1989-06-14 第114回国会 衆議院 商工委員会 第7号
このベンチャーキャピタルの投資残高は、これも八七年末で見ますと、当時の円で約四兆二千億円になりますが、こういうベンチャーキャピタルは、スタートアップ段階での企業に対する投資が全体の二〇%と非常に高率を占めておりますところが特徴でございまして、先ほど御説明申し上げております我が国のベンチャーキャピタルとは異なるところかと思われます。
このベンチャーキャピタルの投資残高は、これも八七年末で見ますと、当時の円で約四兆二千億円になりますが、こういうベンチャーキャピタルは、スタートアップ段階での企業に対する投資が全体の二〇%と非常に高率を占めておりますところが特徴でございまして、先ほど御説明申し上げております我が国のベンチャーキャピタルとは異なるところかと思われます。
我が国の場合には、いずれにしましても、現在のようなさまざまな制度、仕組みのもとにおきましては、なかなかスタートアップのところから事業のバックアップをすることができないということが、これは事実としてあったわけでございまして、そういったことの反省に立ちまして、今回こういった法案を御提案し、債務保証あるいは産業基盤整備基金の出資によります新しいべンチャーキャピタルの設立等も工夫をいたしているところでございます
○工藤(晃)委員 先ほどアメリカはスタートアップ段階からといいますけれども、アメリカと日本で大きな違いがあるのですね。アメリカで、スタートアップ段階からは、マイナー市場というのがありまして、そして小さな会社のスタートアップを支援する。しかし同時に、一回目ですぐに公開してキャピタルゲインを得られるような、そういう小さな店頭市場もあるわけですね。
だからスタートアップの段階でこうしたベンチャーキャピタルが必要だというのはわかるのですけれども、今のお話ですと、今民間にベンチャーキャピタルが幾つかありますね、それにスタートアップのときにお金を出しなさいよという条件で既存のベンチャーキャピタルを通して出資をするという形をとるのか、今あるベンチャーキャピタルはどうせスタートアップのときよりもむしろ途中でもってもうかりそうだなと思ったときに金を出していく
○政府委員(福川伸次君) この程度の助成措置で果たして事業がスタートアップをするだろうか、こういうお尋ねでございます。 もちろんそれは、助成措置は今の公共性と収益性、これをどういうふうに組み合わせてつくるかということでございますが、私どもとしては、どうもこの大変な厳しい財政状態の中ではこのような措置、呼び水の措置というのが私どもとしては最大努力をいたしたところでございます。
○椎名委員 少し話は細かくなりますが、いま産業技術としての原子力技術の確立の中で、稼働率の向上その他ございましたけれども、原子炉を設計するに当たって、最初は、とにかく本質的に危険性があり得る技術であるということから、なるべく簡単なやり方でやろうというのが最初の考え方じゃなかったかと思うのですが、そのうちにだんだん電力のネットワークの中などに組み入れていって、できれば早いスタートアップとか、あるいはとめたり
○佐藤(淳)政府委員 高圧ガスという非常にバランスを要する工程の中でこの作業が行われておりますので、先生御指摘のようにスタートアップあるいはシャットダウンという時期が非常に問題があるということでございますし、現実にそういう時期に事故が発生しているケースが非常に多いわけでございます。
それからさらに、この中に盛り込まれますところのマニュアル等につきましては、定期的な見直しをやらなくてはいけませんし、いろいろ内容を改めていくということも必要でございまして、その辺の危害予防規程の制定、改廃の時期、手続、方法等も定めますし、マニュアル類の大綱及びその制定、改廃手続あるいはスタートアップあるいはシャットダウン等のような手続等々いろいろ盛り込みまして、いま言ったようにさせてまいりたいと思います
それから第二点の、この設備のシャットダウンあるいはスタートアップのときに事故が多くなっております。これは事故例を見ましてもそのとおりでございます。したがいまして、これを具体的にこういう形の事故を防止するためには作業標準を的確に見直してみる。それから休日、夜間作業を極力避ける。それからシャットダウンをするとかスタートアップをするときには、管理者——管理級の技術職員が必ず立ち会う。