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73件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-04-05 第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号

畠山委員 議論経過や、後でも触れますけれども、さまざま、間に新潟の県知事選挙があったりとか、情勢の変化があったと思います。ですから、ほぼ同じようなことを話しているのであるならば、ますます公開する意味は、該当する部分だけはわからないようにして公開することも可能ではないかと思うんですよ。  それで、なぜこんなことを私が質問したかといえば、そもそもこの会合が、密室で進めることが既定路線だったのではないかという

畠山和也

2017-04-05 第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  質問の順番を調整してくださった関係委員にまず感謝を申し上げます。経産委員会で初めての質問になりますので、世耕大臣、よろしくお願いいたします。  早速なんですが、法案にかかわって質問を行います。  本法案は、もう既に朝から議論がされているように、東電改革提言を受けてのものでありますが、この中身中心質問する前に、やはり、東電改革・一F問題委員会での議論内容

畠山和也

2017-03-29 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

畠山委員 適切な対応はもちろんですし、知恵を絞るとの話ではありますが、ただ、今から述べますように、この間の農水省の態度が非常に現場では不信感を生んだということは指摘しなければいけないと思っています。  農水省漁業団体幹部へ示したとされる想定問答なるものの存在です。これは、ことし三月八日付朝日新聞一面で報じられたものでした。  その想定問答によれば、今農水省が示している百億円の基金については、組合員

畠山和也

2017-03-29 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

畠山委員 皆さん、委員のお手元に、先日のことにかかわっての資料幾つか、報道各紙のものとしてもお渡ししていますので、ごらんください。  共通しているのは、国が責任を負って今こそ決断するべきではないかという指摘です。これまでも、何度も何度も転換あるいは決断の時期もあったかと思いますし、そのたびに、国のイニシアチブが必要だ、国の決断が求められるなどの声も上がっていたに違いありません。  資料一枚目は、

畠山和也

2017-03-29 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  きょうは、国営諫早湾干拓事業にかかわって質問いたします。  訴訟が長く続いていますが、その経過は省きまして、この問題にかかわっては、一昨日、二十七日、長崎地裁において、原告の営農者被告の国、被告補助参加人漁業者ら三者による和解協議が打ち切られました。  国は、昨年十一月に、総額百億円の有明海振興基金案、仮称ですが、を示しました。その後、農水省漁業団体幹部

畠山和也

2017-03-23 第193回国会 衆議院 本会議 第12号

畠山和也君 私は、日本共産党を代表して、農業競争力強化支援法案について質問いたします。(拍手)  先日、米通商代表部USTR代表に指名されたライトハイザー氏が、農産物市場開放に向け、日本は第一の標的と公言しました。  日本政府が今後の通商政策のベースと繰り返すTPPにおいて、米は新たに最大七万トンもの無関税輸入枠を設け、牛肉の関税も現行三八・五%から最終で九%まで引き下げることを、既に日米間では

畠山和也

2017-03-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

畠山委員 ですから、十年間においても、規制改革会議では、廃止まで含めた議論というのは全くないんですね。出発点は、先ほどあったように、十年前に出ています。  私はすごく不思議だったんですよ。生産者の側などからも廃止意見は出ていない、当然です。規制改革会議からも、十年間、廃止ということがまともに言われていないけれども、昨年唐突に出てきた。一体何でこんなことになっちゃったんだろうということなんです。一体誰

畠山和也

2017-03-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

畠山委員 今の答弁の中で、私が聞きました専門家採種農家農業試験場職員などの生産側に係る言葉は出てきませんでした。  それで、TPP対策にかかわってから出されてきた経過大臣は今述べられましたが、だって、生産者に聞いたら廃止するという意見など出るはずもないのは当然でして、規制改革会議などがこの分野においての規制緩和を求めていたのではないかと前回私は質問をいたしました。それで、農水省が、民間の阻害

畠山和也

2017-03-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  種子法廃止法案の立法事実と経過にかかわって質問します。  お手元資料が配られているかと思いますが、種子法廃止への懸念の声が広がっています。北海道新聞、三月十九日付のものからの引用です。論説委員が交代で時事問題を解説する欄なんですが、表題は「種子法廃止は拙速だ」。この方は、民間活力重視は理解した上でというふうな立場ではありますが、二段落目ぐらいでしょうか

