1947-11-10 第1回国会 衆議院 農林委員会 第44号
従つて災害のあつたところ、なかつたところ、これをさかのぼつて水稻について新制度を適用していくことにつきましては、お話のような關係は起つてこないのであります。 第三番目に、ただいま申述べましたように、政府の特別會計においても五億園ばかり支出増になる。これは全體を通覧いたしますれば、さらに七千萬圓は出る。そういうことになります。現在まで資金計畫というようなわくの中に繰入れてはおりません。
従つて災害のあつたところ、なかつたところ、これをさかのぼつて水稻について新制度を適用していくことにつきましては、お話のような關係は起つてこないのであります。 第三番目に、ただいま申述べましたように、政府の特別會計においても五億園ばかり支出増になる。これは全體を通覧いたしますれば、さらに七千萬圓は出る。そういうことになります。現在まで資金計畫というようなわくの中に繰入れてはおりません。
わが國の農業といたしましては、いろいろ進んではまいつておりますが、とかく最近は増産で伸びる部分ということは少くなつて、災害を防除するということによつて實質上増産になる部面が非常に多いので、十分力を入れたいと考えておる次第であります。
つまり指定炭鑛の管理というものは、御承知のように、炭鑛の生産の増強という點につきましての管理が主體になりますので、災害を受けました炭鑛の復興に對する政府の援助というものは、指定をしたかしないにかかわらず、これは行うべきものであり、行い得るという點から、指定を取消すというように考えておる次第であつて、災害を受けて炭が出ない。
この補助は勿論よいことであつて、災害などの際にはできるだけ高率の補助をして頂きたい。全額補助が一番願わしいのでありますが、漁港になると船溜りも含めまして、甚だ予算が少くて、農林省関係は我々は平素からこの行き方に対して非常に不満に思つておつたのであります。
○委員長(赤木正雄君) 私ちよつとお伺いしたのですが、今までの例によりますと、ややもすると砂防をやる所は何分不便な所ですから、まだ充分調査もできていない、從つて災害復旧に当りましてもややもすると、そういう所は復旧箇所から除かれている点も間々あります。
私共といたしましての考といたしましては、災害のための豫備金というようなものを、經濟安定費の中に設定しておいて貰つて、災害には機動的に直ぐにその災害の輪郭を大掴みに掴みまして、直ぐに出せるようにと、これを理想として主張いたしますけれども、現在のところそこまで取進んでおらんことを遺憾に存じておりますが、かような議會の委員會におかれても、側面的に御支援頂きたいと考えております。
そのために非常に冠水期間が長くなつて、災害を大にするという御意見でございますが、そういう事實が方々にあることはまことに遺憾な事實でございます。殊に東北本線の石越附近、あるいは一關、寄居附近は、今囘再度の災害によりましても、その事實を證明いたしたのでありますが、それにつきましては目下改善の設計をやつておりまして、一應今囘、災害の當面の處置がつきましたならば、ただちに改善いたしたいと考えております。
關東の大震災、あるいは戰時中の各都市の災害を考慮しましても、戰時中の各都市の災害の状況は決して戰時中に加えられたる敵の攻撃の大小によつて災害が定まつたものでなく、その都市の平素における強力なる組織と統制と諸準備のいかんによつて災害の大小がきまつたことは、最も深くわれらの惱裡に今なお存するところであります。
從つて災害保險は厚生省に統一をすべきか、又は災害の種類によりましてそれぞれ分割すべきであるか、こういうことはいろいろの意見がありまして論議をいたしました結果、今のところにおいては厚生省に纒めないで分けよう、こういうことになりまして、労働省置設に伴い労働者の災害は労働省へ、それから船員の災害保險問題は運輸省へ、一般の災害問題は厚生省へ、こういうふうに三つに分けまして、それぞれ十分その任務に当ろう、こういう
