1951-05-15 第10回国会 衆議院 通商産業委員会 第26号
————————————— 本日の会議に付した事件 小委員の補欠選任 公述人の選定に関する件 計量法案(内閣提出第一三七号) 計量法施行法案(内閣提出第一四〇号) —————————————
————————————— 本日の会議に付した事件 小委員の補欠選任 公述人の選定に関する件 計量法案(内閣提出第一三七号) 計量法施行法案(内閣提出第一四〇号) —————————————
それでは計量法案及び計量法施行法案を一括議題といたしまして質疑に入ります。質疑の通告があります。順次これを許します。中村幸八君。
今回政府におきまして、現行度量衡法を全面的に改正いたしまして計量法並びに計量法施行法案を提案されましたことは、計量の適正を確保し、経済の発展と文化の向上に寄与するところ、まことに大なるものがあると確信いたすものでありまして、この点喜びにたえないのであります。そこで私は、以下順次法案の順に従いまして御質問をして行きたいと存じます。
————————————— 本日の会議に付した事件 ○高圧ガス取締法案(内閣提出) ○計量法施行法案(内閣送付) ○本委員会の運営に関する件 —————————————
金塚 孝君 加藤 鐐造君 出席国務大臣 通商産業大臣 横尾 龍君 出席政府委員 通商産業事務官 (通商繊維局 長) 近藤 止文君 委員外の出席者 専 門 員 谷崎 明君 専 門 員 大石 主計君 専 門 員 越田 清七君 五月九日 計量法施行法案
そこで通商産業省としては、昭和二十一年十一月よりこれが改正に着手し、種々検討を加えて来ました結果、今回計量法の成案を得た次第であります。 計量法案は、現行度量衡法を全面的に改正しようとするものでありますが、その改正の要点は左の通りであります。
そこで通商産業省としては、昭和二十一年十一月よりこれが改正に着手し、種々検討を加えて来ました結果、今回計量法の成案を得た次第であります。 計量法案は、現行度量衡法を全面的に改正しようとするものでありますが、その改正の要点は左の通りであります。
計量法なんかもやがて姿を現わすでありましようが、これはみんなやはり問題がある。われわれはこういう場合において、いわゆる国際経済の一環というものが、言いかえれば日米経済協力である。しかも日米経済協力というものは、これはアメリカの軍拡の一環として、日本が再軍備させられるということになるわけであります。それらはずつと筋が通つておる。その問題の一環としてこれを見る以外にはなかろうと思う。
大体提案の御趣旨はわかるのでありますが、測定設備の規格、設備そのものの規格の問題につきまして、計量法なんかともにらみ合せて、やはり統一的な規格水準というか、規格の方式というか、そういうふうなものが考えられておるわけですが、これは計量法案はまだ出ないけれども、いろいろ今までの度量衡と違つて来るという問題があるわけですが、測定器その他の設備について、何か特別な問題がありましたら伺いたい。
それは一例を申しますと、計量法ですか、私の聞きましたところでは、計量法などにも、こちらの勧告と違つておる点があるということがわかりまして、法制局のほうから私どもの事務局のほうへ話がありまして、意見を徴されたということであります。
それから次の計量法でございますが、これは現在度量衡法として実施されております法律を全文改正いたしまして、計量法として新しく提出することにいたしたわけでございますが、現行法の度量衡法は明治四十二年の法律で、非常に古い法律である関係から、いろいろな点におきまして現在の時勢に即しないという関係から改正しようというのが、この趣旨でございます。
これの順序によつて一応御説明申上げますが、先ず一覧で申上げますとたくさんこの件名が並んでおりますが、余り大した法律は少うございまして、先ず大きなものといたしましては計量法、それから産業機械設備近代化法、大体まあこの二つが特にこの中では重要性のあるものでございまして、その他は大概雑件に該当するという程度であります。
計量法の施行法、これは計量法の施行に伴いまして、経過規定を設ける必要がありますので、この法案をつくりたい。それから計量法、現行の度量衡法を時勢に即応しまして、根本的に改正いたしたいと考えておるのであります。それから輸出信用保險特別会計法の一部を改正する法律案、これは輸出信用保險を通じまして輸出振興を確保するためにどうしても改正しなければならぬ点がありますので、この点を改正いたしたい。
本国会で御審議願おうと思いまして、せつかく司令部とも折衝を続けておりました計量法のごときは、條文において何百條となります。しかもこれに対しまして度量衡器に関しますあるいは許容誤差の規定等、技術面にわたるものも本法に入れたいと思いまして、非常な努力を拂つております。関係向きもさような意向のように推察して当方としてはやつております。その結果きわめて大部な法律になる。さような欠陷もある。
○駒形説明員 先ほどお話がありました計量法というのは、電気関係を実は含んでおらないのでございます。電気の方は電気測定法というものによつて行われておりまして、その中には含まないものでございます。それからアメリカからの計器の輸入の問題につきましては、向うの計器は相当品質はいいのでございますけれども、相当高価なもののようでございます。
○風早委員 今回本国会に計量法が出るということになつておるはずでありますが、その内容を見ますと、計量單位といいますか、計量の確度というものが非常に嚴密になつております。今までの度量衡法とは比較にならないような、非常にむずかしいものになつておるように思われるのでありますが、そうした場合、この電気計器というものの生産の面でも、やはり今までとは違つて来る点がありはしないか。