畠山和也

2017-03-08 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

畠山委員 最初に聞いた、私は事実の確認だけだったわけです。現状でも奨励品種になることは可能であります。  それで、そもそも、農水省自身種子法意義を訴えてきた歴史があるわけですよ。これまでと説明が一変してきたというふうに思います。  規制改革会議種子法を問題にしていた会議がありました。二〇〇七年ですが、四月二十日、規制改革会議地域活性化ワーキンググループの第二回農林水産業地域産業振興タスクフォース

畠山和也

2017-03-08 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

畠山委員 今の答弁ですけれども、実態は、昨年ですか、神奈川県でも、全農のはるみという稲の品種奨励品種とされました。また、農水省資料でも、民間企業が開発したみつひかりは、三十八都府県で今や栽培されています。大手牛丼チェーンのニーズがあって、需要先の紹介とセットでPRすることで栽培面積が年々増加しているとまで書いています。  まず事実を確認しますが、それでは、民間で開発した品種都道府県奨励品種

畠山和也

2017-03-08 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  きょうは時間が短いですので、早速質問に入ります。  農業競争力強化の一端として、主要農作物種子法廃止が閣議決定されました。法案としての審議は別の機会ではありますが、廃止理由についてはきょうのうちに問いたいと思います。  種子法のもとで、基礎食糧である稲、麦、大豆の品種開発安定供給が担保されてきました。都道府県ごとに気象や土壌条件が違う中で、その特性を踏

畠山和也

2017-02-27 第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号

畠山委員 私は、日本共産党提出の二〇一七年度予算組み替え動議に賛成、政府提出の二〇一七年度一般会計予算外二案に対して反対立場から討論を行います。  政府提出予算案反対する理由の第一は、本予算案が、日本社会の大問題である貧困と格差の広がりを正すどころか、アベノミクスの行き詰まりのしわ寄せを国民に押しつけ、暮らしを痛めつけるものになっている点です。  社会保障費自然増分を一千四百億円抑制することを

畠山和也

2017-02-27 第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号

畠山委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一七年度予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提出理由及び概要を説明します。  安倍内閣の四年間で大企業富裕層の利益は大きくふえましたが、国民生活を見れば、実質賃金政権発足前に比べて年額十八万円も低下し、家計消費は十六カ月連続で前年を下回りました。二〇一六年度の税収は予算見込みを大きく割り込み、国債発行額消費税増税以降の

畠山和也

2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

畠山分科員 外交に一定秘密が必要だということでありますが、これまで日本はマレーシアとかフィリピンとか多くの国とEPA、FTAなどを結んできました。とりわけ、経済規模国内への影響という点では日豪EPAが非常に大きなものだったと思うんですが、当時の議論を振り返りますと、農林水産委員会などでも決議が上げられて、農産物中心としたセンシティブな品目にかかわっては一定でも質問には答えようという形で、農業者

畠山和也

2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

畠山分科員 意義重要性については、いつも農水委員会の方でもあるたびに、関係するところから出されるんですが、やはり中身について、関係する業界、農家などは心配をされているわけです。  TPP交渉の際には秘密保持義務がかかっていたというふうに答弁などはされていました。結果が出てくるまで中身がわからずに、その後の審議でも、交渉過程はつまびらかにできないというような答弁が昨年の特別委員会でもされていて、これでは

畠山和也

2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

畠山分科員 日本共産党畠山和也です。よろしくお願いいたします。  私からもきょうは日ロの領土問題について中心質問したいと思っておりますが、初めに、EUとのEPA交渉現状について確認させてください。  日本農業新聞ですが、二月十九日付では、「日欧EPA膠着」と見出しが打たれて、次のように書いてあります。「日本EUは一月に首席交渉官会合を開いたが、双方主張の開きが大きい自動車、農業分野双方

