2013-12-05 第185回国会 参議院 本会議 第12号
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、日本共産党を代表して、大久保勉委員長の解任決議案に断固反対の立場で討論を行います。 ただいま議題となりました大久保委員長の解任決議案は、その理由で、委員会開会、法案審議に向けて何ら努力をしなかったとしていますが、全く事実と異なっており、到底、正当な理由があるものとは言えません。 与党は、今国会の会期末まで数日しかない下で、各会派の合意を得ないまま
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、日本共産党を代表して、大久保勉委員長の解任決議案に断固反対の立場で討論を行います。 ただいま議題となりました大久保委員長の解任決議案は、その理由で、委員会開会、法案審議に向けて何ら努力をしなかったとしていますが、全く事実と異なっており、到底、正当な理由があるものとは言えません。 与党は、今国会の会期末まで数日しかない下で、各会派の合意を得ないまま
○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、産業競争力強化法案に対し、反対討論を行います。 討論に先立ち、与党の乱暴極まりない議会運営に対し、厳しく抗議するものです。基本的人権と表現の自由を侵害する希代の悪法、秘密保護法案に反対し、廃案を求める声は、審議が進むにつれて広がり、強まっております。与党は、何が何でも今国会で成立させると強権的な委員会運営に終始し、本会議の開催時刻まで遅らせるということを行
○倉林明子君 ルネサスは、二〇一二年の十二月にこの一千五百億円の資金調達の方針を発表しております。今ありましたように、そのうち産業革新機構が九二%を出資するという方針となっておりました。 この昨年、二〇一二年の十二月の時点で、ルネサスは既に国内工場十八のうち十工場を閉鎖、売却いたしまして、一万四千人の人員削減計画を進行させていたさなかでありました。加えて、今年八月に新たな人員削減計画を打ち出しまして
○倉林明子君 地域への影響は極めて大きいということなんですよ。 国内半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが、大規模な工場閉鎖とリストラ計画を進めております。産活法で認定を受け、投資を受けております。その投資総額と、そのうちの産業革新機構からの投資額、これ、幾らになっておりますでしょうか、額でお願いします。
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。 電機産業は、製造業の中でも最大の雇用を支え、二〇一一年の労働力調査でも自動車産業を上回る百四十二万人の雇用を確保しているということです。さらに、一次、二次下請入れますと、パナソニックグループ、シャープ、これだけでも四万社、雇用は一千百万人と言われております。この電機産業の動向は、日本経済と国民生活にとっても本当に極めて大きな影響を与えるものだというふうに
○倉林明子君 再び冨山参考人にお伺いしたいと思います。 いただいた資料の中で、冨山参考人の御意見として出されていたと思うんですけれども、国際比較をすると、日本の地方と中国の沿岸部、賃金比較では日本の地方の方が安いと、こんな状況になっているという御意見を述べられていたかと思うんです。 コストを考えれば地方への企業進出が進むのではないかというような議論があって、だけど進んでいないと、そのことに対して
○倉林明子君 雇用の問題で大企業の二割のお話ありましたけれども、大企業の中にも正規雇用、非正規雇用、非正規雇用が極めて拡大してきているという実態があると思うんですね。 その上で、井上参考人に質問したいと思うんですけれども、大企業の現場でも雇用の在り方が現在でも多様化してきていると思うんですね。そんな中で、さらに、日本再興戦略の中では多様な働き方ということで掲げられているわけですが、今でも非常に問題
○倉林明子君 本日は、三人の参考人の方に意見をお聞かせいただいて、本当にありがとうございました。 最初に冨山参考人にお伺いしたいと思うんですが、先ほど解雇の現実ということでお話がありました。問題は大企業の外の八割のところに問題があるんだということでございました。実態として、私聞き及んでおりますところによりますと、大きな名立たる大企業のところでも万単位の、何万人単位のリストラが進められると、こういう
○倉林明子君 ありがとうございます。
○倉林明子君 立憲主義についてお話しいただきました。 改めて、さきの参議院選挙、総選挙もそうだったんですけれども、自民党さんの改憲案の提案も含めて、国民の中では大きくやっぱり憲法が焦点になった選挙でもあったんじゃないかというふうに思っております。九条を変えるということと併せて一つの争点にもなりました九十六条の改正についてどう考えるのかということで、我々、当然この三分の二の規定については重いものだというふうに
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。今日はありがとうございます。 初めての調査会ということで、国の統治機構に関する調査をこれから始めていくというときに、私、大変大事にする必要があると考えておりますのは、日本国憲法の基本的人権保障、国民主権、平和主義、基本原則をまず踏まえて議論していく必要性があるんだというふうに認識をしております。 そこで、お二人の参考人にお聞きしたいんですけれども、
