1949-11-19 第6回国会 衆議院 本会議 第13号
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました災害防止国土保全に関する決議案の発議者を代表いたしまして、簡單にその趣旨の説明を申し上げたいと思いまするが、まずその決議案を朗読いたします。 災害防止国土保全に関する決議案 近時わが国においては、国土の荒廃はなはだしく、台風その他によける被害は、財政ひつ迫 に基く復旧事業の不完全と相まつて、逐年累増せられる状況にある。
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました災害防止国土保全に関する決議案の発議者を代表いたしまして、簡單にその趣旨の説明を申し上げたいと思いまするが、まずその決議案を朗読いたします。 災害防止国土保全に関する決議案 近時わが国においては、国土の荒廃はなはだしく、台風その他によける被害は、財政ひつ迫 に基く復旧事業の不完全と相まつて、逐年累増せられる状況にある。
すなわち、大内一郎君外四十四名提出、災害防止国土保全に関する決議案は、提出者の要求の通り委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。
災害防止、国土保全に関する決議案は、これは災害対策委員会全体として解決かついたそうでありますから、これはわれわれ反対すべき筋合いのものてないし、すみやかに上程して決議を執行していただくがよいと思います。
決議案は昨日案文を差上げましたが、六・三制の完全実施に関する決議案、それから苫米地さんの科学技術擬興に関する決議案、それと共産党から出ております古美術保存に関する決議案、失業対策促進に関する決議案、給與ベース改訂に関する決議案、災害防止国土保全に関する決議案、これは大内一郎君外四十四名のもので、災害対策委員会から出ておる決議案であります。これはみな委員会の審査省略の要求をいたしております。
一応この際数の多いこの決議案の処置については、すでに委員会全体の意向として持ち出されおる災害防止国土保全に関する決議、これは上程することにして、そのほかのものは当然委員会にまわして、なるべくすみやかに審議をしてもらいたい。人権擁護と結核対策、これも委員会に回付されたい。講和條約の問題に関する特別委員会の件は、前からの懸案でありますので、これは切り離して、もう少し御議論願いたい。右提案いたします。
小山 長規君 鈴木 善幸君 永井 英修君 中村 清君 野村專太郎君 若林 義孝君 福田 昌子君 門司 亮君 小林 運美君 森山 欽司君 池田 峯雄君 奧村又十郎君 田中不破三君 ————————————— 本日の会に付した事件 小委員会設置に関する件 災害防止国土保全
本決議案を効果あらしめるため、災害防止国土保全に関する法律案を当委員会において起草することとし、同法律案起草小委員会を設置せられ、小委員及び小委員長の選任については委員長において御指名あらんことを望みます。
本特別委員会におきましては、去る十四日及び本日理事会を開会し、協議の結果災害防止国土保全に関する決議案を起草いたすことに決し、お手元に配付しましたような案文を作成いたしたのであります。ただいまよりこれを朗読いたします。
本委員会が今までの活動を本日をもつてまとめたものを委員会の決議としてこれを決定すると同時に、今日までの委員会の活動において果し得なかつたことに根本的な対策の問題、そうしたことにつきましては、いわゆる国土保全の総合的見地に立ちまして、来るべき国会におきましては、十分そうした見地から強力なる案の策定が進められるような権威ある委員会が引続き設置せられまして、いろいろの関係から本日までにわわれの果たし得なかつた
そういうような観点とさらにあわせましてただいま発言のありました国土保全あるいは災害を未然に防止する、これに対する考え方についてはただいま発言のあつたような方向にぜひこれを持つて行くべきではないかということに帰一するのであります。
かく一致をいたしましたところの委員長の報告、また現地の希望等から見まして、今日の私どもの仕事は、單なる災害の復旧にあらずして、今後の災害の根本的予防、別の言葉で申せば、国土保全と申しますか、これに対する根本対策を確立すべきときになつておると存じます。
たとえば河川については河川、森林には森林、あるいは砂防と、法律がいろいろ別々の形で別個の立場から行われておりますが、総合的な国土保全という立場から、今後は災害復旧を考えていただきたい。從つて、その経費についてその都度これを政府の予算中からやり繰りして出すというのでは間に合はない。一定の相当額の特別の資金をもつて、必要がありますならば特別に起債のわくを大きくする、そして必要なところに振り向ける。
それから山林についてのお尋ねでありますが、これは土地以上に私は国土保全、耕地保全または森林資源の保全という立場から、最も愼重に考えなければならぬ点と思うのであります。この点については、必ずしも今の山林所有者を分割して小さなものにわけるということがよいとも私は考えません。