畠山和也

2017-02-21 第193回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

畠山委員 ありがとうございます。  本当に長時間労働をいかに克服していくかということは大きな課題でありまして、国会でも引き続き議論していきたいと思います。  そこで、これは逢見公述人小田川公述人お二方に同じテーマでお聞きしたいのですが、その規制に当たっては、上限を規制するということとともに、インターバル規制ということも挙げられていると思います。こちらのインターバル規制についてはなかなか取り上げる

畠山和也

2017-02-21 第193回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

畠山委員 ありがとうございます。  もう一つ小田川公述人には伺いたいんですが、先ほど質疑の中で、逢見公述人への裁量労働制についての質問がありました。この点については私も非常に危惧を持っています。社会的な問題になった高橋まつりさんの亡くなられた件で、この点で実は参議院で我が党の議員質問を行っています。  先ほどもありましたように、今度の対象業務が拡大される中に課題解決型提案営業が含まれる見込み

畠山和也

2017-02-21 第193回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  四人の公述人の皆様には、お忙しい中、足をお運びいただき、貴重な公述もいただきました。本当にありがとうございます。  限られた時間の中で、私は、働き方改革中心にした質問をさせていただきたいと思っています。  今国会でも安倍政権がこの働き方改革実現を大きな柱に据えているんですが、改めて第一回の働き方改革実現会議安倍首相発言を読みますと、これは、第三の矢、

畠山和也

2017-02-20 第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号

畠山委員 それは間違いないはずです。  それで、結局、日報は第一次隊から全て統幕にありました。その会見のときに、記者から、なぜ統幕探索対象にならなかったんですかとの問いに、ありそうな場所から探索をかけるとして、派遣施設隊そしてCRF司令部を調べたというふうに言っています。それはそうかもしれません。そして、それぞれの部隊の文書管理者の判断で不存在であり不開示ということが確定した後、陸幕長名で、陸自

畠山和也

2017-02-20 第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  きょうは、日米経済対話中心質問したいと思っていますが、その前に、稲田防衛大臣に、日報問題にかかわって幾つか整理的に確認する質問を行いたいと思います。  私、今、手元に、二月七日、統幕監部参事官補田辺政策調整官日報についてのブリーフ、記者会見についての記録を持っています。そのときの中身なんですけれども、この間、日報がどこにあって、どこにどう隠されていたのか

畠山和也

2017-02-15 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

畠山委員 今大切な答弁があったと思います。現指定団体制度が始まる前にばらばらであったことから、その乳価交渉力を高めるために現制度として必要性があったということをお認めになった発言で、大事にしたいと思います。  農水省生産局が出している資料にも、この団体制度の機能について、やはり乳価交渉力確保を掲げているんですよね。それで、つまり、なぜこのことを繰り返し聞いているかといえば、指定団体が果たしてきた

畠山和也

2017-02-15 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

畠山委員 調査を待ちたいと思います。  本題に入ります。  大臣は、所信表明で、生乳の生産流通について、需給状況に応じた乳製品の安定供給確保等を図るため、生産者補給交付金等交付対象となる事業者の範囲を拡大する等の措置を講ずることを述べました。この点にかかわってきょうは質問いたします。  私は、昨年十二月十三日の本委員会で、補給金支給交付対象を拡大することについて、それでは生産者側がばらけてしまうことにならないかと

畠山和也

2017-02-15 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  本題に入る前に、京都の米卸業者による米偽装疑惑について一言述べておきたいと思います。調査結果を待ちたいわけですが、それ以前にも一つ提起したいことがあります。  食品偽装は、繰り返し繰り返し発覚してきたたびに農水省としてさまざまな対策も講じてきました。事故米不正規流通事件が起きた後は米トレサが成立しましたけれども、当時の議事録を読むと、売買事業実態把握議論

畠山和也

2017-02-03 第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号

畠山委員 我が国の方針であるという答弁確認いたします。  それで、両首脳が合意した内容プレス向け声明、これは資料の三枚目につけているものですが、四島については、共同経済活動にかかわり協議を開始すると触れていますが、領土交渉内容としては触れられておりません。  資料の二枚目をごらんください。ロシアがプーチン大統領になってからの日本との共同声明における領土問題についての部分の抜粋を、二〇一三年の

