いたしまして、政府の財政経済の基本的な考え方についてお尋ねしたいと思います。 前もってお断わりいたしておきますが、私はいつものことですが、なるべく政府の考え方をはっきりさせたい、こういう考えでお聞きしますので、いろいろな角度からお聞きしますので、場合によっては最初聞いたことと次に聞くことが、あるいは矛盾しておるというように見られることがあるかもしれませんが
○石村委員 そうすると、答申の内容によっては塩田整理ということが行われるかもしれない、あるいは答申の内容によっては整理が行われないかもしれない、こういうさっぱりわからぬということになるわけですか。
○石村委員 諮問しておられる内容については、まだ正式にお伺いしておりませんが、やはり塩田を整理するという前提での諮問が行われておるわけなんですか。
○石村委員 きょうの委員会の議事のやり方については、理事会でいろいろきまっておるようですから、ごく簡単に公社及び大蔵省関係にお尋ねしますが、塩田の整理問題について、虚業審議会に付議して答申を待っておる、こういう総裁なりあるいは大蔵大臣の御説明だったのですが、その答申は大体いつごろ出るお見込みなんですか。
○石村委員 もうやめますが、これは非常に軽率だったと思うのです。錦海湾については、去年の暮れではなしに、この委員会では去年の夏でも問題にしておるのです。そうして、許可になった当時のいきさつは、私よりも皆さんがよく御存じだと思うのですが、公社の内部には、あれには大反対があった。それを最高方針というか何かで錦海湾が許可された。これは、去年の夏も、私は、なぜやめないのか、すぐやめたらいいじゃないか、こう非公式
○石村委員 せっかくの委員長のお話もありましたし、大体もう田万君から詳細にお尋ねがありまして、業者の方方の御意見もよくわかりましたから、私はあらためて伺うことはやめたいと思います。ただ、委員長に申し上げておきたいのですが、この虚業の問題は非常に重要なる段階に立ち至っておる。そしてこの際軽率なやり方をしては、また大へんなことが起る。これは公社はいろいろな考えがあるようですが、しかし、公社の根本方針というものは