或いは土地によつて災害などがいろいろ変つて來るような場合も予想できるのであります。例えば大火災の救助もすれば、そういうふうに対應した計画もえられます。非常に災害の種類が多いという点を御了解頂きたいのであります。 それに対應するいろいろな施策ということになりますと、例えば大臣は利根川の災害を一番眞近な例としてお引きになつたのであります。それでああいうふうに仰せられたのであります。
參議院の運輸交通委員會におきましては、この突如として現われたこの災害に對して、政府當局としては相當の手を打つておられることと我々は萬々承知はしておりますが、この災害地の水浸しになつて災害者のことを考え、且つ食糧の目前に追つておる今日、交通のことを慮れば一日も早くこの鐵道の上に汽車を走らすことを、恐らく災害地及び全國民は非常に念願しておるで點あろう、かように考えますから、十分その點は努力の上に一つ努力
する實情がはつきりわかりませんことの心配と、それから埼玉縣におけるこの水をいかにして防ぎ、殘された人をいかに安全地帯に救出するか、及び罹災した住民に對していかに適切なる救助を與えるかというようなことを、應急の問題として私ども考えておるのでありまして、これが將來人心の上に、ひいて治安の上にどういう影響を及ぼすかという點については、政府としても、縣としても、全力をあげて救助の萬全を期するということによつて、災害
又この二十五條の二をここに挿入することによつて、來年一年を以て権利関係はその後十年続きますけれども、少くも法律の実体といたしましては、來年一年を以て終了すべきこの法律が、この規定によつて災害ごとに運行して來ることの実情に至るではないか、然らば永久法律となる。
○原口忠次郎君 大臣の御説明によつて災害について御心配をしておられることはよく承りました。非常に意を強くするのであります。
從來と違つて國庫から國民の税金をお上げして、それによつて災害のあつた場合に、お見舞或いは義捐金、その他の御奬勵に御下賜になるということは、封建的なやり方でないかという御話もありましたが、私共はこれらの事柄はもつと充實したやり方をして頂きたい。何といたしましても國家の象徴であり、國民結合の象徴であつて、國民全般の崇敬の頂點であるので、親樣と差はないのであります。
從つてあくまでこれは全體の通觀いたしました災害費というものを見積つて、これを茨城縣の方へ提供いたしまして、その中からそれがいかように使われるかということによつて、災害救濟と考えていただきたい。かように思うのであります。
從つて災害の社會性を認める以上は、災害の犠牲負擔の均分化ということが問題になるのであります。災害を受けたところの住民だけがその災害の犠牲を負擔するのではなしに、かかる不徹底なるところの治山治水の對策の結果生じたところの損害というものは、社會全體がその犠牲を均分にしようという意味におきまして、この際政府は速やかに決定的に全額國庫負擔のもとに、この災害住民の復興に努力すべきものと考えるのであります。
砂防につきましては戦争以來非常に過伐に濫伐を加えて、山が荒れに荒れ果てておるというような状態で、従つて災害というものは今年度ばかりでなくて、私の見るところでは、なおここ十年近いものは、今年と同じような状態を繰返すのではないかと考えております。
それが必要であることは私どももよくわかるのでありますが、罹災救助といいますいわば救助の中でも應急救助という、さしあたつて災害が起きてから一週間なり、あるいは十日なりの間に保護して、そうして社會の秩序を維持していくというようなねらいにありまする災害救助法としては、その一戸々々になつた住宅についてまで、應急の救助として直してやるということは、ちよつとできないのではないだろうかということを申し上げたのであります
勞働大臣の所管する事務は、大體において今申上げた通りでお分りだろうと思いますが、これを更に申上げるならば、勞働組合、勞働關係の調整である、或いは最も今日切實に痛感しておる問題は、勞働者をして健全なる勞働組合主義の上に立つ運動をして貰いたいという意味において、勞働に關する啓蒙宣傳、それから先程申上げた勞働條件の維持改善、或いは勞働者の災害補償、或いは勞働者災害補償保險等によつて、災害に遭つた場合に氣の