畠山和也

2017-02-03 第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  日ロ首脳会談の結果と、今後の領土交渉の姿勢について質問します。  日ソ共同宣言から六十年がたちました。領土問題における日ロ交渉行き詰まりをどう打開するかは大きな問題です。元島民の平均年齢は八十一歳を超えました。  我が党は一貫して、平和的な領土交渉到達点国境画定の土台に据えるべきと主張してきました。すなわち、北海道の一部である歯舞群島と色丹島については

畠山和也

2016-12-13 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

畠山委員 経営のところにちょっと視点を当ててみますと、先ほど、朝いただいた統計で見ると、推計家計費は逆に減少しているんですね。ですから、一定の高乳価が安定して必要であることは間違いないですし、再生産可能な補給金単価になっていなかったのではないかということも考えられます。加えて、日豪EPATPP、そして日・EUEPAなど将来不安を増すような現実を前に、後継者などについても、先行きが不透明ということを

畠山和也

2016-12-13 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

畠山委員 今答弁がありましたように、きちんと申請がされて、大臣許可を受ければ可能であるという答弁です。今述べたように、現地は返済も含めて大変御苦労されている状況にありますので、この周知をさらに徹底していただきたいと思うんですね。必要な運転資金確保には相当御苦労されています。  ただ、こういう補助金で建てた設備をこのように担保とするには許可でやれますけれども、税金は容赦なくかかってくるということもありますので

畠山和也

2016-12-13 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  本題に入る前に、水産庁に一問伺いたいことがあります。水産業共同利用施設復興整備事業について確認いたします。  この事業は、東日本大震災で甚大な被害を受けた水産業復興へ、水産業共同施設加工流通施設などの整備に国と市町村で八分の七を補助する仕組みになっています。そのような交付金事業です。中小企業庁のグループ補助金もそうですけれども、この事業返済の時期を迎

畠山和也

2016-11-25 第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号

畠山委員 国産材などの利用に当たっては、これまでもですけれども、米国などからさまざまな圧力があったことが反映していると思うんですね。  そこで、冒頭に述べました木材利用ポイント事業制度について触れたいわけです。これは、平成二十五年四月一日から募集が始められて、一年半もの間に募集がされた期間のものでありました。  その目的は、次のように書いていました。関係者による地域材需要拡大の取り組みを促進し、

畠山和也

2016-11-25 第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号

畠山委員 そこで、今大臣答弁もありましたセーフガードについて一言、これも確認しておきたいと思います。  ただ、改めてカナダアメリカなどを見れば、カナダとは二国間林業委員会という機関がつくられるんですね。その点検項目日本セーフガード必要性とありますから、この議論廃止が向こうから言われる可能性も否定はできないと思います。  また、何より、輸入第三位であるアメリカとはセーフガードはありません

畠山和也

2016-11-25 第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  二〇一三年度、平成二十五年度決算にかかわり、そのときに行われていました木材利用ポイント事業TPP関係について伺います。  木材利用ポイント事業についてきょうは伺っていきたいわけなんですけれども、御存じのように、丸太の関税ゼロの時代から、林業においては苦難の時代が続きました。近年は国産材供給の努力が強まりまして、二〇一五年の木材自給率は三三・二%まで回復してきています

畠山和也

2016-11-22 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

畠山委員 技能講習の延長が貢献してきたことの答弁がありました。とはいえ、講習でありますから、その免除をなし崩しに拡大することには一般的に不安が残るのは当然です。  そこで、きょうは警察庁にも来ていただいています。銃刀法にかかわることですので、確認いたします。  猟銃免許にかかわる講習意義と、過去もこのように延長してきたわけですが、免除しても構わないとしてきた理由について述べてください。

畠山和也

2016-11-22 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

畠山委員 今答弁がありましたように、複合的な要因によって被害が拡大してきたということです。  そこで、まず取り上げたいのが、狩猟者の育成、確保の問題です。過去二回、特措法において、技能講習免除が行われてきました。特定鳥獣被害対策実施隊員は当分の間、それ以外の被害防止計画に基づく対象鳥獣捕獲等に従事している者は二年間という内容です。  これは、講習負担が重くて、その機に免許更新を行わない人がふえるのに

