先日小峯委員から御質問がありましたときに、私取違えまして、違つたお答えをしたのでありますが、要するにその点については、日本の技術が戰爭中十年ばかり非常に足踏みしておつた。そしてたとえば今日一つのローラーをつかまえましても、その機械が從來の半分の値段で、約十五分の一の力でキャパシティーが出るような品物を、最近私はカタログを見て驚嘆しておるのであります。技術の面にとにかく力を入れる。
○小峯委員 それに関連して伺つておきたいのでありますが、千七百五十億円の計算はどういう根拠で立てられておりますか、お伺いいたします。
○小峯委員 大藏大臣への質問は以上で終りましたが、安定本部長官に質問がありますので、これは保留して質問を打切りたいと思います。
○小峯委員 簡單に貿易資金特別会計に関して質問してみたいと思います。 昨年の末から最近まで、生糸の買上代金が相当に滯つているやに聞いております。これに対して今度のこの上程になつておる案で、その問題は解決する見込みかどうか。
○小峯委員 この法案の性質から討論は省略して、採決していただいたらどうかと思いますが、お諮り願いたいと思います。
○小峯委員 非常に苦しい財源の中からやりくりをして、また非常にせつぱ詰まつた勤労者の生活のために、一時手当を出すことになりました政府の労に対しましては、われわれは大いに多とするものでございます。しかしこの案を見ますと、いかにも間に合わせのような感じがしてならないのであります。
しかしその災害の問題につきまして、本委員會において、小峯委員の質問に對する大藏大臣の答辯によりまして、その點は了解いたした次第であります。がしかし災害の起つてくるゆえんを少しく研究してみますると、先般の關東の大水害、あるいはまた東北地方のあの水害の原因を調べてみましても、戰時中におけるところの山林の濫伐というものが、その原因をなしておるということに相なつておるわけであります。
○小峯委員 先ほど申し上げました通り、これは私ども希望の種になつておるのでありまして、せつかく連合軍にも懇請の上、一日も早くその姿がはつきりいたすように努力していただきたいと思います。なお本日の新聞に、對日輸出數百萬ドル、米國民間銀行で計畫化そうというような記事がありますが、これと囘轉基金制度とは全然關係ありませんか、伺います。
○小峯委員 ただいま御説明の中に、旱害對策費が五千萬圓という數字がありましたが、この旱害關係の陳情その他から勘案いたしまして、いかにもこれが申譯的な感じがいたしますが、政務次官はどうお考えになつておられますか。
○小峯委員 外國の民間からの投資というふうなお答えでありますが、その問題はなお發展する可能性ありとお考えになつておりますか。
○小峯委員 税務官吏の待遇改善に關する御答辯を承りましたが、政府もせつかく努力をしておられるようで、私ども一應了承いたします。ただ最近中央の税務署で比較的上級の官吏を募集したことがあるそうでありますが、なかなか定員に滿たなかつた。
○小峯委員 今日はこれでよろしゆうございます。
○小峯委員 東京都の件に關する御答辯はわかりましたが、私どもの考え方からいいますと、こういうような水害の對策に對して、いわば戰災の埋合わせのようなものが多少乘りかつておるような感じがするのであります。もちろん戰災の住宅が戰災都市に遲れておることはよく承知しております。
○山口(好)委員 先ほど小峯委員から質問がありましたが、この國庫補助による六坪の三千戸ですが、これはあるいは全額補助というわけにいかぬで、四分の三になるかもしれないといいますが、この補助は金で補助するのか資材で補助するのか、このいずれかによりましてまた計畫するところも違うと思います。この點をまず第一點として明確にしていただきたいと思います。
○小峯委員 今の補助の問題でありますが、九千萬圓というのは補助の費用でありますか、それとも、建物の價格で、そのうち四分の三に當るものを補助できるというふうにお考えになつておりますか。
○小峯委員 本件は二十二年度の當初豫算に計上されておるものでございますので、その實施は當然でありまして、むしろ實施の遲かつたことは、政府當局の怠慢だと言わなくちやならぬようなものだと思うのであります。
○小峯委員 先ほど川島委員から、でこぼこ調整の對象の實人員の質問がありまして、それにお答えがあつたのでありますが、私ども最近の行政のやり方を見ておりますと、非常に官廳職員が殖えるんじやないかと思います。
○小峯委員 私はきまつた豫算の中でやりくりして殖やすことを懸念しておるのでなく、行政のやり方がどうもそういう傾向にあるから、豫算に盛つたものでもよほど變つておる。どうか實員について、これは委員長から、正確な數字をお調べ願つて報告していただくように、お取次ぎ願いたいと思います。