○倉林明子君 推計とはいえ、多くの中小企業が利用したということは確実に言えることだというふうに思っております。 そこで、この金融円滑化法を利用された方々の実態を私どももつぶさにお聞かせいただいている中で、本当にそういう意味ではしんどい中で、中小企業を潰さずに事業継続をさせた、倒産させなかったって、本当に大きな意義もあったというふうに思っているんです。 そこで、金融円滑化法が終了して、その後、大胆
○倉林明子君 中小企業の活力の再生といった場合、資金力が乏しい中小企業にとっては資金調達というのは本当に大きな課題だと、その点では共通認識だと思っております。 そこで、二〇〇九年に施行されました金融円滑化法、これがリーマン・ショック以降、経営が悪化した中小企業にとりましては本当に歓迎された政策でございました。延長を繰り返しまして、今年三月に打ち切りとなりましたけれども、これ数字で確認をさせていただきたいんですが
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 産業競争力強化法案について質問いたします。 今日は、中小企業、地域経済というところをいかに活性化していくのかというところを焦点当てて質問したいと思っております。 そこで、本法案の目的では、国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与すると定め、中小企業の活力の再生のための措置と位置付けがされております。中小企業の活力の再生のため、こういう位置付けされているという
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、日本共産党を代表し、産業競争力強化法案について質問します。 本法案は、本年六月に閣議決定された日本再興戦略を具体化したもので、世界で一番企業が活動しやすい国を目指すとしています。 政府は、更なる規制緩和によって、企業の競争力を強化し、日本経済を再生させるとしていますが、本法案が目的で掲げているように、国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与するものとなるでしょうか
○倉林明子君 結局、自由化部門は販売量でいうと六割、ほぼ。ところが、利益のところで見ると、原発も稼働していたときで九%と。さらに、原発が止まった部分も含めた部分でいうと、大幅な千三百六十一億の赤字ということになっていますね。規制部門、いわゆる家庭部門が利益の底をしっかり支えているという構造になるんじゃないかと思うんですね。 そこで、改めてもう一つ数字を確認したいんですけれども、自由化部門の中でも大口利用者十社
○倉林明子君 今いただいた数字は、原発事故前、値上げ申請のときということですから、二〇一〇年までの五年間の数字ですね。 そこで、お聞きしたいのは、さらに直近のデータも出ておるということで、二〇一二年までの五年間の平均について、これは赤字に当然なっておりますので、利益のところは利益の数字でお願いいたします。
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 電気事業法改正案について質問いたします。 まず、料金問題で質問をしたいと思います。 電気は国民生活、経済にも欠かせず、公益性は極めて高いものだと承知をしております。今回の法改正で、電気料金の最大限の抑制ということで目的に挙げられております。さて、それではこれまでどうだったのかということで振り返りたいと思うんですが、二〇〇〇年以降、小売部門の自由化が段階的
○倉林明子君 そこに踏み込んで、賃上げが中小企業でもできるような環境をどうやってつくっていくのか。是非、京都の産地の実態を御紹介いたしますので、御検討いただきたいなと思っております。 京都を代表します織物で、西陣織というものは国際的なブランドとなっております。この西陣織の生産の七割を支えているのが京都北部の丹後という地域になります。この丹後地方では、日本の和装用白生地、これの六割を生産しておりまして
○倉林明子君 そこで、十月二十五日、全国中小企業団体中央会など四団体に対して大臣自身が賃上げの要請も行われたというふうに伺っております。 そこで、中小企業や小規模事業者が賃上げを行えるような環境をつくっていく、これが経産省としても大変大事な仕事だと思いますが、いかがでしょう。
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。今日は地元京都の地場産業の問題について質問させていただきたいと思います。 最初に、茂木大臣は所信で、日本経済を支える全国四百二十万の中小企業・小規模事業者が果たす役割が鍵だというふうに述べられております。中小企業・小規模事業者が元気になってこそ地域経済、地域雇用が改善されるというふうに考えますが、いかがでしょうか。
○倉林明子君 おっしゃったように、世界最悪の海洋汚染だということが言えると思うんですね。 先ほど東電社長は、セシウム137、134合算での計算をされておりました。これ、原爆との比較をするため、広島原爆との量を比較するために、セシウム137だけで見てみますと、原発の港湾付近だけで三千六百テラベクレルと。さらに、原発機構の試算で、北太平洋海域に落ちたものということで試算がありまして、これ合わせて八千六百
○倉林明子君 規制委員長に確認したいと思います。 原発事故で、これほどの、これほど海が汚染された例が過去にあるでしょうか。
○倉林明子君 まず、東電の社長に質問したいと思います。 この汚染水問題の質疑に当たって、福島第一原発事故が一体どんな事故だったのかということを東電は絶対に忘れてはならないと思うんです。先ほどお話ありましたけれども、当時、逃げろとだけ言われて、放射能の汚染地域を幼い子ども連れて逃げ惑った母親、この苦悩は今も未来も続くものとなっております。さらに、原発さえなければということで命を絶った農民がおりました