畠山和也

2016-11-22 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  きょうは、野生鳥獣による農作物被害現状対策について質問を行います。  この五年間の農作物被害についての政府統計では、最大二百三十九億円から直近は百九十一億円と、大体二百億円前後で推移してきています。金額以上に、農家にとっては、営農意欲の減退などにもつながる重大問題であることは間違いありません。  そこで、まず農水省に伺います。被害が拡大してきた要因をどのようにお

畠山和也

2016-11-17 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

畠山委員 そこで、十四日の参議院TPP特別委員会組勘制度の認識を問われたときに、山本大臣が、農協を利用しない販売がしづらいとか、畜産などは少々利用しづらい、改善に向けた方策を模索したいなどとの答弁をしています。議事録を読みましたが、質問にかみ合っていない答弁だと私は思いました。  そこで、きょうは質問時間もないので、ずばり聞きます。  山本大臣は、ワーキンググループが提言している直ちに廃止という

畠山和也

2016-11-17 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

畠山委員 参議院審議もしておりますし、きょうはこれ以上のことは問いませんけれども、ただ一つだけ指摘しておけば、参議院委員会でもありましたが、TPPの機構として、TPP委員会附属書—Dの表を検討することを任務としていることが先日取り上げられているはずです。それは、わざわざ括弧書きで、「(関税の撤廃時期の繰上げによる修正に限る。)」ことがTPP委員会任務として書かれています。  ですから、政府

畠山和也

2016-11-17 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  山本大臣が就任して、きょう所信質疑を行うということになりましたので、一言、やはり冒頭に、二度にわたる暴言については申し上げなければなりません。  大臣という行政府に身を置く者でありながら、立法府に踏み込み、強行採決を促すような発言が一回目でした。それを撤回、謝罪しながら、あの発言は冗談だったと言ったあげく、パーティー参加農業関係者に対して、農林省に来れば何

畠山和也

2016-11-10 第192回国会 衆議院 本会議 第10号

畠山和也君(続) 各国の経済主権を尊重しながら、民主的で秩序ある経済の発展を目指す平等互恵の貿易と投資のルールづくりこそ、世界の流れです。日本が進むべき道は、TPPではありません。  日本共産党は、引き続き、TPP協定の全容と問題点を明らかにするとともに、国民の世論と運動とかたく結んで批准を阻止する決意であることを表明して、反対討論を終わります。(拍手

畠山和也

2016-11-10 第192回国会 衆議院 本会議 第10号

畠山和也君 私は、日本共産党を代表して、環太平洋パートナーシップ協定及び関連十一法案に断固反対討論を行います。(拍手)  何よりまず、TPP特別委員会における質疑打ち切り採決強行に厳しく抗議するものです。我が党は、結党以来、強行採決をしようと考えたことはないと述べた安倍首相の目の前で、国会ルールを踏みにじり、慎重審議を求める国民多数の声に背く暴挙が行われたのです。  そもそも、山本農水大臣の二度

畠山和也

2016-10-31 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号

畠山委員 ありがとうございました。  ISDSにかかわって、鈴木参考人岩月参考人、ちょっと時間の関係もありますので、お二人に初めに質問をさせていただきます。  まず、鈴木参考人にですけれども、ISDS国民的にもなかなかわからないと言われておりまして、先ほどからあるように、過去に条約で触れられていることではありますが、日本共産党としては、TPP反対立場ではありますけれども、やはり中身はこの機会

畠山和也

2016-10-31 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号

畠山委員 ありがとうございます。  そこで、福井参考人にも、似たような角度と、もう一つ、非親告罪化の問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど福井参考人資料で、今私が述べたような支払い負担の問題について記載がありました。こういう状況の中で、もちろん、知的財産においては、TPP協定議論の中で医療分野をめぐっても広く議論がされてきたところではありますが、そもそも、著作権のあり方と経済産業

