1948-06-30 第2回国会 衆議院 予算委員会 第43号
その他亞炭の滞貨、亞炭行政、綿布の出荷状況の不良、遅延、日本蚕糸会の解散に伴う昨年度の價格差益金の処置、農業改良助長法、農業技術滲透費、現在上程の主要食糧確保法案等についての質疑應答がありましたが、なお質疑應答中、委員より政府側に対して希望または意見として申し述べられた事項をとりまとめますと、大体次の諸点であります。 一、農業協同組合を既得業者と差別される傾きがあるが、同様な取扱いを適当と認める。
その他亞炭の滞貨、亞炭行政、綿布の出荷状況の不良、遅延、日本蚕糸会の解散に伴う昨年度の價格差益金の処置、農業改良助長法、農業技術滲透費、現在上程の主要食糧確保法案等についての質疑應答がありましたが、なお質疑應答中、委員より政府側に対して希望または意見として申し述べられた事項をとりまとめますと、大体次の諸点であります。 一、農業協同組合を既得業者と差別される傾きがあるが、同様な取扱いを適当と認める。
○今井委員 農業改良助長法に伴う普及技術員の設置についてお伺いしたいと思うのであります。これは予算においては農業技術浸透費五億八百八十七万円に該当するものであります。これは農業技術指導農場の廃止に代るべきものと考えられるのでありますが、本年度設置される技術員の数は約五千名と承つております。
次に去る二十六日の衆議院の本会議を通過いたしました農業改良助長法に関する予算、その他の問題についてお伺いしたいと思うのであります。農業の改良助長法は、現下の農村及び將來の農村に対しまして、実に重大な意義のあるものであると思うのであります。農林常任委員会では割合に簡單に取扱つておりまして、実は二十六日の本会議に討論をする予定をしておつたのでありますが、時間の関係でこれを省略したようなわけであります。
大体この程度にいたしておきたいと思いますが、最後に委員長から特に政府に質問をいたしておきたい問題は、すでに各委員から指摘されましたが、本改良助長法を遂行するために、全体としての予算的措置が必要であるのに、われわれに配付された資料による予算関係は、從來計上されております試驗所関係のものが單に集計されておりまして、本予算の施行に必要なる予算的措置が行われていないのであります。
○政府委員(山添利作君) 只今提案理由の御説明がありましたが、それを若干敷衍する意味におきまして、差上げておきました農業改良助長法参考資料、この中のことにつきまして御説明をいたします。
○委員長(楠見義男君) これはこの前の第一囘國會の際の審議の状況でも御承知のように、實はこつちの方はざつと一遍かかつておる法案を總ざらいをやつて、それから二度上げ、三度上げというようにして行つたのですが、恐らく農業改良助長法も、一日くらいで質問應答をやつておるうちに、又次のことが思い浮んだりして來るのじやないかと思います。
○島村軍次君 協同組合法の改正案より農業改良助長法ですか、その方を先にということですが、地方から言いますと、協同組合法の改正案を急いで頂きたいと思います。
さらに農業改良助長法を提出するつもりであります。この農業改良助長法は、いろいろ各地方にありまする農業の指導助成についての補助金の交付等は法律でこれから明記しなければならなくなります。その趣旨に應じましてこの法律案を提出する次第であります。なおその他農藥取締法、農業災害補償法の一部改正等の法律も、今用意をいたしているわけであります。