畠山和也

2016-10-31 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  四人の参考人先生、きょうお時間をとっていただきまして、本当にありがとうございます。私からも改めて感謝を申し上げます。  早速、四人のお一人お一人に質問をさせていただきます。  まず、土肥参考人にお伺いいたします。  著作権の問題については、先ほど福井参考人からもありましたけれども、今、コンテンツ産業としてこのように市場としてもどんどん広がっている状況がある

畠山和也

2016-10-28 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号

畠山委員 つまり、政府がお金を入れている共済、例えば、小規模企業共済中小企業倒産防止共済中小企業退職金共済など以外は、一般共済もこの金融サービス章対象となり得るということで確認いたします。  それで、では何にこの共済をめぐって心配の声が上がっているかといえば、保険と同等に競争環境に置かれるという心配の声です。  そこで、USTRなどからの問題などはずっとこの委員会でも出されてきたわけです。

畠山和也

2016-10-28 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  きょうは時間が短いですので、早速質問をさせていただきます。  きょうは、第十一章の金融サービスについて伺います。  TPPは、広くサービス分野対象となり、国内外の競争にさらされます。そこで、心配の声が上がっているのが共済分野になります。これは同僚議員がきょうも午前中、質問を行いました。  御存じのように、共済の原点は助け合いです。営利を目的としないで、仲間同士

畠山和也

2016-10-27 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号

畠山委員 ありがとうございました。  続けて、崎出専務さんにお伺いいたします。聞きたいテーマは、国内向け輸出向けをどう考えるか、基本的なことについて伺いたいと思っています。  冒頭に、台風被害噴火湾の方を回ったということを私述べましたけれども、今回の台風被害のみならず、ことしはへい死が多かったというふうに聞きました。ザラボヤも、一旦とまったものも、ことしはまた発生が多かったということもあわせて

畠山和也

2016-10-27 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号

畠山委員 ありがとうございました。  続いて、中原先生にお伺いします。お聞きしたいのは、酪農畜産にかかわってです。  北海道酪農は、つい先日まで、三年連続酪農家が二百戸、年間離農、離脱するという状況などもありました。それで、TPPがあろうがなかろうが、生産基盤強化対策が必要だということも言われてきました。  私も、比例北海道選出で、多くの酪農などの現場は見させていただいたつもりではありますけれども

畠山和也

2016-10-27 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  四人の陳述者の皆さんには、お時間をとっていただき、このような御意見を聞く機会をつくっていただいたことに、私からも初めに心から感謝を申し上げます。四人の皆さんそれぞれにお聞きしたいと思いますので、陳述のお時間について御協力をお願いいたします。  初めに浜出専務さんにお伺いいたします。  台風被害で、噴火湾の方に私が調査に行ったときに、耳つりですとか、かごも含めて

畠山和也

2016-10-18 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号

畠山委員 国会審議はもちろんです。他国はそれ以上に心も砕いて説明会やパブリックコメントを行ってきているということを日本政府としても学ぶべきであるし、その前のめりの、批准が先にありきのような姿勢に国民が不安を持っているということは指摘しておきたいと思うんです。  先週、私は新潟県へ行きました。農業団体の方とも懇談をしましたが、TPPはもとより、農協改革、あるいは農地の企業所有、生乳の指定団体制度

畠山和也

2016-10-18 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号

畠山委員 肝心なことは、早く承認するかではなくて、日本国民にとってTPPがどのような協定か、徹底審議をして明らかにすることではありませんか。  批准の手続を完了していない国もただ様子見ではない状況にあることを、総理御存じでしょうか。国民から意見を聞くなどの機会を行っている国があるのは、総理御存じですね。

畠山和也

2016-10-18 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号

畠山委員 日本共産党畠山和也です。  総括的な質疑ですので、総理にしっかりとお答えいただきたいと思います。  TPP審議は始まりましたが、協定文などの誤訳の問題、またSBS米の価格偽装疑惑などが発覚をしました。しかし、総理TPPの批准を急いでいます。  アメリカ大統領選挙でTPPが一大争点になりました。候補の二人が反対姿勢の中、総理は本会議で、国会TPP協定が承認され、整備法案が可決すれば

畠山和也